松島輝空の決勝フラッシュ、台湾の卓球チームが謝罪「心よりお詫び申し上げます」 学生選手2人の誤操作で妨害の意図はないと説明

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卓球のWTTチャイナスマッシュ男子シングルス決勝で、松島輝空(19)が最終ゲームに訴えた観客席のフラッシュについて、台湾の松商誠正卓球チームが14日に謝罪声明を出した。フラッシュをたいたのは同チームの学生選手2人で、試合を記録しようとして誤って光らせたもので、妨害の意図はなかったと説明している。抗議した松島にはイエローカードが出ていた。
台湾のジュニアチームが声明「チームとして心よりお詫び」
謝罪したのは、台湾の松山家商と台北市立誠正国民中学による合同チーム「松商誠正卓球チーム」だ。決勝の3日後にあたる14日、チームとして声明を公表した。
「フラッシュの使用によりご迷惑や影響をおかけしたことに対し、チームとして、心よりお詫び申し上げます。」
声明は、影響を受けた選手やコーチ、会場の関係者に向けたものだった。台湾の報道では、観客席のフラッシュは3回光っており、光らせたのは北京で同時期に開かれていたユース世代の大会に出場していた同チームの学生選手2人だったと伝えられている。
チーム関係者の説明によると、2人は試合を記録しようとしてカメラを操作した際、誤ってフラッシュをたいてしまったという。チームは「意図的に試合を妨害したものではない」としたうえで、今後は競技のルールやスポーツマンシップについて生徒への指導を強め、教育と指導を通じて自分の行動が周りにどう影響するかを理解させると約束した。
11日の決勝、マッチポイントで起きた中断
問題の場面は、11日に北京で行われた男子シングルス決勝の最終第7ゲームだった。世界ランキング1位の松島は、同6位で台湾のエース、林昀儒と対戦。11-7、11-9と2ゲームを先取しながら、そこから3ゲームを続けて落とす。第6ゲームを11-7で取り返し、勝負はフルゲームにもつれ込んだ。
最終ゲームを10-9とし、松島がマッチポイントを握る。林がサーブを打とうとしたその時だった。松島は観客席を指さして「フラッシュ、フラッシュ」と訴え、プレーが止まった。
主審が松島に示したのは、イエローカードだった。台湾の報道は、松島が審判に合図をせずに自分でプレーを止めたことが理由だと伝えている。仕切り直しの後、松島が最後の1点を奪い、11-9で最終ゲームを取った。ゲームカウント4-3。世界1位として迎えた大会で、グランドスマッシュ通算2勝目を挙げた。
「勝ち方」への批判から一転、映像で光を確認
試合直後、松島への風当たりは強かった。林のマネージャーはInstagramで、負けるのを恐れて突然叫んだのではないかという趣旨の投稿をし、中国メディアからも、松島の訴えが林のリズムを崩したとの見方が出た。
流れが変わったのは、会場で撮られた映像がSNSに出回ってからだ。観客席から松島の方へ向けて、フラッシュが実際に光っている様子が映っていた。光の出どころは、相手と同じ台湾の若い選手たち。思いもよらない真相だった。
松島本人は12日、帰国した際に取材に応じ、フラッシュはこれまでも、この大会でも「何度もあった」と明かしている。そのうえで、WTTやさまざまな協会から今後は抗議していく必要があると語った。
観客マナーは大会全体の課題に
同じ大会では、張本智和の試合でも最終ゲームに観客席からフラッシュがたかれる場面があった。卓球はボールが小さく、回転の見極めが勝負を分ける競技で、選手の視界に入る光はプレーに直接響く。
大会側は観客にルールを守るよう呼びかけているものの、強制力のある対策までは取られていないと中国メディアは指摘した。松島が口にした「抗議する必要がある」という言葉は、自分の勝ち負けを超えて、トップ選手がプレーに集中できる環境を求めたものでもある。
今回の件は、悪意のある妨害ではなく、若い選手の不注意だったと分かった。チームが早く事情を明らかにして謝ったことで、松島に向けられていた「汚い戦術」ではないかという疑いも晴れた。
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[文/構成 by MediaDogs編集部]











































































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