富山市の「らーめん楓」が12月19日で閉店へ 体調面と軽減税率制度、物価上昇を理由に 開店から24年、値上げは選ばず

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
富山市のラーメン店「らーめん楓」が、2026年12月19日(土)をもって閉店する。11月3日夜、店の公式Xが「大切なお知らせ」として伝えた。
閉店日は12月19日、開店した日と同じ日付
閉店の理由は、店主自身の体調面と、消費税の軽減税率制度や物価上昇による経営環境の厳しさ。営業を続けるにはさらに大幅な値上げが必要になるとして、客にこれ以上の負担を求めない道を選んだ。2002年12月19日の開店から、ちょうど24年の日に店を閉じる。
告知は11月3日18時すぎ、公式X「富山 らーめん楓」に投稿された。画像は2枚で、1枚目に「らーめん楓より大切なお知らせ」の表題、2枚目に店主の文書が載る。文書は「らーめん楓 店主」の名前で結ばれていた。
らーめん楓より皆様へ大切なお知らせがございます。ご一読いただけますと幸いです。
— 富山 らーめん楓 (@ramen_kaede1219) November 3, 2026
店の開店は2002年12月19日。閉店日も同じ12月19日で、開店からちょうど24年となる日に最後の営業日を迎える。公式XのユーザーIDの末尾にも「1219」の数字が入っている。
大幅な値上げを避けて閉店を決めた理由
店主は文書で、閉店の理由を二つ挙げた。一つは自身の体調面、もう一つは消費税の軽減税率制度や物価上昇による経営環境の厳しさだ。
来年以降も営業を続けるには、さらに大幅な値上げが必要な状況になっているという。それでも、客にこれ以上の負担をお願いすることは望まないとして、閉店を決めたと説明した。
現行の制度では、飲食料品の持ち帰りには軽減税率の8%、店内での飲食には標準税率の10%の消費税がかかる。ラーメン店の店内で食べる場合は10%の側に入る。
店主がつづった仕事への思い
文書の後半で、店主はラーメン作りへの思いを書いた。お客さんと会えて、自分の作ったラーメンを食べてもらえるこの仕事が大好きだという。
だからこそ、店を閉めるのはとても寂しく、名残惜しい気持ちでいっぱいだという。客の笑顔や温かい言葉にこれまで何度も救われ、励まされてきたとして、店を始めて本当に良かったと感謝をつづった。閉店の日まではこれまでと変わらず、心を込めて一日一日を大切に営業するとし、また顔を見せてほしいと客に呼びかけた。
公式Xは2020年11月に開設され、月ごとの営業予定表や、数日先までの営業時間の案内を投稿してきた。
閉店までの営業時間と定休日
最後にもう一度食べに行きたい人に向けて、公式Xで確認できる営業情報をまとめる。
10月30日から11月4日までの営業時間の案内では、平日は昼の部のみ11時30分から15時まで。土曜は昼の部が11時30分から15時30分、夜の部が17時30分から20時まで。日曜は昼の部が11時30分から15時30分、夜の部が17時30分から19時30分までだった。祝日の11月3日は昼の部のみ11時30分から15時30分までで、夜の部は休みとしていた。下の表の夜の部の時間は、10月31日と11月1日の案内にもとづく。公式Xのプロフィールでは、夜の部を休業中としている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 閉店日 | 2026年12月19日 |
| 平日の昼の部 | 11時30分から15時 |
| 土日祝の昼の部 | 11時30分から15時30分 |
| 土曜の夜の部 | 17時30分から20時 |
| 日曜の夜の部 | 17時30分から19時30分 |
| 定休日 | 毎週火曜日と第3水曜日 |
11月2日に公式Xが出した11月の営業予定表では、4日、10日、17日、18日、24日が休業日になっている。定休日の火曜日(10日・17日・24日)と第3水曜日(18日)に加え、4日(水)も休みとなる。12月の予定表はまだ出ていない。
夜の部や休みの日は週や月によって変わるため、出かける前に公式Xの最新の投稿を確かめておきたい。
富山市で24年続いたラーメン店が、開店した日と同じ12月19日に営業を終える。残された営業期間は1か月半ほどだ。
[文/構成 by ライター 飯田タツヤ]










































































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