ぼっち・ざ・ろっく!、映画『星のあしあと』2027年公開 主人公・伊地知星歌役は内田真礼

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人気アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』の新作劇場アニメ『映画ぼっち・ざ・ろっく! 星のあしあと』が、2027年に公開される。11月1日に公式サイトで制作と公開が発表された。主人公はライブハウス「STARRY」の店長で、伊地知虹夏の姉の伊地知星歌。TVアニメと同じく内田真礼が演じ、原作第5巻巻末の前日譚を映画にする。
『星のあしあと』は伊地知姉妹の10年前を描く前日譚
正式なタイトルは『映画ぼっち・ざ・ろっく! 星のあしあと』。公開時期は2027年とだけ示され、月日や季節は11月2日時点で発表されていない。11月1日にはティザービジュアルと特報映像、作品のイントロダクションも公開された。
発表の日、東京・Zepp DiverCity(TOKYO)では下北沢SHELTERの開業35周年を記念する公演「SHELTER 35th Anniversary Finale “ZeppがSHELTERになります”」の初日が開かれ、劇中バンド「結束バンド」が出演していた。映画の情報は、この公演に合わせて解禁された。
原作は、芳文社「まんがタイムきららMAX」で連載中のはまじあきの4コマ漫画。映画になるのは、単行本第5巻の巻末に収められた特別編「星に手向けるあいの花」だ。星歌を主人公に、10年前の伊地知姉妹の”別れ”から始まる”夢”の物語を描く。
本編の主人公・後藤ひとりたちが結束バンドを組むより前の話。公式サイトのイントロダクションも、結束バンドが生まれる前の、別れから始まる姉妹2人の夢の物語だと紹介している。
キャストは2人が発表された。星歌役は内田真礼、妹の虹夏役は鈴代紗弓で、どちらもTVアニメ第1期と同じ配役だ。
星歌はSTARRYの店長、TVアニメ第8話につながる過去
星歌は、結束バンドがアルバイトをしながら出演するライブハウス「STARRY」の店長だ。自身もかつてバンドを組んでいた。無愛想な態度の裏で、4人の成長を厳しくも温かく見守る大人として描かれる。
TVアニメ第1期は2022年10月から12月まで全12話が放送された。監督は斎藤圭一郎、シリーズ構成と脚本は吉田恵里香、アニメーション制作はCloverWorksだった。2024年には第1期を再編集した劇場総集編が前後編で公開され、前編の『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:』は6月7日、後編の『Re:Re:』は8月9日に封切られた。公式サイトによると、前編は総集編でありながら公開初週の週末の動員と興行収入で1位に入っている。
人気は海外にも及ぶ。TVアニメ第1期は、海外メディア「Anime Trending」が主催する第9回アニメトレンドアワーで年間最優秀賞のアニメオブザイヤーなど8冠に輝いた。音楽でも、結束バンドのフルアルバム『結束バンド』が2023年のオリコン年間ランキング(作品別売上数部門のデジタルアルバムランキング)で1位を獲得し、第1期のオープニングテーマ「青春コンプレックス」は、公式サイトによると全世界の累計再生数が1億回を超えた。
原作のはまじあきは、特別編はTVアニメ第1期のアフレコ現場からの帰り道に思いついた話だと明かした。アニメ第8話のラストで描かれた姉妹の過去を補う物語を漫画でも描きたいと考え、STARRYができるまでの足跡を形にしたという。映画については、堀口悠紀子の設定画から「あの頃の下北沢」の空気が目に浮かぶと評し、完成を楽しみに待ってほしいと呼びかけた。
虹夏役の鈴代も、第1期で虹夏が口にした「お姉ちゃんだけが家族だったんだ」という言葉に触れ、その意味をより深く感じてもらえる物語になるとコメントを寄せた。
監督は若林信、脚本は吉田恵里香が続投
