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森岡亮太、ビーチサッカー・アジアカップ2026の日本代表メンバーに選出 全メンバーと日程

森岡亮太、ビーチサッカー・アジアカップ2026の日本代表メンバーに選出 全メンバーと日程

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日本サッカー協会(JFA)は11月2日、タイ・パンガーで開かれるAFCビーチサッカーアジアカップタイ2026に臨むビーチサッカー日本代表の14人を発表した。元サッカー日本代表の森岡亮太(35)=ドーサルM.FC/アシヤ=も名を連ねた。日本はグループAで、11月18日のバーレーン戦から戦いを始める。

田畑輝樹監督のもとGK3人・FP11人を招集

発表されたのはGK3人、フィールドプレーヤー(FP)11人の計14人。監督は2025年の大会に続いて田畑輝樹が務め、コーチの奥山正憲、フィジカルコーチの山口将史、テクニカルスタッフの林誠晃とともにチームを率いる。4人のスタッフは、いずれもJFAナショナルコーチングスタッフの肩書で発表された。

所属クラブ別に見ると、東京ヴェルディBSが6人で最も多い。レーヴェ横浜が4人、アヴェルダージ熊本BSが2人と続き、ハレクティオ岡山とドーサルM.FC/アシヤから1人ずつが選ばれた。全メンバーと所属は次のとおりだ。

ポジション選手名所属
GK河合雄介東京ヴェルディBS
GK柴本慎也ハレクティオ岡山
GK古里健レーヴェ横浜
FP茂怜羅オズ東京ヴェルディBS
FP松田康佑レーヴェ横浜
FP赤熊卓弥レーヴェ横浜
FP上里琢文東京ヴェルディBS
FP森岡亮太ドーサルM.FC/アシヤ
FP大場崇晃東京ヴェルディBS
FP木船祐樹アヴェルダージ熊本BS
FP坪谷亮太レーヴェ横浜
FP大田誠人アヴェルダージ熊本BS
FP田中颯東京ヴェルディBS
FP大槻陽平東京ヴェルディBS

2025年3月のアジアカップに臨んだ代表と比べると、顔ぶれは一部入れ替わった。森岡、GKの柴本、FPの木船、田中、大槻の5人は、2025年大会の招集メンバーには入っていなかった。一方で、茂怜羅オズや大場崇晃、上里琢文ら東京ヴェルディBSの選手と、2023年大会で通算11ゴールを挙げて得点王になった赤熊卓弥は引き続き選ばれた。赤熊と坪谷亮太は、所属がレーヴェ横浜に変わった。

2025年大会の発表では、JFAが「登録は12名」と付記していた。今回の発表にはその記載がなく、14人のまま大会に臨むかどうかは明らかにされていない。

森岡亮太はJリーグ引退から約1年7か月でアジアカップへ

森岡は京都府城陽市出身で、城陽市立東城陽中学校から京都府立久御山高等学校へ進んだ。2010年にヴィッセル神戸でプロ生活を始め、2013年からは背番号10を背負う。2014年にはハビエル・アギーレ監督が率いたサッカー日本代表に初めて呼ばれ、国際Aマッチには通算5試合に出場した。

2016年1月にポーランドのシロンスク・ヴロツワフへ移籍すると、ベルギーのワースラント・ベフェレン、アンデルレヒト、シャルルロワと渡り歩く。2024年8月、約8年半ぶりに神戸へ戻ったが、リーグ戦での出場機会はなかった。

転機は2025年3月だった。神戸は3月31日、森岡の現役引退を発表。本人はクラブを通じ、最後のホームゲームとなった天皇杯準々決勝で決めたゴールについて「きっと一生忘れません」とコメントした。

その後、2025年5月に兵庫県のビーチサッカークラブ、ドーサルM.FC/アシヤに加入する。プロとして11人制のピッチに立ち続けた攻撃的MFが、砂の上で新しいキャリアを始めた。

ビーチサッカーは1チーム5人(GKを含む)で、12分×3ピリオドを戦う。選手ははだしでプレーし、交代に回数の制限はない。

代表入りは早かった。JFAは2025年9月22日、10月に沖縄県の西原きらきらビーチで行われたポルトガル代表との国際親善試合のメンバーを発表し、森岡を初めて選んだ。同年9月には第20回全日本ビーチサッカー大会にも出場していた。

ポルトガル戦で語った「特別な感じ」

ポルトガルとの初戦は10月4日に行われ、日本は4-7で敗れた。ポルトガルは、2025年5月のFIFAビーチサッカーワールドカップセーシェル2025の準々決勝で日本が6-7で敗れた相手だ。

