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寺地拳四朗が結婚へ お相手は交際1年の一般女性、来年4月に第1子誕生予定 次戦は11月29日の初防衛戦

寺地拳四朗が結婚へ お相手は交際1年の一般女性、来年4月に第1子誕生予定 次戦は11月29日の初防衛戦

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プロボクシングで世界3階級制覇を果たしたWBO世界スーパーフライ級王者の寺地拳四朗(34)=BMB=が結婚することが6日、分かった。スポーツ報知が7日に報じたもので、相手は交際約1年の一般女性(36)。来年4月に第1子となる男の子が生まれる予定だ。11月29日には東京・両国国技館で王者として初めての防衛戦に臨む。

交際1年の一般女性と都内で同居、近く婚姻届

スポーツ報知によると、2人は友人の紹介で約1年前に出会った。すでに都内で一緒に暮らしており、近日中に婚姻届を提出する予定だという。

共通点はネコ好き。寺地は相手について「一緒にいてリラックスできるし、明るいし、疲れた時も笑えるし。癒やしてくれる」と話した。2人の間ではボクシングの話をしないので、気が楽だという。

来年4月には第1子の男の子が誕生する予定だ。父親になることについて寺地は「うれしい」と率直に喜び、「責任感みたいなのは芽生えています」と明かした。

相手は一般の女性で、名前などは公表されていない。

サウジでの試合中止、そばにいたのは結婚する女性

2人の距離が縮まった背景には、ボクサーとしてつらい時期があった。

2025年12月、寺地はサウジアラビアでIBF世界スーパーフライ級王者ウィリバルド・ガルシア(メキシコ)に挑む予定だった。前日計量は両者ともクリアしたが、ガルシアが当日計量に向けた調整中に脱水症状を起こし、試合は前夜に中止になった。デイリースポーツによると、寺地は涙を流しながら「ショックだが、ここで腐ってもしゃーない」と語っていた。

このとき現地に駆けつけて支えたのが、今回結婚する女性だったという。寺地はスポーツ報知の取材に「気が紛れました。その時はショックを忘れられた」と当時を振り返っている。

その7か月後の2026年7月20日、両国国技館で行われたWBO世界スーパーフライ級王座決定戦でイスラエル・ゴンサレス(メキシコ)に3-0の判定勝ち。日本男子で8人目となる世界3階級制覇を成し遂げた。

父・寺地永会長は「ホッとした」

寺地は京都府城陽市の出身。奈良朱雀高等学校から関西大学に進み、2014年8月にプロデビューした。所属するBMBジムの会長は父の寺地永さんで、親子で世界の舞台を戦ってきた。

5年前、結婚はまったく別の話だった。2021年4月、29歳だった寺地はデイリースポーツの取材で結婚について問われ、「予定がまったくなくて」と答えている。父の寺地会長も、当時は結婚を勧めていなかったと伝えられた。

それから5年。スポーツ報知によると、寺地会長は息子の結婚について「ホッとした」とコメントした。

26勝16KO2敗、3階級制覇までの歩み

通算戦績は26勝16KO2敗。身長164センチの右のボクサーファイターだ。主な戦いを時期ごとにまとめた。

時期主な出来事
2014年8月プロデビュー
2017年WBC世界ライトフライ級王座を獲得
2022年11月京口紘人に7回TKO勝ちしライトフライ級で2団体統一
2025年3月ユーリ阿久井政悟に12回TKO勝ちしフライ級で2団体統一
2025年7月サンドバルに判定で敗れフライ級の2王座を失う
2025年12月IBF王者ガルシアへの挑戦が相手の体調不良で中止
2026年7月ゴンサレスに判定勝ちしWBO世界スーパーフライ級王座を獲得

2022年11月の京口戦は、さいたまスーパーアリーナで行われた日本人同士の王座統一戦だった。日本人同士の統一戦は2012年の井岡一翔と八重樫東の試合以来2度目で、寺地はWBCとWBAのベルトを1人で持つ王者になった。

2025年7月に寺地を破ったサンドバルは、その後の初防衛戦でメンドーサに5回TKOで敗れ、2本のベルトは別の王者へ移っている。

関連記事:メンドーサ、サンドバルに5回TKO勝ちでWBA・WBC統一フライ級王者に 寺地拳四朗から王座を奪った王者の初防衛戦

次戦は11月29日、無敗のアマドルと初防衛戦

家庭を持つ王者の次の試合は、3週間後に迫る。

11月29日、東京・両国国技館で開かれる「U-NEXT BOXING.7」で、寺地は挑戦者ハシエル・アマドル(25)=メキシコ=を迎え、WBO世界スーパーフライ級王座の初防衛戦に臨む。アマドルは15勝13KO1分と負けなしで、15勝のうち13勝がKO。身長は172センチと、寺地より8センチ高い。

10月14日の会見で寺地は「ジャブをしっかり打ち、足を止めず、あとは集中力でしっかり戦う」と意気込んでいた。

関連記事:ハシエル・アマドル、寺地拳四朗の初防衛戦の相手に決定 15勝13KO1分の無敗、身長172センチのWBOスーパーフライ級10位

この大会はトリプル世界戦で、メインはWBA世界バンタム級の増田陸と堤聖也の再戦。WBA世界スーパーフライ級ではユーリ阿久井政悟が王者ダビド・ヒメネスに挑む。試合はU-NEXTが独占でライブ配信し、月額プランの会員は追加料金なしで見られる。配信の開始時刻は案内によって異なるため、当日はU-NEXTの作品ページで確かめたい。

関連記事:U-NEXT BOXING.7、11月29日のトリプル世界戦を全試合ライブ配信 17時からの予定、月額会員は追加料金なし

目標はIBF王座、日本人初の3階級での王座統一

寺地が次に見すえるのは、まだ手にしていないIBFのベルトだ。

ライトフライ級とフライ級ではすでに2団体の王座を統一している。スーパーフライ級でも統一を果たせば、日本人として初めて3つの階級で複数団体の王座をまとめることになる。寺地はスポーツ報知の取材に「IBFを取りたい」と言い切った。

生まれてくる子どもの存在も、その背中を押す。

「やっぱり勝たないといけないし、お金を稼がないといけない。長くボクシングをやらなアカン」。父になる34歳は、そう言って初防衛戦に向かう。

[文/構成 by ライター 凪]

寄稿者

凪
凪(なぎ)です。時事ニュースからスポーツ、社会の話題まで、その日いちばん気になる出来事を短く分かりやすく整理しています。Web記事を書き始めて7年。結果や数字は公式の発表で確かめてから書き、見出しだけで誤解されない記事を心がけています。好きなものは朝のコーヒーと、深夜のスポーツ中継。

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