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NARUTO、NYコミコンで新作漫画『NARUTO-ナルト- SHADOW RISING』を発表 忍空とのコラボアニメ全4話は岸本斉史・桐山光侍が監修

NARUTO、NYコミコンで新作漫画『NARUTO-ナルト- SHADOW RISING』を発表 忍空とのコラボアニメ全4話は岸本斉史・桐山光侍が監修

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『NARUTO-ナルト-』の原作者・岸本斉史が、新作漫画『NARUTO-ナルト- SHADOW RISING』を描く。日本時間10月11日(現地時間10月10日)、米国の「ニューヨーク・コミコン2026」で開かれたスペシャルステージ「NARUTO: What’s Next?」で明らかになった。同じステージでは『NINKŪ-忍空-』とのコラボによる完全新作アニメ『NARUTO-ナルト-×NINKŪ-忍空-』全4話の制作も発表され、岸本と『忍空』の原作者・桐山光侍が全話を監修する。

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新作漫画のタイトルは『SHADOW RISING』、続報は12月のジャンプフェスタで

ステージは現地時間10月10日午後5時から1時間、ニューヨークのジェイコブ・ジャビッツ・コンベンションセンター内のEmpire Stageで開かれた。日本時間では10月11日午前6時から7時にあたり、NARUTO/BORUTO公式YouTubeチャンネルで世界同時配信された。10月10日はナルトの誕生日で、会場は約3,000人の観客で埋まった。

登壇したのは、うずまきナルト役の竹内順子、うちはサスケ役の杉山紀彰、そしてアニメシリーズを長年手がけてきたスタジオぴえろから、PIERROT FILMSのエグゼクティブプロデューサー・富永禎彦ら。

新作漫画の発表は、ステージの最後に用意されていた。スーパーティザーPVに映し出されたのは漫画のネーム(下書き)で、木ノ葉隠れの里を見守る6人の歴代火影の顔岩の横に、7人目の顔岩が建設中の様子が描かれる。続いて岸本斉史が描く『NARUTO-ナルト-』の新作漫画であることを示す文字が出ると、火影の笠を掲げるナルト、満面の笑みを浮かべるカカシ、凛々しく立つサスケ、赤ん坊を愛おしそうに見つめるサクラと、かつての第七班の4人が次々に映り、最後はナルトとサスケが激突する場面で映像が終わった。

タイトルは『NARUTO-ナルト- SHADOW RISING』。掲載媒体、連載か読み切りか、開始時期は10月12日時点で未発表だ。続報は12月19日と20日に千葉・幕張メッセ国際展示場で開かれる「ジャンプフェスタ2027」の『NARUTO-ナルト-』ジャンプスーパーステージで明かされる。

関連記事:NARUTO、完全新作アニメ情報をNYコミコンで世界初公開へ 日本時間10月11日6時からYouTubeで全世界配信、竹内順子・杉山紀彰が登壇

少年時代の第七班が『忍空』の世界へ 全4話の中身

ステージ最大の目玉は、『NARUTO-ナルト-』と『NINKŪ-忍空-』のクロスオーバー企画だった。完全新作アニメのタイトルは『NARUTO-ナルト-×NINKŪ-忍空-』で、全4話の制作が進んでいる。会場ではティザートレーラーとコラボビジュアルが世界初公開され、岸本と桐山が描いた特別イラストもお披露目となった。

公開されたイントロダクションによると、物語の主役は少年時代の第七班。カカシから任務を任されたナルト、サスケ、サクラ。別件があるというカカシに代わって隊長代理に任命されたナルトは、意気揚々と任務に臨む。ところが道中で3人は別世界へ迷い込み、そこでカエルのような顔をした少年・風助と出会う。ナルトの「オレの記念すべき任務に出発だってばよ!」というせりふも添えられた。

制作体制も一部が明らかになった。監督はテレビアニメ『NINKŪ-忍空-』と『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』で監督を務めた阿部記之。キャラクターデザインには、『NINKŪ-忍空-』と『NARUTO-ナルト-』シリーズでキャラクターデザインや総作画監督を担った西尾鉄也が加わり、アニメーション制作はスタジオぴえろのPIERROT FILMSが担う。ステージでは富永が、西尾が手がける制作途中の原画カットを公開し、キャラクターの動きや服のなびき方まで描き込まれた絵に客席から感嘆の声が上がった。

声の出演では、風助役をテレビアニメ版に続いて松本梨香が務める。松本は「当時のオリジナルキャストとの再会は感慨深く」とコメントを寄せ、「長くこの業界で頑張ってきて良かった〜と思う」と喜びを語った。ナルト役の竹内も「サスケが味方。その時期がどれだけ尊いか。。。」と、少年篇の3人がそろう企画への思いをつづっている。

公式特設ページには、うちはサスケ役の杉山紀彰、春野サクラ役の中村千絵、はたけカカシ役の井上和彦、『NINKŪ-忍空-』側の藍朓役・真殿光昭、橙次役・小杉十郎太、里穂子役・林原めぐみ、ヒロユキ役・鈴木勝美の名前も並ぶ。主題歌はオープニング、エンディングともFLOWが担当し、曲名はオープニングが「GO!!!」、エンディングが「ビバ★ロック」と記されている。

