豪快キャプテン、NHK新人お笑い大賞で優勝 285組の頂点、結成とメンバーの経歴

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吉本興業所属の漫才コンビ、豪快キャプテン(べーやん、山下ギャンブルゴリラ)が11月1日、NHK総合で生放送された「NHK新人お笑い大賞2026」で大賞に選ばれた。予選には285組が参加し、決勝では同じ大阪で活動するチェリー大作戦と対戦、審査員7人のうち5人の票を集めた。2019年結成で、2年連続2回目の本選出場だった。
決勝はチェリー大作戦と対戦、審査員7票のうち5票
本選は11月1日(日)午後4時から5時18分まで、東京・渋谷のNHK放送センターから全国に生放送された。司会はフットボールアワー(後藤輝基、岩尾望)と中林彩乃アナウンサー。予選には東京146組、大阪139組の計285組が参加し、勝ち抜いた8組が本選に進んだ。
1回戦は4組ずつのブロック戦で、審査員がそれぞれ1組を選んで札を挙げ、各ブロックの1位を決める。決勝は勝ち上がった2組の一騎打ちだ。ネタ時間は1回戦、決勝とも4分。組み合わせは10月5日の抽選で決まっていた。
| ブロック | 出場した4組(出番順) | 勝ち上がり |
|---|---|---|
| Aブロック | ナチョス。、 | 豪快キャプテン |
| Bブロック | まぐろ兄弟、 | チェリー大作戦 |
Aブロックには、上方漫才コンテストを制した例えば炎(2020年結成)、トップバッターのナチョス。(2021年結成)、本選初進出のトリオ、ぎょねこ(2018年結成)がそろった。Bブロックでは、本選初進出のまぐろ兄弟、2025年の「ツギクル芸人グランプリ」王者の豆鉄砲、2022年結成で最も新しいシスターを抑え、チェリー大作戦が勝ち上がっている。
豪快キャプテンはAブロックの4番手で「おはぎ」を題材にした漫才を披露し、ブロックを勝ち抜いた。3月の「第55回NHK上方漫才コンテスト」決勝で敗れた例えば炎を、半年あまりで上回った。決勝では2本目に「お餅」のネタを選び、Bブロックを制したチェリー大作戦を5対2の票数で退けた。
審査員は、ザ・ぼんちの里見まさと、渡辺正行、清水ミチコ、中川家の剛、アンガールズの田中卓志、かもめんたるの岩崎う大、ガクテンソクの奥田修二の7人が務めた。
関連記事:NHK新人お笑い大賞、2026年の本選出場8組が決定 例えば炎・豪快キャプテン・シスターら、11月1日生放送の出場者とブロック分け
上方漫才コンテストの雪辱、決勝の相手はルームシェア仲間
前回大会は2025年10月26日、大阪のNHK大阪ホールで行われ、豪快キャプテンは1回戦のBブロックでトリオの生姜猫に敗れた。大賞はマイスイートメモリーズだった。本選出場が決まった10月5日の会見で、山下はその敗戦に触れ、今年こそ優勝したいと口にしていた。今回の8組で2年連続の本選出場は豪快キャプテンだけ。同じAブロックにトリオのぎょねこがいることも気にしていたという。
放送後の囲み取材で、べーやんは「とても光栄」と語り、歴史あるNHKの大会で優勝できたことを誇りに思うと話した。実家の父親からもLINEで喜びの連絡が届いており、早く電話をしたいという。
山下が挙げたのは、3月の上方漫才コンテストだった。決勝で後輩の例えば炎に敗れて準優勝に終わり、強い悔しさが残った。この日も相手が後輩だったので負けたくなかったと明かし、勝てたことを素直に喜んだ。
決勝の相手チェリー大作戦(ねんど(37)、宗安聖(33))は2016年結成で、本選出場は2020年、2021年、2023年に続いて4回目。コンビは出場資格の「結成10年未満」を満たす最後の年だった。両組とも吉本興業に所属し、大阪を拠点に活動している。べーやんと宗安は一時期ルームシェアをしていた仲だという。その相手と決勝で戦って勝ったことを「感慨深い」と表現し、「かなりエモかったですね」と続けた。
山下は、本番の直前に行われた競馬の天皇賞で大きく負けていたことも打ち明けた。そのうえで「負けたらいいことってあんねんな」と話している。
結成は2019年、広島出身のべーやんと神戸出身の山下
