『性別「モナリザ」の君へ。』アニメ、追加キャスト7人に佐久間大介ら 2027年放送の声優陣

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TVアニメ『性別「モナリザ」の君へ。』の追加キャスト7人が10月21日、公式サイトで発表された。青山吉能、岡本信彦、佐久間大介(Snow Man)、千春、波多野翔、三川華月、若山詩音の7人で、どの役を担当するかは明かされていない。放送は2027年で、放送局と開始月は未発表。アニメーション制作はシャフトが担当する。
追加キャストは7人、役名は10月22日時点で未発表
公式サイトは10月21日、メインPV第1弾の公開に合わせて新たなキャストを発表した。名前が並んだのは青山吉能、岡本信彦、佐久間大介、千春、波多野翔、三川華月、若山詩音の7人。発表文には名前だけが記され、それぞれが演じるキャラクターは10月22日時点で明かされていない。
同じ日には、メインビジュアル第1弾とキャラクタープロフィールも公開された。プロフィールが出たのは、主人公の有馬ひなせと、幼なじみの加賀りつ、高山しおり、同級生の白銀あおい、黒川ちあき、別府たまき、城崎るい、五色まひろ。このうち声優名が添えられたのは、ひなせ役の安済知佳だけだった。
| キャラクター | 公式プロフィールの主な内容 | 声優 |
|---|---|---|
| 有馬ひなせ | 高校3年生。周囲でただ1人、無性別のまま18歳の春を迎える | 安済知佳 |
| 加賀りつ | 高校3年生。テニス部所属。元気で明るい性格 | 未発表 |
| 高山しおり | 高校3年生。絵を描くことが好きで、真面目な性格 | 未発表 |
| 白銀あおい | 高校3年生。3人の姉からこき使われる苦労人 | 未発表 |
| 黒川ちあき | 高校3年生。お調子者だが、はっきりした性格 | 未発表 |
| 別府たまき | 高校3年生。裏表のない性格で、みんなの姉御的存在 | 未発表 |
| 城崎るい | 高校3年生。他人想いの性格で、手芸全般が得意 | 未発表 |
| 五色まひろ | 高校3年生。ふわふわとした性格で、お菓子作りが好き | 未発表 |
プロフィールからは人間関係も少し見えてくる。りつとしおりはどちらもひなせに想いを寄せていて、しおりには「高山あずさ」という兄弟がいる。白銀あおいと黒川ちあきは幼稚園からの幼なじみで、白銀は背が高いことに悩み、黒川は身長をサバ読みしがちという凸凹ぶりだ。
声優名が付いていないキャラクターは、ひなせ以外にちょうど7人いる。追加キャストの人数と同じだが、組み合わせは公式に示されていない。配役は続報を待つことになる。
7人の顔ぶれは幅広い。青山吉能は『ぼっち・ざ・ろっく!』の後藤ひとり役、岡本信彦は『僕のヒーローアカデミア』の爆豪勝己役、若山詩音は『リコリス・リコイル』の井ノ上たきな役で知られる。そこに、アイドルグループのSnow Manで活動しながらアニメの仕事を重ねてきた佐久間大介が加わった。
主題歌はimase「迷いは光」、PVで一部を初公開
メインPV第1弾では、エンディング主題歌も明らかになった。歌うのはimaseで、曲名は「迷いは光」。作品のために書き下ろした新曲で、PVではその一部が初めて流れる。
imaseは公式サイトでコメントを寄せた。「自分と重なる部分が多い作品です」と書き出し、主人公のひなせが性別を決めなければならないこと、その先にどんな未来が待っているのかという葛藤に自分を重ねたと明かしている。曲の芯にある考えについては、どの選択も間違いではないとしたうえで「その迷いこそが光である。そう思いながら制作した曲です」とつづった。ゲームでもマルチエンディングの作品が好きで、自分の選択で未来が変わるところに惹かれるという。
imaseは2025年8月から活動を休み、2026年9月に新曲「風になれるはず」で活動を再開したばかり。10月には配信EP「はてな」も出しており、復帰後まもないタイミングでアニメの主題歌が決まった。
スタッフは、監督が春藤佳奈、シリーズ構成が高山カツヒコ、キャラクターデザインと総作画監督が杉山延寛。音楽は林ゆうきが手がける。アニメーション制作は『〈物語〉シリーズ』『魔法少女まどか☆マギカ』で知られるシャフトで、サイバーエージェントが製作幹事を務める。
