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長谷川あかりの経歴とは 天才てれびくんMAXのてれび戦士から芸能界を引退、東京家政大学で学び管理栄養士・料理家に

長谷川あかりの経歴とは 天才てれびくんMAXのてれび戦士から芸能界を引退、東京家政大学で学び管理栄養士・料理家に

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長谷川あかり(30)は、料理家で管理栄養士だ。小学6年生だった2007年にNHK教育テレビ「天才てれびくんMAX」のてれび戦士となり、2018年に芸能界を引退。その後、東京家政大学短期大学部と東京家政大学で栄養学を学び、料理家の道へ進んだ。11月には、ファンが長谷川のレシピに書き込む言葉「あかり、信じてるからな」が新語・流行語大賞の候補に入り、名前を目にする機会が増えている。

長谷川あかりのプロフィール

項目内容
生年月日1996年1月5日(30歳)
出身埼玉県
職業料理家、管理栄養士
資格栄養士、管理栄養士
学歴日出高等学校(現・目黒日本大学高等学校)、東京家政大学短期大学部、東京家政大学に3年次編入
芸能活動2007年にてれび戦士、2018年に引退
主な著書「いたわりごはん」シリーズ、「米とおかず」、エッセイ集「タコ セロリ アボカド」など
発信X、YouTube、ポッドキャスト

料理家としての活動は2022年に本格的に始まった。それより前の10年あまりを、長谷川は芸能界で過ごしている。子役から料理家へ。その間には、高校時代の不調と、結婚を機にした引退、20代での大学進学があった。

天才てれびくんMAXのてれび戦士だった子役時代

入り口はダンスだった。4歳のころから地元のダンススクールに通い、本人は「自分から親に「通いたい」と言いました」と語っている。小学1年からは空手も習った。

小学校の高学年になると、ダンサーの部門もあるオーディションを受けた。将来の夢はダンサーだと思っていたが、ダンスの世界では「井の中の蛙だった」と当時の自分を評する。そのとき事務所から勧められたのが、子ども番組「天才てれびくんMAX」のオーディションだった。

本人は「事務所に所属できる確率が2倍になると思って受けたら、「天てれ」が合格で」と、あっさりした言葉で当時を語る。小学6年生での合格だった。

「普通の埼玉の小学生だったのが、2007年から「てれび戦士」として、急に芸能生活が始まりました」

てれび戦士は、番組に出演する子どもたちの呼び名だ。長谷川にとって、この番組の話は「降って湧いたチャンス」だったという。

番組でできたつながりは、今も続く。アイドルグループFRUITS ZIPPERの鎮西寿々歌とは「天才てれびくん」で出会って以来の親友だ。長谷川は「最初に出会ったのは彼女が小5で、私が中2の時なので、幼なじみみたいなものなんです」と話し、鎮西を「妹のような存在」とも表現する。2026年9月には、テレビ東京の深夜番組「たべるししゃべるし」(全4夜)で2人の共演が実現した。長谷川は「料理家になった先に2人でご飯を食べているところがテレビに映ることになるとはまったく想像できていなかった」と、その感慨を口にしている。

仕事が減った高校時代 レシピ本との出会い

3年間レギュラーを務めた番組を中学2年で卒業すると、仕事は途切れた。本人によると、中学3年から日出高等学校(現・目黒日本大学高等学校)に通っていたころまで仕事がなく、「少し鬱っぽくなっていたんです」と打ち明けている。

当時の自分を、長谷川は「メンタルが落ちぎみで、食欲もわかず、ご飯も喉を通らない」と表す。それでも食べずにいると、ふらついて倒れそうになる。困っていたときに出会ったのが、古本屋で見つけたレシピ本だった。

料理家の栗原はるみの「ごちそうさまが、ききたくて」を初めて読んだのも、このころだ。レシピ本の通りに作ってみると「天才の味がしたんです(笑)」。自分が食べてみたいものを作り、食べる。その繰り返しで「少しずつ元気になっていきました」と長谷川は語る。

高校を出たあとも、すぐに料理の道へ進んだわけではなかった。進学しなかった理由を、長谷川は「わざわざ何百万円も親に払わせて進学する意味がその時は見出せず、そのまま芸能活動をほそぼそと……」と話している。

引退して東京家政大学へ 管理栄養士になるまで

区切りは婚約だった。「20歳で婚約したタイミングで、やっと辞めてもいいかなと思えたんですよね」。それまで辞めなかった理由について、長谷川は「特に理由もなく自分から辞めることで「逃げた」と思われたくなかった」とも明かしている。2018年、22歳で結婚し、芸能界を引退した。