監督とキャラクターデザインは、TVアニメ第1期から顔ぶれが変わる。監督は『ワンダーエッグ・プライオリティ』の若林信、キャラクターデザインは『けいおん!』の堀口悠紀子が担当する。脚本はNHK連続テレビ小説『虎に翼』などを手がけた吉田恵里香で、TVアニメ第1期に続いて作品に関わる。アニメーション制作はCloverWorks、配給はANIMECが務める。
| 担当 | 名前 |
|---|---|
| 原作 | はまじあき |
| 監督 | 若林信 |
| 脚本 | 吉田恵里香 |
| キャラクターデザイン | 堀口悠紀子 |
| 音響監督 | 藤田亜紀子 |
| アニメーション制作 | CloverWorks |
| 配給 | ANIMEC |
ほかに、スタイリストを入山浩章、色彩設計を中島和子、美術監督を船隠雄貴、撮影監督を佐久間悠也、編集を平木大輔、グラフィックデザインを濱祐斗が受け持つ。
若林監督は、原作を夢と秘密の物語と捉え、星歌を導くのは「願いの力」だと説明した。行動を伴わない「願う」ことは弱い選択に見えるが、この物語では願いこそが星歌と虹夏に最大の貢献を果たしていたと感じたという。その魅力を映画の中に残したいとしている。
吉田は、特別編を初めて読んだときから映像化と脚本執筆を強く望んでいたと明かす。映画化の打診を受けると「映画!?最高じゃん!」とすぐに引き受けた。堀口は、話をもらったときは自分でいいのかと驚いたと語り、ファンにも楽しんでもらえる映画にしたいと意欲を示した。
内田真礼「2人を守りたい」
星歌を演じる内田は、制作決定を聞いて、星歌としてこの物語に向き合えることをとてもうれしく思ったとコメントした。「星に手向けるあいの花」を初めて読んだとき、星歌と虹夏に対して「2人を守りたい」というこれまでにない気持ちを抱き、いつか演じたいと思っていたという。
虹夏の姉として、そしてSTARRYの店長として、普段はみんなを見守っている立場の星歌が、どんな思いであの日々を乗り越えて今に至るのか。内田は映像化がとても楽しみだとしたうえで、「言葉にすることが苦手な星歌だからこそ、その奥にある思い、やさしさや、虹夏への思いを丁寧に演じられたらと思います」と意気込んだ。
ムビチケは11月6日発売、結束バンドはアジアツアーへ
前売り券のムビチケ第1弾は11月6日に発売される。価格は1枚1,600円(税込)で、堀口が描き下ろした星歌と虹夏のイラストを使う。特典はムビチケと同じ絵柄のイラストステッカー(全2種)1枚で、数量限定のためなくなり次第カードのみの販売となる。映画館とオンラインで扱う。
同じ11月1日には、結束バンドのアジアツアー「結束バンド ASIA TOUR 2027 “To Asia.”」の開催も決まった。後藤ひとり役の青山吉能、鈴代、山田リョウ役の水野朔、喜多郁代役の長谷川育美の4人が出演する。
| 都市 | 日程 | 会場 |
|---|---|---|
| 大阪 | 2027年3月13日 | インテックス大阪5号館 |
| ソウル | 2027年5月8日 | KINTEX |
| 香港 | 2027年5月22日 | AsiaWorld-Expo |
大阪2日間のオフィシャル先行は11月15日まで受け付ける。ソウルと香港のチケット情報は後日発表される予定だ。
TVアニメ第2期は2025年2月15日に制作決定が発表され、監督は山本ゆうすけが務める。11月1日には山本監督のコメント色紙も公開された。吉田は映画のコメントの最後で、2期もそう遠くない未来に届けられると思うと書き添えている。映画と2期、そして海外公演と、『ぼっち・ざ・ろっく!』の動きは2027年に向けて続く。
[文/構成 by Webライター 真柴 ことね]








































































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