橋本帆乃香、アニメーションスタジオのMAPPAとスポンサー契約 11月から

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卓球女子の橋本帆乃香(28)=デンソー=が11月2日、アニメーションスタジオの株式会社MAPPAとスポンサー契約を結んだと自身のInstagramで発表した。契約は11月から。MAPPAも同じ日に公式サイトで契約の締結を発表している。橋本は10月のアジア選手権女子団体決勝で中国から2勝を挙げたカットマンで、女子シングルスの世界ランキングは14位(10月27日時点)だ。
11月から始まったMAPPAとのスポンサー契約
発表は11月2日だった。橋本はInstagramに「ご報告」として投稿し、「11月よりアニメーションスタジオである株式会社MAPPA様とスポンサー契約を締結致しました」とつづった。
MAPPAも同日、公式サイトのニュース欄に「卓球女子・橋本 帆乃香選手とのスポンサー契約を締結」と題したお知らせを掲載した。日本卓球リーグのデンソーで活躍する橋本と、2026年11月に契約を結んだという内容で、会社として「人々に感動や喜びを届けることを目指す企業」と自らを紹介したうえで、競技の舞台で挑戦を続けるアスリートに深い敬意を抱いていると説明している。
お知らせの結びには「橋本選手の伸びやかなプレーと、その挑戦の先に生まれる感動を、MAPPA一同、全力で応援してまいります」とある。
契約金額や契約期間、ウェアへのロゴ掲出といった具体的な条件は、双方の発表には書かれていない。
本人が名前を挙げた『呪術廻戦』と『チェンソーマン』
橋本のコメントは、MAPPAのお知らせにもそのまま載っている。軸になったのはアニメへの思いだった。
「日ごろからアニメを見る事が大好きで、『呪術廻戦』や『チェンソーマン』など、MAPPA様が手がける作品も楽しんでいる私にとって、今回このようなご縁をいただけたことを大変嬉しく思います」
ファンとして作品を見てきたスタジオから、今度は競技を支えてもらう立場になる。コメントは「このご縁に心から感謝するとともに、卓球選手としてさらに成長した姿をお見せできるよう、これからも精進してまいります」と続き、「株式会社MAPPA様、ありがとうございます!今後とも応援をよろしくお願い致します!」と結ばれていた。
報道によると、Instagramの投稿には祝福のコメントが相次いだ。
世界ランク14位のカットマン、橋本帆乃香の歩み
橋本は1998年7月5日生まれ、愛知県出身。台から距離を取り、相手の強打を下回転のカットで返し続けながら、チャンスで攻撃に転じる「カット主戦型」の選手だ。MAPPAのお知らせも、世界でも数少ないカット主戦型のトップ選手として橋本を紹介している。
MAPPAのお知らせでは、2016年のインターハイでシングルス準優勝、2021年の全日本社会人選手権でもシングルス準優勝を果たしたと紹介されている。
ダブルスでは同じカットマンの佐藤瞳と組み、2019年の世界選手権ブダペスト大会で銅メダルを手にした。2024年11月のWTTファイナルズ福岡では、1回戦で中国の孫穎莎・王芸迪組を破り、決勝で大藤沙月・横井咲桜組に3-0で勝って初優勝。カットマン同士のペアがシーズン最終戦の頂点に立った。
所属は2017年4月からミキハウスだった。2024年度はすでに日本リーグへデンソーのゴールド選手として出場しており、2025年4月1日付で正式にデンソーポラリスへ移った。その2025年、シングルスで一気に結果が出る。WTTコンテンダーの太原、ラゴス、アルマトイの3大会で優勝し、世界ランキングは同年10月に自己最高の10位まで上がった。
2026年は日本代表の団体戦で結果を残した。5月の世界選手権ロンドン大会(団体戦)で女子団体の準優勝メンバーとなり、中国との決勝では蒯曼に3-1で勝っている。
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10月のアジア選手権で中国から2勝
スポンサー契約の発表は、アジア選手権での活躍から10日余りあとのことだった。
ウズベキスタン・タシケントで開かれたアジア卓球選手権大会の女子団体決勝は10月22日。日本は中国と対戦し、3-2で勝って2大会ぶり4度目の優勝を決めた。
| 試合 | 日本 | スコア | 中国 | 勝者 |
|---|---|---|---|---|
| 第1試合 | 橋本帆乃香 | 3-0 | 陳熠 | 橋本 |
| 第2試合 | 張本美和 | 2-3 | 王芸迪 | 王芸迪 |
| 第3試合 | 早田ひな | 0-3 | 蒯曼 | 蒯曼 |
| 第4試合 | 張本美和 | 3-0 | 陳熠 | 張本 |
| 第5試合 | 橋本帆乃香 | 3-1 | 王芸迪 | 橋本 |
世界ランキングでは陳熠が10位、王芸迪が4位と、いずれも当時14位の橋本より上の相手だった。橋本は2試合に出て2勝した。第1試合で陳熠をストレートで下して先制点をもたらすと、2-2で回ってきた最終の第5試合では世界4位の王芸迪と対戦する。第1ゲームは6-10と追い込まれながら12-10で逆転して奪い、第3ゲームは落としたものの、第4ゲームを11-7で取り、3-1で勝って優勝を決めた。
中国は孫穎莎と王曼昱を欠く布陣だった。中国のメディアは決勝後、主力2人の不在に触れながら橋本が陳熠と王芸迪を破った結果を伝え、カットマンへの対策を中国の課題に挙げた。中国メディアは2月のアジアカップで橋本が陳熠を破ったときにも、橋本を警戒すべき相手として報じていた。
シングルスは10月24日の準々決勝で蒯曼に1-3で敗れ、ベスト8だった。それまで3戦全勝だった相手に、初めて敗れた。
『呪術廻戦』『チェンソーマン』を手がけるMAPPA
MAPPAは2011年6月14日に設立されたアニメーション制作会社だ。本社は東京都中野区で、代表取締役社長は大塚学。テレビアニメを中心に、映画やCM、Webムービーまでジャンルを問わず手がける。東京のほか、2018年に仙台スタジオを開き、2023年には大阪スタジオも動き出した。
公式サイトの作品一覧には、橋本が名前を挙げた『呪術廻戦』(2020年10月〜)と『チェンソーマン』(2022年10月)のほか、『進撃の巨人 The Final Season』や2025年9月公開の劇場版『チェンソーマン レゼ篇』が並ぶ。2026年1月にはTVアニメ『呪術廻戦』第3期「死滅回游 前編」が始まった。
TVアニメ『呪術廻戦』(第1期)と『チェンソーマン』(2022年)は、11月3日時点でU-NEXTの見放題作品として配信されている。
\ 『呪術廻戦』『チェンソーマン』はU-NEXTで見放題 /
スポーツを題材にした作品も手がけてきた。フィギュアスケートの『ユーリ!!! on ICE』(2016年)、体操の『体操ザムライ』(2020年)、野球の『忘却バッテリー』(2024年)などがそうで、『忘却バッテリー』は作品一覧に2027年の新作も載っている。
アニメを作るスタジオが、現役の卓球選手の挑戦を支える。11月からの橋本の戦いには、そのスタジオの名前が後ろ盾として加わる。
[文/構成 by スポーツ担当ライター TAKU]












































































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