一方で、放送か配信か、時期、放送局や配信先は10月12日時点で未発表となっている。

「忍空がなければNARUTOは存在していません」 岸本斉史が語った原点

なぜ『忍空』なのか。

答えは岸本自身のコメントにある。ステージで代読されたメッセージで、岸本は「僕はNINKŪ-忍空-の続きを見たくてNARUTO-ナルト-を描きました」と打ち明け、「NARUTOは忍空の多大な影響を受けて誕生した作品です。忍空がなければNARUTOは存在していません」と明言した。風助を「ナルトの陰の師」と呼び、いつしか作品の中で実際にこの師弟を描きたいと夢見るようになったという。桐山に直接会って協力を得た経緯にも触れ、「本当の意味での、続き」を作れたと続けると、最後に「全4話です!最後まで楽しんで下さい!」と呼びかけた。

桐山は、岸本の提案と厚意でこの「ミラクル」が実現したと説明。「岸本先生はNINKŪ-忍空-の世界を非常に深く受け止めてくれているので、とても光栄に思っております」と感謝を伝え、ナルトたちと風助たちの冒険を作者ともども楽しみにしてほしいと結んだ。

『忍空』は桐山が1993年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載した漫画で、忍術と空手を組み合わせた武術「忍空」を使う少年・風助と仲間たちの旅を描く。テレビアニメはスタジオぴえろの制作で、1995年1月から1996年2月までフジテレビ系で全55話が放送された。風助役は当時も松本梨香で、松本は約30年前に始まった作品で再び風助を演じる。

岸本が同じ「週刊少年ジャンプ」で『NARUTO-ナルト-』の連載を始めたのは1999年。影響を受けた作品の主人公と自分の主人公を同じ画面に並べる企画が、両作品のアニメを手がけたスタジオで動き出す。

アニメ『NINKŪ-忍空-』(全55話)、『NARUTO-ナルト-』(全220話)、『NARUTO-ナルト- 疾風伝』(全500話)、『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』(全293話)は、10月12日時点でU-NEXTの見放題作品として配信されている。

\ 『忍空』『NARUTO』はU-NEXTで見放題 /

U-NEXTで配信ページを確認する

ステージ上の2人も声を弾ませた。竹内は「NINKŪ-忍空-とのコラボを皆さんに発表できることを本当に嬉しく思います!」と喜び、杉山は「岸本先生がずっとやりたくてようやく実現した、”夢の作品”といっても過言ではないと思います」と話した。

『NARUTO-ナルト-』の完全新作アニメをめぐっては、2023年9月3日から4週連続で放送予定だったテレビアニメ放送20周年記念の新作4話が、放送時期を延期した経緯がある。公式サイトは2023年8月29日、約6年5か月ぶりに制作する作品のクオリティーをさらに高めるためと理由を説明していた。2023年7月に告知された20周年記念作品の主題歌も、FLOWが歌い直した「GO!!!」の20周年バージョンと、ORANGE RANGEの「ビバ★ロック」のカバーだった。ただ、この20周年記念作品と『NARUTO-ナルト-×NINKŪ-忍空-』の関係について、10月11日の発表では触れていない。

大型プロジェクト「PROJECT RASENGAN」も始動

ステージではもう一つ、大型グローバルプロジェクト「PROJECT RASENGAN(プロジェクト ラセンガン)」の始動も告げられた。漫画、アニメ、カード、ゲームなど複数の分野で『NARUTO』『BORUTO』の中長期の未来を示す取り組みで、ナルトが螺旋丸を繰り出す描き下ろしのキービジュアルとPVが初公開された。今後の作品のロードマップも示されたが、多くの枠は”未発表”のまま残され、竹内は「フルスロットルでずっと動いていきますよ~!」と語り、杉山は「パネルの裏に何が隠されているのか、僕も本当に楽しみです!」と期待を口にした。

ゲームの発表も続いた。BANDAI CARD GAMESのトレーディングカードゲーム『NARUTOカードゲーム』は、2027年6月に全世界同時発売が決まった。ナルト、サスケ、我愛羅をモチーフにした3種類のスターターデッキと、第1弾ブースターパック「参上!うずまきナルト」が出る予定で、2027年初頭から先行体験会も順次開かれる。2016年に中国本土で配信が始まったスマートフォン向け対戦アクションゲーム『火影忍者 MOBILE』の全世界配信も決まったが、配信時期は未定だ。

終盤には、ハリウッド実写映画『NARUTO-ナルト-』のデスティン・ダニエル・クレットン監督のメッセージも代読された。クレットン監督は、この夏に第七班の世界規模のキャスティングを始めたことに触れたうえで、制作に全力で取り組んでいると近況を伝え、近いうちにさらに知らせられることがあると予告した。

関連記事:『NARUTO-ナルト-』実写映画、主要3役の世界規模キャスティング開始 監督デスティン・クレットン

次の発表は12月19・20日のジャンプフェスタ2027

新作漫画『NARUTO-ナルト- SHADOW RISING』も、コラボアニメ『NARUTO-ナルト-×NINKŪ-忍空-』も、詳しい中身はこれから明らかになる。新作漫画の掲載媒体と開始時期、アニメの放送・配信の時期と放送局・配信先は、いずれも10月12日時点で未発表。PROJECT RASENGANを含む今回の発表の続報は、12月19日と20日の「ジャンプフェスタ2027」で届けられる予定だ。

PVの最後に描かれていたのは、建設中の7人目の顔岩と、ぶつかり合うナルトとサスケ。新作漫画がどの時代のどんな物語になるのか、ファンの目は12月の幕張に向かう。

[文/構成 by エンタメライター 和泉ユウスケ]

寄稿者

和泉ユウスケ
映画とアニメのことばかり書いているライターの和泉です。Webメディアで映画レビューを書き始めて9年になりました。深夜アニメは毎クール20本前後を追いかけ、映画館には月に数回、公開初日にもよく出没します。公開日・配信日・キャスト情報は正確に、ネタバレには慎重にお届けします。

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