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『光が死んだ夏』最終話・第51話で完結、連載5年に幕 第10巻の発売日は未発表

『光が死んだ夏』最終話・第51話で完結、連載5年に幕 第10巻の発売日は未発表

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モクモクれんの漫画『光が死んだ夏』が10月20日、KADOKAWAのWEB漫画サイト「ヤングエースUP」で最終話の第51話を公開し、完結した。2021年8月の連載開始から約5年。単行本は第9巻まで出ており、公式は第10巻の企画が進んでいると告知したが、10月21日時点で発売日は発表されていない。

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第51話で完結、作者は「約5年間ありがとうございました」

最終話の公開日は10月20日。作品の公式Xは同日、最終話の51話の更新日だと告知し、KADOKAWAの漫画サイト「カドコミ」の作品ページを案内した。

作者のモクモクれんも同日の昼前、自身のXで最終話の更新を報告し、「約5年間ありがとうございました!」と読者への感謝をつづった。約3時間後には「最終話終わりましたが、まだ単行本の描き下ろしなどもあるのでよろしくお願いします!」と続けて投稿。単行本は紙・電子のどちらで買っても毎巻10ページほどの描き下ろしが付くと説明している。

完結までの道筋は、予告どおりに進んだ。第50話の公開は10月13日で、モクモクれんはその際、翌週更新の第51話が最終話になると明かしていた。完結を前に、カドコミでは9月8日から10月13日まで、第1巻から第9巻に当たる話を順に無料公開するキャンペーンが行われた。公開範囲は毎週火曜11時に切り替わり、最後の第9巻相当は第50話と同じ10月13日の11時までだった。モクモクれんは前日の12日、最新の第9巻が無料で読めるのは翌日までだとXで知らせている。

最終話の結末には、ここでは触れない。

公式Xは10月20日、完結記念コメントも順に公開した。原作者のほか、ノベライズを手がけた額賀澪、アニメでよしきを演じた小林千晃、ヒカル役の梅田修一朗、舞台版で主演を務めた本島純政と今牧輝琉ら、作品に関わった人たちがメッセージを寄せている。漫画の現担当編集は、担当になる前から「1話の1ページから面白いんです!!!」と周りに力説していたと明かし、「携わらせていただき、とても光栄でした」と記した。

2021年8月に連載開始、シリーズ累計は500万部超え

物語の舞台は、ある小さな集落。ごく普通の男子高校生のよしきは、幼なじみの光が別の”ナニカ”にすり替わっていると確信しながら、それでも一緒にいたいと願い、光の姿をしたヒカルと暮らす日々を選ぶ。同じころ集落では怪しい出来事が相次ぎ、2人はその真ん中へ引き込まれていく。友情とも恋とも言い切れない2人の関係と、土着の怪異を重ねた青春ホラーだ。

連載は2021年8月、ヤングエースUPで始まった。最終話の10月20日までで、およそ5年2カ月になる。単行本第1巻の発売日だった2022年3月4日(日本時間)には、モクモクれんが自身のXに作品を5回に分けて投稿し、「幼馴染の姿をした”ナニカ”と青春する話」と紹介した。この投稿は今もアカウントの先頭に固定されている。2022年12月には、宝島社の『このマンガがすごい!2023』オトコ編で1位に選ばれた。WEB漫画サイトで連載中の作品が、毎年のランキング本の首位に名前を刻んだ。2026年6月15日発売の『このホラーがすごい! 2026年版』(宝島社)では、表紙も飾っている。

部数も伸び続ける。KADOKAWAは2025年12月27日、コミックス第8巻の発売に合わせて、コミックスの累計発行部数が350万部を突破したと発表した。作品の公式Xは2026年6月2日、第9巻の発売を前に、電子版を含むシリーズ累計が500万部を突破したと発表した。

単行本は第9巻まで、第10巻は企画進行中

単行本はKADOKAWAの角川コミックス・エースから刊行され、2026年6月4日発売の第9巻が最新刊だ。物語の入り口となる第1巻『光が死んだ夏 1』は2022年3月4日の発売で、現在の定価は792円(税込)。

最近の刊行間隔は約半年。第8巻が2025年12月27日、第9巻が2026年6月4日に出た。

完結後の単行本について、公式Xは10月20日に「コミックス10巻企画進行中!」と告知した。ただ、収録する話数や描き下ろしの内容、発売日はまだ明かされていない。最終話まで読んだ読者にとっても、モクモクれんが触れた単行本の描き下ろしが次の楽しみになる。

アニメは第2期が制作決定、11月6日から配信先が増える

TVアニメ版は2025年7月に始まった。日本テレビでは7月5日から毎週土曜24時55分に放送され、同じ7月5日からNetflixとABEMAでも配信。アニメーション制作はCygamesPictures、監督・シリーズ構成は竹下良平が務め、よしきを小林千晃、ヒカルを梅田修一朗が演じた。オープニング主題歌はVaundyの「再会」、エンディング主題歌はTOOBOEの「あなたはかいぶつ」だった。放送中の2025年8月には、ABEMAで最新話までを無料で一挙放送する企画も組まれた。

第1期の最終回から間もない2025年9月28日、アニメ公式サイトは第2期の制作決定を発表した。特報ビジュアルとPVも公開され、ヒカル役の梅田修一朗は公式サイトに寄せたコメントで「またアフレコを通してヒカルたちと過ごせる日を待ち遠しいです」と喜びを語った。ただ、10月21日時点で第2期の放送時期は明らかになっていない。

見られる場所も広がる。

アニメ公式サイトの配信情報によると、2026年11月6日0時から、配信サイトが順次増える。これまでのNetflixとABEMAに加え、見放題サイトとしてdアニメストア、ディズニープラス、Prime Video、U-NEXT、DMM TVなど11サイトが並ぶ。原作の完結をきっかけに、アニメから作品に入る人にとって選択肢が増える。

2027年夏に東京で原画展、ファンブックやノベライズ第3巻も

連載は終わったが、作品の予定はまだ続く。公式Xは10月20日、コミックス第10巻に加え、公式ファンブックとノベライズ第3巻の企画が進んでいると明らかにした。2027年夏には東京で原画展を開くことも決まり、原画展の公式Xアカウントが新たに開設された。会場や会期は、今後このアカウントで案内するという。

漫画の外での広がりも大きい。額賀澪によるノベライズは2023年12月4日に第1巻が出て、2026年1月9日から18日には東京・新宿の紀伊國屋ホールで初の舞台版が上演された。漫画、小説、アニメ、舞台と、表現の場所を変えながら読者を増やしてきた作品だ。

WEB連載は第51話で幕を下ろした。第10巻の発売日、アニメ第2期の放送時期、原画展の詳細と、ファンが待つ発表はまだいくつも残る。

[文/構成 by エンタメライター 和泉ユウスケ]

寄稿者

和泉ユウスケ
映画とアニメのことばかり書いているライターの和泉です。Webメディアで映画レビューを書き始めて9年になりました。深夜アニメは毎クール20本前後を追いかけ、映画館には月に数回、公開初日にもよく出没します。公開日・配信日・キャスト情報は正確に、ネタバレには慎重にお届けします。

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