背番号4で出場した森岡は試合後、「日本代表というのはやはり特別な感じがありますね」と語った。守備や連係では思ったより動けた一方で、攻撃面ではもう少しチャンスをつくりたかったと反省を口にしている。ポルトガルの選手については、時間の使い方やボールの持ち方に11人制のサッカーに近い要素があると分析し、「サッカーで培った経験を出せたらと思います」と続けた。

翌10月5日の第2戦は、日本が4-1で勝った。森岡は4分、左サイドを縦に突破して速いクロスを送り、相手のオウンゴールを誘って2点目につなげている。

2026年3月には、ブラジルのジョアンペソアで開かれたInternational Paraíba Beach Games 2026のメンバーにも背番号11で入った。3チームが参加したこの大会で、日本はグループステージでアメリカ代表に3-1で勝ち、開催国ブラジルの代表に2-7で敗れた。準決勝ではアメリカを7-1で下し、森岡も1ゴールを挙げた。決勝ではブラジルに1-7で敗れている。

8月にはポルトガルのナザレへの遠征メンバーにも選ばれた。日本は現地時間8月12日と13日にポルトガル代表と親善試合を2試合行い、2-6、2-4で敗れた。

親善試合から国際大会、そしてアジアの公式大会へ。森岡にとっては、ビーチサッカー転向後初めてのアジアカップになる。

グループAでバーレーン、イラク、開催国タイと対戦

AFCビーチサッカーアジアカップタイ2026は、11月18日から28日までタイのパンガーで開かれる。参加は12チームで、9月10日にマレーシアのクアラルンプールで行われた組み合わせ抽選の結果、日本はグループAに入った。同じ組には開催国のタイ、バーレーン、イラクがいる。

グループBはイラン、レバノン、ベトナム、アフガニスタン、グループCはオマーン、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、ウズベキスタンの組み合わせとなった。

日本の試合会場は、いずれもBan Nam Khem Beach Arenaだ。JFAが公表した日本の日程は次のとおり。日本時間は、タイとの時差2時間を足して計算した。

日付試合現地時間日本時間
11月18日(水)GS第1戦 バーレーン17:0019:00
11月20日(金)GS第2戦 イラク17:0019:00
11月22日(日)GS第3戦 タイ18:3020:30
11月25日(水)準々決勝未定未定
11月27日(金)準決勝未定未定
11月28日(土)決勝/3位決定戦未定未定

準々決勝以降の対戦相手とキックオフ時刻は決まっていない。チームの活動期間は11月9日から30日までで、10日から17日まで現地でトレーニングを積んで初戦を迎える。JFAは、スケジュールはチームのコンディションや天候などで急に変わる場合があるとしている。

狙うは14大会連続のワールドカップ出場

アジアカップでは、アジア王者とともにFIFAビーチサッカーワールドカップの出場権も争われる。

日本はブラジルとともに、第1回大会から13大会連続でワールドカップに出場してきた。田畑監督は組み合わせ決定時のコメントで、この記録をつないで14大会連続の出場権を勝ち取りたいと話している。

アジアでの直近の成績を見ると、2023年大会は決勝でイランに0-6で敗れて準優勝。2025年大会は3位決定戦でサウジアラビアを3-1で下し、3位に入った。2025年大会を制したのはイランで、決勝でオマーンを8-1で破り、連覇を果たした。

田畑監督は「前回大会では優勝に届かなかった悔しさがあります」とし、「ピッチでの借りは、ピッチでしか返せません」と続けた。目標には「14大会連続ワールドカップ出場」と「アジアカップ優勝」の2つを掲げる。

Jリーグと欧州で戦ってきた35歳が、はだしでアジアの頂点を目指す。初戦のバーレーン戦は、日本時間11月18日の19時に始まる。

[文/構成 by スポーツ担当ライター Mika]

寄稿者

Mika
元ブロガーで日本代表戦や海外サッカーのニュースを中心に、スポーツ・エンタメ分野の記事を執筆してきたWEBライター。これまで執筆した記事は2,000本以上。試合日程や結果、選手のプロフィール、移籍情報、国際大会の仕組みなど、日本代表や欧州リーグに関する記事を長く執筆しており、所属クラブが頻繁に変わる選手、複雑な大会方式、海外との時差がある試合日程などを、初めて読む人にも伝わる形へまとめることを得意としている。主な執筆分野は、日本代表、Jリーグ、海外リーグ、チャンピオンズリーグ、ワールドカップ、海外移籍。

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