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PULSE Elevate、11月12日予定の発売を延期 品質テストで製造上の問題が確認

PULSE Elevate、11月12日予定の発売を延期 品質テストで製造上の問題が確認

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ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は2026年11月7日、11月12日に発売予定だった「PULSE Elevate ワイヤレススピーカー」の発売延期を発表した。品質テストで製造上の問題が見つかったためで、新しい発売日は示していない。価格は37,980円(税込)、カラーはミッドナイト ブラックとホワイトの2色で、9月1日から予約を受け付けていた。

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発売5日前の延期、理由は「製造上の問題」

延期の知らせは、PlayStation Blog日本語版の製品紹介記事に11月7日付で追記された。発売予定日の11月12日(木)まで5日しかない時点での発表だった。

追記の中でSIEは、品質テストで「製造上の問題が確認された」と説明。製品の品質をさらに確かめ、必要な調整を行うことで、本来目指していた体験を届けられるよう努めるとした。発売を待つ人への謝罪とともに、「一日も早く皆様に本製品をお届けできるよう取り組んでまいります」と結んでいる。

英語版のPlayStation Blogにも、米国時間の11月6日付で同じ趣旨の更新が載った。日本だけでなく海外向けの案内でも延期を伝えており、11月12日に世界で順次発売する計画はいったん白紙に戻った。

どんな問題が見つかったのか。SIEは中身を明らかにしていない。製品のどこに不具合があったのか、どの色のモデルが対象なのかといった点も、11月8日時点で公式の説明はない。

新しい発売日と予約の扱いは未定

11月7日の追記には、新しい発売日も発売時期の目安も書かれていない。海外の報道の中には「無期限の延期」と表現するものもあるが、SIEの文面にその言葉はなく、確かなのは発売日が決まっていないという点だけだ。

予約した人への扱いも、追記には記載がない。予約の継続やキャンセル、支払いの扱いについてSIEとしての案内は出ておらず、手続きは予約先の販売店ごとに分かれる。予約を入れている人は、販売店から届くメールや会員ページのお知らせを確かめておきたい。

価格についても、延期に合わせた変更の案内は出ていない。8月に発表した希望小売価格37,980円(税込)の記載は、同じ製品紹介記事にそのまま残っている。

8月に決まった「11月12日・37,980円」

PULSE Elevateの発売日と価格が決まったのは、2026年8月19日のことだ。SIEは「ミッドナイト ブラック」と「ホワイト」の2色を11月12日(木)から希望小売価格37,980円(税込)で順次発売すると発表し、予約は9月1日(火)から全国のPlayStation取扱店で順次始めると案内していた。海外では219.99ドル、219.99ユーロ、199.99ポンドの設定だった。

今回の延期で崩れたのは発売日だけで、8月の発表内容のうち価格・カラーを変えるとの知らせはない。予約は9月から2カ月以上にわたって受け付けられてきた。年末商戦に向けて購入を決めていた人にとっては、手元に届く時期が読めない状態になった。

関連記事:PULSE Elevate、発売日は11月12日で価格は37,980円に決定 予約は9月1日から順次開始でPS Link対応

SIEが初めて手がけるワイヤレススピーカー

PULSE Elevateが初めて公開されたのは、2025年9月の「State of Play」だった。SIEが開発する初のワイヤレススピーカーで、PS5やPC、Macを置いた机の上で使う左右一対の卓上型。ヘッドセットの「PULSE Elite」、イヤホンの「PULSE Explore」と同じPULSEの名を持つオーディオ機器で、耳に何も着けずに使う点が大きく異なる。

音の要は、スタジオ独自の平面磁界型ドライバーだ。可聴域全体で臨場感のある音を出し、内蔵ウーファーが低音を支える。PS5では、立体音響技術「Tempest 3D AudioTech」に対応したゲームで音の方向をより細かく聞き分けられる。

右スピーカーにはマイクを内蔵し、AIで周りの雑音を取り除く。ヘッドセットを着けずにボイスチャットができる仕組みだ。接続は超低遅延・ロスレスの「PlayStation Link」で、USB-Cポートに挿すPlayStation Link用USBアダプターが付属する。Bluetoothにも対応し、PlayStation Linkでゲームの音、別のBluetooth機器で音楽やボイスチャットを同時に流せる。

充電式バッテリーを内蔵しているため、付属の充電ドックから外して持ち出すこともできる。外出先ではPlayStation Portalやスマートフォンと組み合わせて使う想定だ。向きは水平・垂直方向に調整でき、イコライザーや音量、マイクミュートはPS5のシステムメニューから設定する。PCでの設定は発売後に対応するとしていた。

FlexStrikeに続く周辺機器の延期

発売直前の延期は、SIEの周辺機器では今年すでに前例がある。格闘ゲーム向けの「FlexStrike ワイヤレスファイトスティック」は8月6日に34,980円で発売する予定だったが、7月15日に予期せぬ生産上の遅れを理由に延期が決まり、新しい発売日は示されていない。

FlexStrikeの発売日が発表された6月2日、PULSE Elevateは「今年後半に発売予定」とだけ案内されていた。同じ日には「27″ゲーミングモニター DualSense充電フック付き」の8月27日発売も発表されている。

FlexStrikeの理由が「生産上の遅れ」だったのに対し、PULSE Elevateは「品質テストで見つかった製造上の問題」と説明が異なる。どちらも新しい発売日は決まっておらず、11月8日時点で、延期された2製品がそろって発売日未定のまま並ぶ。

予約している人が確かめたいこと

新しい発売日の発表を待つ間、予約している人が確かめたい点は大きく三つある。

一つ目は、予約先の販売店からの連絡だ。発売日が変わったときの予約の扱いや、キャンセルの受け付け方法は販売店ごとに決まっている。二つ目は、支払いの状態。クレジットカードの請求や店頭での前払いがいつ発生するかは、店によって違う。三つ目は、PlayStation Blogの製品紹介記事。8月の発売日と価格の発表も、今回の延期の知らせも、このページへの追記で伝えられてきた。

平面磁界型ドライバーを卓上スピーカーに持ち込むという、PULSEシリーズの中でも新しい試みの製品。発売を待つ人にとっては、次の公式発表まで待つ時間が続く。

[文/構成 by ゲーム担当ライター ミナセ]

寄稿者

ミナセ
40代のおっさんWEBライター。歴は10年以上。月間100万PVのゲーム攻略サイト運営経験あり。学生時代は、放課後に一刻も早く帰ってゲームを起動することだけを考えていたゲーマー。FFやドラクエを中心に、ストーリーと成長体験のある作品に強く惹かれる。今も生活の中にゲームは欠かせず、話題作から定番まで幅広くプレイ。

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