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鹿児島県中学駅伝2026結果、女子は姶良市立帖佐中学校が初優勝 男子は霧島市立国分南中学校が優勝

鹿児島県中学駅伝2026結果、女子は姶良市立帖佐中学校が初優勝 男子は霧島市立国分南中学校が優勝

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン

第39回女子・第75回男子鹿児島県中学校駅伝競走大会が11月5日、指宿市営陸上競技場を発着点に行われた。女子(5区間12キロ)は姶良市立帖佐中学校が42分8秒で初優勝。男子(6区間18キロ)は霧島市立国分南中学校が大会記録を12秒更新する56分15秒で制し、4年ぶり2度目の頂点に立った。両校は12月13日に滋賀県で行われる全国中学校駅伝大会に鹿児島県代表として出場する。

女子は帖佐中が42分8秒、男子は国分南中が大会新の56分15秒

大会は鹿児島県中学校体育連盟が主催する県中学校総合体育大会の駅伝競走で、全国大会と九州大会の予選を兼ねる。会場は指宿市営陸上競技場から田良浜へ向かう折り返しコース。県内10地区から男女各39チームが出場し、女子は午前10時20分、男子は午前11時30分にスタートした。

女子の帖佐中は2位の霧島市立隼人中学校に37秒差をつけてゴールした。男子の国分南中は、2025年大会で宮之城中が出した56分27秒の大会記録を塗り替え、2位の霧島市立舞鶴中学校を16秒差で振り切った。男子の1・2位は、ともに霧島市の中学校だった。

上位6チームの総合記録は次のとおり(大会公式記録による)。

順位女子(5区間12キロ)記録
1位帖佐(姶良・伊佐地区)42分08秒
2位隼人(姶良・伊佐地区)42分45秒
3位AC373NS(熊毛地区)42分51秒
4位和泊(大島地区)42分57秒
5位阿久根(出水地区)43分02秒
6位Osaki R.C(曽於地区)43分19秒
順位男子(6区間18キロ)記録
1位国分南(姶良・伊佐地区)56分15秒(大会新)
2位舞鶴(姶良・伊佐地区)56分31秒
3位与論(大島地区)57分10秒
4位喜界(大島地区)57分19秒
5位宮之城(川薩地区)57分40秒
6位東市来(日置地区)58分00秒

男子は3位に与論町立与論中学校、4位に喜界町立喜界中学校と奄美群島の2校が入り、離島勢が上位に食い込む。女子でも和泊町立和泊中学校が4位に入った。

前年の2025年大会と比べると、上位の顔ぶれには続く学校と入れ替わった学校が混じる。女子の隼人中は前年も41分54秒の2位で、2年続けて準優勝となった。和泊中は前年3位からひとつ順位を下げた。男子の与論中は前年4位から3位へ、喜界中は前年8位から4位へと順位を上げている。

出場枠は地区ごとに決まっていて、鹿児島市郡が6、姶良・伊佐地区と肝属地区が各5、南薩・川薩・大島の3地区が各4、日置・出水・曽於の3地区が各3、熊毛地区が2の計39。大会要項は地域クラブ活動や拠点校部活動による参加資格の特例を認めており、女子ではAC373NSやOsaki R.Cなど、学校名ではないチーム名も上位に並んだ。

6位スタートの帖佐中、4区の区間賞で首位に立つ

帖佐中は追う立場からレースを始めた。3キロの1区を6位で通過すると、2区で2位に浮上し、3区も2位を守る。3区終了時点で首位とは2秒差、3位の隼人中とは同タイムという接戦だった。

流れを変えたのは2キロの4区だ。2年の林優梨菜が区間1位の6分54秒で走り、チームは初めて先頭に立った。4区終了時の2位は阿久根市立阿久根中学校で、その差は26秒に開いた。

アンカーの5区(3キロ)を任されたのは、主将で3年の永田夕侑。区間4位の10分43秒でリードを守り、先頭でフィニッシュした。報道によると、永田はレース後、仲間と積み重ねた練習が最後まで走り切る力になったと振り返り、全国大会での入賞を次の目標に挙げたという。