無性別で生まれる世界、原作は全10巻で累計100万部
原作は𠮷村旋の漫画で、スクウェア・エニックスのウェブ漫画サイト「ガンガンONLINE」で連載された。物語はすでに完結し、単行本は全10巻。累計部数は100万部を超える。
舞台は、人が性別のない体で生まれる世界だ。12歳頃に望む性別へと体が変わり始め、14歳頃に男性か女性に定まる。ところが高校3年生のひなせだけは、18歳になっても性別が定まらない。幼なじみのりつ、しおりと変わらない日々を送っていたが、2人から想いを告げられたことで日常が動き出す。自分の在り方や恋と向き合う青春群像劇だ。
公式サイトは、性別を選んだ幼なじみと無性別のまま生きるひなせの3人を軸に、同級生や周りの大人たちも悩みながら物語を紡ぐと紹介する。終盤の9巻と10巻は、それぞれ「女」となって迎える春と「男」となって迎える春を描く。選んだ道ごとに別の行く先が描かれ、結末は1つに絞られていない。
原作の第1巻は、電子書籍の「デジタル版ガンガンコミックスONLINE」としても配信されている。
佐久間大介はTVアニメ初主演も控える
佐久間はアニメ好きを公言し、声の仕事を少しずつ広げてきた。2020年に『ブラッククローバー』で声優に初めて挑み、2021年にはフル3DCGアニメ映画『白蛇:縁起』の日本語吹き替え版で、三森すずことダブル主演を務め、少年・宣(セン)の声を担当した。2025年には『キミとアイドルプリキュア♪』で響カイト役を担当している。
2026年に入ってからも出演が続く。4月にテレビ東京系で始まった『キルアオ』では、ピンクの髪とおしゃぶりが目印の暗殺者・古波鮫シンを演じた。10月からは『ダイヤのA actII -Second Season-』の第2クールで、稲城実業高校の早乙女慎一郎役を務めている。さらに、新選組を題材にしたオリジナルTVアニメ『風を継ぐもの』では主人公の立川迅助役に決まり、TVアニメ初主演を迎える。
モナリザで誰を演じるのかは、まだ分からない。役名は10月22日時点で公式サイトでも明かされていない。佐久間は発表当日の10月21日、自身のXで出演を報告し、「見たら絶対に『自分って、、』って考えてしまう、素晴らしい作品になっています」とつづった。原作から伝わってくる「人の繊細さ、儚さ、危うさ」を全力で表現したという。
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6月のアニメ化発表から4か月、放送局と時期は続報へ
アニメ化が発表されたのは2026年6月17日。8月1日には、ドイツ・マンハイムで開かれたアニメイベント「AnimagiC 2026」でティザーPVが世界で初めて公開され、ひなせ役の安済知佳も明らかになった。
イベントでは制作の裏側も語られた。サイバーエージェントのプロデューサー・椛嶋麻菜美によると、オーディションはキャスト名を伏せ、性別も含めて誰が演じているか分からない状態で音声を聞いて選んだという。シャフト代表取締役社長の久保田光俊は、透明感と感情表現が決め手になり、全員の意見が一致して安済に決まったと振り返った。
久保田は、3年以上の時間をかけてようやく映像をお披露目できたと説明し、原作のキーカラーであるターコイズブルーの表現にも力を注いでいると話している。アクションもメカもバトルもなく、日常の中で葛藤する人たちを描く作品だという。椛嶋は、企画が動き出したのは5年ほど前で、色が付いて動く絵を見て涙が出るほど感動したと明かし、アニメオリジナルの展開も盛り込むと予告した。
原作者の𠮷村旋も登壇し、自分のキャラクターが動くのを見るのは初めてだったと喜んだ。特に気に入ったのは、ひなせが目をぱっと開ける場面。「初めて映像をいただいた時に、30回くらい見ちゃいました」と打ち明けた。
10月21日の発表で、ひなせ役を含めて8人の声優の名前がそろった。次に待たれるのは、誰がどの役を担うかと、放送局・放送開始月の発表になる。放送年は、同じ10月21日の発表で2027年と決まった。
[文/構成 by エンタメライター 和泉ユウスケ]









































































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