名古屋まつり2026、18日も開催 アジアパラと重なり郷土英傑行列は見送りステージ中心に

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
第72回名古屋まつりが10月17日に開幕し、2日目の10月18日も中区の久屋大通公園を中心に開かれる。愛知・名古屋アジアパラ競技大会の開会式と日程が重なったため、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三英傑が練り歩く郷土英傑行列をはじめとする名古屋まつり行列は、今年は行わない。会場の催しは18日が午前10時から午後8時まで。行列がないため、行列に伴う交通規制もない。
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18日は午前10時から午後8時まで、久屋大通公園の4会場で
名古屋まつりを主催する名古屋まつり協進会によると、久屋大通公園会場はサカエヒロバス、愛の広場、エンゼル広場、エディオン久屋広場の4つのエリアで構成する。18日はいずれも午前10時に始まり、午後8時に終わる。17日は午前11時開始だったので、2日目は1時間早く始まる計算だ。
目玉はエディオン久屋広場のステージになる。午後3時30分から4時10分まで、NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」で足利義昭を演じる歌舞伎俳優の尾上右近が登場し、キャストステージトークを行う。ドラマの見どころや役との向き合い方を語る予定だという。午後7時50分からはグランドフィナーレがあり、2日間の締めくくりとなる。
尾上はこの後、エンゼル広場にも姿を見せる。午後4時20分から5時ごろまでの「宵の口企画」で、名古屋おもてなし武将隊の「武将隊盆踊り」と、尾上による「勝どきじゃんけん大会」が開かれる。勝ち残った人には尾上のサイン入りグッズが贈られる。参加は無料で、整理券は配らない。開始時刻に盆踊りやぐらの周りに集まればよい。ただし雨天の場合は中止になる。
| 時間(10月18日) | 会場 | 主な催し |
|---|---|---|
| 10:00〜11:30 | エンゼル広場 | 神楽お囃子演奏(小碓町神楽、新茶屋神楽、知多神楽) |
| 11:30〜13:00 | エンゼル広場 | 山車囃子とからくり披露(鹿子神車、王羲之車、河水車) |
| 14:30〜15:30 | エンゼル広場 | 山車囃子とからくり披露(神皇車、湯取車) |
| 15:30〜16:10 | エディオン久屋広場 | 大河ドラマ「豊臣兄弟!」キャストステージトーク(尾上右近) |
| 16:20〜17:00ごろ | エンゼル広場 | 宵の口企画(武将隊盆踊り、勝どきじゃんけん大会) |
| 17:00〜19:00 | エンゼル広場 | 盆踊り大会 |
| 17:55〜18:15 | エディオン久屋広場 | アンコマンないと(DJ) |
| 18:30〜19:25 | エディオン久屋広場 | にっぽんど真ん中祭り |
| 19:50〜20:00 | エディオン久屋広場 | グランドフィナーレ |
エディオン久屋広場のステージには、このほか学生による「名古屋ユースパワーステージ」や、熊本城おもてなし武将隊、岐阜城盛り上げ隊、清洲城武将隊煌組など各地の武将隊の演武が朝から夜まで続く。サカエヒロバスのステージではダンスや武将隊のPRがあり、愛の広場では日光猿軍団の猿まわしと大道芸を午前10時から午後6時50分まで随時行う。
行列の代わりに見られるもの 三英傑のフロートは午後5時まで
例年の名古屋まつり行列は、名古屋駅から矢場町までと、市役所から矢場町までの2つの区間で行われてきた。三英傑の郷土英傑行列のほか、市指定文化財の山車揃や市文化財の神楽揃、フラワーカーが連なる、まつりの中心行事だ。
今年はその要素を、エンゼル広場の今回限りの特別企画に移した。協進会のリーフレットによると、例年の行列で信長、秀吉、家康が実際に乗るフロートを並べ、一緒に記念撮影できるフォトスポットも設けた。三英傑フロートの展示は両日とも午後5時まで。見たい人は夕方より前に足を運ぶ必要がある。
山車のからくり人形は2日間に分かれて登場する。18日の出番は鹿子神車、王羲之車、河水車、神皇車、湯取車の5台。行列に参加してきた山車が、山車囃子に合わせてからくりの演技を見せる。神楽の展示とお囃子の演奏もある。エディオン久屋広場には、行列でおなじみのフラワーカーも置かれている。