帖佐中は前年の2025年大会で4位だった。そのときの優勝は舞鶴中で、記録は41分49秒。1年でチームは3つ順位を上げ、女子の部39回目の大会で初めて優勝旗を手にした。前年に2年生として走った永田らが最上級生になり、チームの柱を担った。

国分南中は4区で逆転、前年9位から4年ぶりの優勝

男子の国分南中は、1区を8位で滑り出した。2区で4位、3区で2位と順位を上げ、首位の与論中を5秒差で追ってタスキは4区へ渡る。

ここで3年の中下颯人が9分24秒の区間新記録を出した。4区では2019年に出た9分25秒が区間記録として残っていて、これを1秒縮めた。中下の走りで国分南中は与論中を逆転し、3秒差ながら先頭に立った。

逆転の後もペースは落ちない。5区の2年生が区間1位の9分39秒で後続を引き離し、5区終了時点で2位の与論中に34秒の差をつけた。6区では舞鶴中のアンカーが区間1位の9分9秒で追い上げ、舞鶴中は与論中もかわして2位に浮上したが、国分南中は16秒を残して逃げ切った。

国分南中は前年の2025年大会では58分57秒の9位だった。今大会は2分42秒速いタイムで走り、9位からの優勝となる。2024年・2025年と連覇した宮之城中は5位に終わった。

男子は1区と4区で区間新、男女で区間タイ記録も

男子は複数の区間で記録が動いた。1区では高山中の3年生が8分39秒の区間新記録で区間賞を手にし、2位に入った喜入中の3年生も8分48秒で従来の区間記録(8分50秒)を上回り、3位の伊集院中の3年生は8分50秒で区間タイ記録だった。3区では国分南中と与論中の走者が9分20秒で並んで区間1位となり、ともに2020年に出水中の選手が出した区間記録に並んでいる。

女子では、3区で肝属地区のKmtkJr.の1年生が6分51秒の区間タイ記録を出した。1区は第一鹿屋中の3年生が10分1秒で区間賞。2区は隼人中、5区はAC373NSの走者がそれぞれ区間1位だった。女子の大会記録は神村学園が2023年と2024年に出した40分44秒で、更新はなかった。

レースの区間配置は女子が1区3キロ、2〜4区が各2キロ、5区3キロ。男子は6区間すべてが3キロの設定で、男女とも区間ごとに1〜3位が表彰される。

九州大会は11月28日に大分、全国大会は12月13日に滋賀

県中学校体育連盟の大会要項は、九州大会(11月28日、大分県大分市)の県代表を県大会の上位2チームと定めている。全国大会には男女の優勝校が出場する。今大会の2位以内は男子が国分南中と舞鶴中、女子が帖佐中と隼人中で、4校とも姶良・伊佐地区の学校だった。

第34回全国中学校駅伝大会は12月13日、滋賀県野洲市の希望が丘文化公園で開かれる。スタートは女子が午前11時10分、男子が午後0時15分。帖佐中は女子の部で初めて県の頂点に立って全国大会へ進み、国分南中は4年ぶりの県制覇で全国への切符を手にした。

関連記事:栃木県高校駅伝2026結果、男子は作新学院が優勝 女子は宇都宮文星女子が7年連続都大路

2025年大会は男子を宮之城中、女子を舞鶴中が制した。1年後の指宿では、前年4位の帖佐中と前年9位の国分南中が男女の頂点に立つ。初の優勝旗を持ち帰った帖佐中と、大会記録を塗り替えた国分南中は、12月13日に希望が丘のコースを走る。

[文/構成 by スポーツ担当ライター 南條楓]

寄稿者

南條楓
学生時代に陸上の中距離を続けていたこともあり、記録で勝負が決まる競技に惹かれてスポーツを書くWebライターに。執筆歴は8年。陸上や水泳、体操、フィギュアスケートなど、記録と採点が結果を左右する競技を中心に、国際大会の速報から選手の歩みをたどる記事まで担当してきた。タイムや得点の意味、予選から決勝までの流れを、初めて観る人にも伝わる言葉で書くことを大切にしている。

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