『満州アヘンスクワッド』アニメ化を発表 10月5日発売号で連載再開、作画・鹿子さん死去後の新体制

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漫画「満州アヘンスクワッド」(原作・門馬司)のアニメ化が10月5日に発表された。作品の公式Xが同日0時すぎに告知し、アニメ公式サイトも開設。解禁ビジュアルも公開されたが、テレビシリーズか劇場版かといったアニメの形態や、制作会社、キャスト、放送・公開時期は10月6日時点で明らかになっていない。同じ日に発売された「週刊ヤングマガジン」45号(講談社)では、作画の鹿子さんの死去で止まっていた連載が、新たな作画担当ツルシマのもとで再開した。
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10月5日0時すぎに告知、アニメ公式サイトも開設
第一報は、日付が10月5日に変わってすぐに届いた。作品の公式X(@manshu_ym)は午前0時9分ごろ、アニメ化決定を告知し、原作・門馬司、漫画・ツルシマ、作画原案・鹿子のクレジットとアニメ公式サイトのURLを並べた。投稿の最後には「これは、“悪魔の薬”を作る男の物語――」という一文が添えられている。
アニメ化を伝えるニュースリリースも同日未明から各メディアに載った。原作コミックスの累計発行部数は350万部を突破し、アニメ化に合わせて「アニメ制作の一端を垣間見ることができる」解禁ビジュアルを公開したとリリースは説明する。
開設されたアニメ公式サイトのトップには「累計発行部数350万部を突破した『週刊ヤングマガジン』(講談社)大ヒット漫画がアニメ化決定!」と大きく掲げられた。テレビシリーズか劇場版かといった形態は、10月6日時点で示されていない。権利表記には「満州アヘンスクワッド」製作委員会の名が入り、アニメのための製作委員会が組まれたことも分かる。
一方で、決まっていないことは多い。制作スタジオ、監督などのスタッフ、声優のキャスト、放送・配信・公開の時期や媒体、PVはいずれも未発表で、リリースは「公式サイトおよび作品公式SNSにて順次発表予定」としている。10月6日時点で、公式サイトに続報のページはまだない。
45号は巻頭カラーで2話、鹿子さんの最後の原稿と新作画
アニメ化の発表は、連載再開の号の発売日に合わせて出た。10月5日発売のヤングマガジン45号で、「満州アヘンスクワッド」は巻頭カラーを飾り、2話を一挙に載せている。
前半は鹿子さんが描いた第216話「突撃」。本来は16ページの予定だったが、鹿子さんが亡くなる前に描き上げたのは11ページだった。原作の門馬が人物の登場しない12ページ目を組み直し、鹿子さんの下で作品を支えてきたアシスタントが背景を描いて、全12ページの1話に仕上げた。
後半の第217話「悪」から、作画はツルシマに代わる。ツルシマは鹿子さんが「キングダム」の原泰久のもとでアシスタントをしていた当時の兄弟子で、ヤングマガジンでは「シキュウジ-高校球児に明日はない-」「極悪転生」の作画を手がけてきた。連載再開に合わせ、ツルシマが描き下ろした「連載再開新ビジュアル」も公開された。
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鹿子さんの名前は、これからも作品に残る。ヤングマガジン公式サイトの作品ページでは、クレジットが「原作:門馬司」「漫画:ツルシマ」「作画原案:鹿子」の3人に改まり、第217話から漫画担当が交代したことも書き添えられた。
誌面に載ったツルシマ、門馬司、鹿子さんの家族の言葉
45号の誌面には、新体制についてのメッセージとして、ツルシマ、門馬、鹿子さんの家族のコメントが載った。
ツルシマは鹿子さんとの出会いを、原泰久の仕事場だったと明かしている。互いに家が仕事場から遠く、仕事場に泊まり込んで仕事をこなし、合間にゲームをしたりテレビを見たりと「家族よりも長い時間を過ごしました」と書き、鹿子さんを「弟のような存在」と表した。
後継の話を編集部から受けたときは戸惑ったという。彼の不在は耐え難く、描けばその感情に向き合い続けることになる。返事はすぐでなくていいと時間をもらい、彼のやりたかったことの一助になれないかと考えた末に、引き受けると決めた。コメントは「一筆一筆に心を込めてまいります」と結ばれている。
門馬は、鹿子さんと最後に会った際に「自分に何かあっても作品を続けてほしい」という趣旨の話を聞いたと打ち明けた。最初は連載再開は難しいと思っていたが、ツルシマの原稿を見て「紡がれた」と感動したという。鹿子さんの意志が継承され、作品を続けられることを「本当に幸せに思います」とつづっている。
鹿子さんの家族の言葉は重い。漫画を描くことを「天職」と言っていた鹿子さんが、家族の未来と同じように案じていたのが作品の今後だったと明かし、門馬、編集部、ツルシマに感謝を伝えた。結びは「私たち家族も、作品のファンとして、続きを楽しみにしています」だった。
鹿子さんの死去から約11か月、作品が歩んだ道
「満州アヘンスクワッド」は昭和12年(1937年)の満州が舞台。戦地で右目の視力を失った関東軍兵士の日方勇が、病気の母を救うためアヘンの密造に手を染め、自分と満州の運命を狂わせていくクライムサスペンスだ。2020年4月に講談社のウェブ漫画サービス「コミックDAYS」で連載が始まり、2021年9月に週刊のヤングマガジンへ移った。
作画の鹿子さんは2025年11月8日、脈絡膜悪性黒色腫のため37歳で亡くなった。編集部が公表したのは12月22日だった。生前の鹿子さんは「自分がいなくなった後も、後継を立てて連載を続けてほしい」という思いを残しており、編集部はその遺志を受けて後継の作家を探してきた。
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単行本は2025年11月6日発売の第22巻が最新で、物語の入り口となる第1巻は2020年8月11日に発売された。
休載前の最後の新作となった第215話の掲載は2025年10月27日発売の号で、45号での再開まで約11か月の空白があった。その再開の日に、アニメ化の知らせが重なった。
全話無料は10月11日まで、続報は公式サイトとXで
連載再開とアニメ化を記念し、「ヤンマガWeb」と「コミックDAYS」では10月11日23時59分まで全話を無料で読める。アニメの続報を待つ間に、これまでの物語をまとめて追える。
SNSでは、連載再開と同時のアニメ化を喜ぶ投稿が相次いだ。アヘンの密造という題材を、アニメでどこまで描けるのかを気にする投稿も目立つ。
次の焦点は制作スタジオとキャストの発表だ。続報は公式サイトと作品公式Xで順次出るとされ、単行本第23巻の発売日も10月6日時点では決まっていない。鹿子さんが描いた11ページから、ツルシマの第217話へ。作品は描き手を代えて、アニメ化へ向かう。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]








































































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