夕方からは、今年の特別企画として盆踊り大会が開かれる。郷土英傑行列で使われてきた「シャチばやし」を、来場者も一緒に踊れる。
ただ、エンゼル広場のこうした企画は、神楽、三英傑フロート、山車のからくり、盆踊りのいずれも雨天中止と案内されている。
行列見送りの理由は「安全に進行できる体制を取れない」
協進会は2026年2月16日、第72回名古屋まつりの開催日を10月17日と18日に決めたと公表し、名古屋まつり行列など一部の行事は行わないと明らかにした。名古屋市と愛知県、名古屋商工会議所などでつくる組織だ。
なぜ見送ったのか。
名古屋市の発表によると、愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会の聖火リレーと開会式に日程が重なったため、安全上の観点から行列を見送った。報道によると、沿道の警備に人員を割けないことも理由に挙がっている。17日には名古屋市内で大会の聖火リレーがあり、18日は開会式と重なる。協進会の担当者は「安全に進行できる体制を取れない」と説明している。行列がないため、三英傑役の一般公募も今年は行わなかった。オアシス21会場の催しも開かれない。
アジアパラ競技大会は10月18日に開幕し、24日まで18競技が行われる。北朝鮮を含め、史上最多の45の国・地域から約4000人の選手団が参加する予定だ。開会式は18日午後6時から、瑞穂区のパロマ瑞穂スタジアムで開かれる。テレビ中継はなく、配信サービス「Locipo(ロキポ)」で生配信される。聖火リレーは17日夜、北区の名城公園北園で締めくくりの「グランドゴール」を迎え、俳優の風間俊介が聖火皿に火をともした。
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17日の初日は秋晴れ、山車の展示に人だかり
初日の17日は秋晴れに恵まれた。栄の会場では、地域に伝わる山車のからくり人形が登場し、多くの人でにぎわったと報じられている。会場には、例年の行列に登場する山車や神楽、三英傑が行列で乗る台車も並んだ。
オープニングセレモニーでは、まつりのスペシャルサポーターを務める演歌歌手の水森かおりが、名古屋を舞台にした新曲を披露した。17日のステージには、愛知県瀬戸市出身でまつりのアンバサダーを務める俳優の瀬戸朝香のトークショーも組まれていた。
天気は晴れ、名古屋城など市内の施設は18日無料
名古屋地方気象台が18日午前5時に発表した予報では、名古屋市を含む愛知県西部は晴れで、夕方からくもる。降水確率は正午から午後6時まで、午後6時から深夜0時までのいずれも10%。名古屋の予想最高気温は26度だ。久屋大通公園会場は雨天決行、荒天の場合は中止で、開催の有無は名古屋おしえてダイヤル(052-953-7584)で確かめられる。
まつりに合わせ、市内の観光施設が18日に無料で開放される。名古屋城と、中村区の中村公園内にある豊臣ミュージアムは17日と18日の両日が無料。名古屋城はアジアパラ競技大会の期間中、開園時間を延ばしており、協進会のリーフレットでは18日は午前9時から午後7時30分までと案内している。天守閣は閉館中だ。
18日だけ無料になるのは、東山動植物園、東山スカイタワー、徳川園、白鳥庭園、名古屋市美術館、FUJIなごや科学館、文化のみち橦木館、文化のみち二葉館、揚輝荘、東谷山フルーツパーク、体感!しだみ古墳群ミュージアム。FUJIなごや科学館はプラネタリウムと特別展が有料で、無料になるのは常設展だけだ。各施設の駐車場は無料にならない。
会場をまわる謎解きイベント「三英傑の古文書」も18日に行われる。午前10時から午後8時までで、参加受付は午後6時まで。受付は名鉄名古屋駅前のナナちゃんストリート、伏見駅5番出口付近、久屋大通公園のエンゼル広場の3か所にあり、参加は無料だ。移動には、名古屋まつりの図柄を使った記念のドニチエコきっぷ(市バス・地下鉄全線一日乗車券、大人620円)が地下鉄の駅などで1万枚限定で売られている。
名古屋まつりは1955年に始まり、名古屋の秋を彩る最大の祭りとして続いてきた。行列はなくても、ふだんは沿道を通り過ぎていく山車や三英傑のフロートを、足を止めてすぐ近くで眺められる。エンゼル広場の特別企画は、今回限りと案内されている。
[文/構成 by MediaDogs編集部]














































































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