その後の進路を決めるきっかけは、夫から「短大とか大学とか行ってみたら」と勧められたことだった。

選んだのは栄養の勉強だ。「もともと料理に興味があるのと、資格系はしなくてはならない勉強が明確なので、モチベーションを保つにはちょうどいいと思って」と、長谷川は東京家政大学短期大学部に入学した。栄養士の資格を取ると、次は管理栄養士を目指して東京家政大学の3年次に編入する。

大学生活は楽ではなかった。「朝9時に大学行って、夕方6時に帰ってきて、ご飯作って、掃除して、課題やって寝て」という毎日の中で家事の多くを担い、「一回、料理が本気で嫌いになりました」という時期もあった。

そこで気づいたことがある。長谷川は「私が好きだった料理は「趣味の料理」であって、「生活の料理」は全然好きじゃございませんって思った瞬間に、料理を手放せちゃったんですよね」と言う。目指したのは、作っていて気分が上がり、ふたを開けてみれば手順は時短で簡単な料理。本人の言葉では「いいところ取りな料理」だ。

進路も固まっていく。大学3年で就職活動が始まるころ、長谷川は「就職するよりレシピを作る仕事をしたいと考えるようになりました」と話す。編入したころには「結局自分がやりたいこと、できることは料理家しかないなと思うように」なっていたという。

どうすればなれるのか分からないなか、大学4年の夏から卒業までは、スープ作家の有賀薫のアシスタントとして現場の仕事を学んだ。2022年3月に大学を卒業し、卒業時の国家試験を経て管理栄養士の資格を取った。

料理家として 初のレシピ本から「今年の顔」まで

資格を取ったあと、SNSでレシピやアイデアを発信し始めた。本人によると、すぐにフォロワーが増え、最初の料理本の依頼が届いた。

2022年11月、初のレシピ本「クタクタな心と体をおいしく満たす いたわりごはん」(KADOKAWA)を出版する。その後も「いたわりごはん2 今夜も食べたいおつかれさまレシピ帖」(KADOKAWA)、「米とおかず」(光文社)、「シンプルだから悩まない! ワンパターン献立」(ダイヤモンド社)などを出し、レシピ集「長谷川あかり DAILY RECIPE」シリーズ(扶桑社)は2026年5月27日にVol.5が発売された。同年7月30日には、初のエッセイ集「タコ セロリ アボカド」(文藝春秋)を刊行している。

名前が大きく広がるきっかけになったのは、2023年1月13日にXへ投稿した「バター酒蒸しハンバーグ」だった。反響がとりわけ大きくなったのは、2025年9月にYouTubeを始め、同じレシピを動画で紹介してからだ。いいねは11月6日時点で78万602件に上る。ファンが書き込む「あかり、信じてるからな」の言葉とも、このレシピが結びつけて語られ、言葉は2026年の新語・流行語大賞の候補30語に入った。

関連記事:「あかり、信じてるからな」の元ネタは料理家・長谷川あかりのレシピ 流行語大賞にノミネート、78万いいねの酒蒸しハンバーグと本人が語った「変な工程」の理由

2025年11月26日には、クックパッドの「食トレンド大賞2025」で、この年に新設された「今年の顔」に選ばれる。家庭の食のトレンドに貢献した人を表彰する賞で、受賞理由には「時短・簡単ブームからの揺り戻しを的確に予見し、「体験としての料理」という新しい価値を日本の家庭に提示しました」とあった。大学時代に長谷川がたどり着いた「いいところ取りな料理」と重なる評価だ。

本のほかにも、発信の場は広がる。YouTubeの「長谷川あかりChannel」に加え、2025年8月にはポッドキャスト「長谷川あかりのシャニカマでごめんなさい」が始まった。俳優の河合優実も、テレビ番組で長谷川のファンだと明かしている。

年表で見る長谷川あかりの歩み

年主な出来事
1996年1月5日、埼玉県で生まれる
2007年小学6年生でてれび戦士に
2018年22歳で結婚、芸能界を引退
2022年3月に大学を卒業、管理栄養士の資格を取得、11月に初のレシピ本を出版
2023年1月に酒蒸しハンバーグを投稿
2025年8月にポッドキャスト開始、9月にYouTubeを開設、11月に「今年の顔」に選出
2026年7月に初のエッセイ集を刊行、9月に鎮西寿々歌と番組で共演、11月に流行語大賞ノミネート

小学6年生でてれび戦士になった少女は、栄養学を学び直し、30歳の今は家庭料理のレシピを届ける料理家として活動している。

[文/構成 by ライター 小川 そら]

寄稿者

小川 そら
人物ニュース・芸能・スポーツ・社会の話題を担当しています。記事を書くときに決めているのは、確認できていないことを書かないことと、報道の表現をそのまま強めないこと。経歴や活動歴は時系列で整理し、「いつ・何があったか」がすぐ追える形にまとめています。休日はドラマの一気見と、近所の喫茶店めぐりで過ごすことが多いです。

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