豪快キャプテンは2019年5月27日に結成した。所属事務所の公式プロフィールによると、メンバーは次の2人だ。
| 名前 | 担当 | 生年月日 | 出身地 | 養成所 |
|---|---|---|---|---|
| べーやん | ボケ | 1994年10月2日 | 広島県広島市 | NSC大阪校36期 |
| 山下ギャンブルゴリラ | ツッコミ | 1988年7月16日 | 兵庫県神戸市 | NSC大阪校35期 |
ボケのべーやん(32)は広島市立広島工業高等学校の出身。よしもと漫才劇場の公式コラムで本人が明かしており、高校時代はバスケットボールに打ち込んだ。卒業後に広島から大阪へ移り、NSCに入った。
ツッコミの山下ギャンブルゴリラ(38)は大阪経済大学の卒業生で、同大学も公式Xで卒業生として紹介している。大学を出たあと証券会社に入社し、約1年働いてから芸人の道に進んだ。芸名の通りのギャンブル好きで、所属事務所のプロフィールでも趣味にパチンコと競馬を挙げる。
2人の年齢は6歳離れており、NSCでは山下が1期上にあたる。結成から7年が過ぎ、全国放送の賞レースで頂点に立った。
上方漫才大賞の新人賞、M-1初の決勝から1年足らずで全国区のタイトル
大阪の劇場を中心に力をつけてきたコンビだ。2023年には読売テレビの「第12回ytv漫才新人賞決定戦」で決勝に進み、M-1グランプリでも同じ年から2年続けて準決勝まで勝ち上がった。
2025年4月には第60回上方漫才大賞で新人賞を受賞した。この年の大賞は銀シャリ、奨励賞はヘンダーソンだった。同年12月のM-1グランプリ2025では、過去最多の1万1521組がエントリーした中で初めて決勝の舞台に立った。大会はたくろうの優勝で幕を閉じている。今回の本選に出場した8組の中で、M-1の決勝を経験していたのは豪快キャプテンだけだった。
関連記事:M-1優勝!たくろう赤木のキャラ「ジョージ」のネタが話題 どんな人物なのか、経歴や芸歴に迫る
10月5日の会見で全国区へ殻を破る策を問われると、べーやんは東でも最近ウケていると返していた。迎えた東京での本選は、決勝が大阪を拠点にする2組の対戦になった。
令和ロマン、エバースに続く大賞、約70年の歴史を持つ若手の登竜門
NHK新人お笑い大賞は、1956年度に始まった「NHK漫才コンクール」を前身とし、2014年に現在の名称になった。前身から数えると約70年の歴史を持つ。出場できるのは結成10年未満のコンビ・トリオで、ピン芸人は現在の活動を始めてから10年未満が条件だ。予選は東京と大阪の両方で行われ、本選の会場は東京と大阪で交互に替わる。2025年の大阪に続き、2026年は東京で開かれた。
2014年以降の大賞受賞者は次の通り。
| 年 | 大賞 |
|---|---|
| 2026年 | 豪快キャプテン |
| 2025年 | マイスイートメモリーズ |
| 2024年 | エバース |
| 2023年 | 天才ピアニスト |
| 2022年 | スパイシーガーリック |
| 2021年 | ニッポンの社長 |
| 2020年 | 令和ロマン |
| 2019年 | ラフレクラン |
| 2018年 | Gパンパンダ |
| 2017年 | アキナ |
| 2016年 | トット |
| 2015年 | チョコレートプラネット |
| 2014年 | アイロンヘッド |
令和ロマンはその後M-1グランプリで2連覇し、エバースも2024年、2025年と続けてM-1の決勝に進んだ。この大会の大賞が、全国で名前を知られるきっかけになったコンビは多い。
前回大会は1回戦で敗れ、春の上方漫才コンテストは準優勝。悔しさが続いた豪快キャプテンが、大阪予選から勝ち上がり、東京の舞台で大賞を手にした。
[文/構成 by Webライター 真柴 ことね]








































































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