アジア杯が1年延期、2027年12月23日開幕に 森保監督の「最後の試合」はいつになる?去就と延期の理由、宮本会長のコメント

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アジアサッカー連盟(AFC)は11月3日、サウジアラビアで2027年1月に開幕する予定だったアジアカップを、2027年12月23日から2028年1月21日までの日程に延期すると発表した。理由は地域情勢による物流と渡航の混乱だ。この大会を最後に退任する予定だった森保一監督の去就について、日本サッカー協会(JFA)はまだ結論を出していない。
アジア杯延期の理由は地域情勢、新日程は2027年12月23日開幕
AFCが公式サイトで発表した内容によると、AFCアジアカップ サウジアラビア2027は当初、2027年1月7日から2月5日までの開催予定だった。新しい日程は2027年12月23日に始まり、2028年1月21日に閉幕する。開幕はほぼ1年後ろへずれ、大会期間は年をまたぐことになった。
延期の理由について、AFCは地域の情勢から生じた「現在の例外的な状況」を挙げ、物流面の大きな課題と渡航の混乱に触れた。地元の大会組織委員会、サウジアラビアサッカー連盟と協議したうえで、AFCアジアカップの組織委員会が日程の変更を承認した。
ただし、これで確定ではない。新日程は今後、国際サッカー連盟(FIFA)に提出され、承認を受ける必要がある。AFCの発表は、会場やチケット、各試合の日程の扱いには触れていない。
背景には、中東情勢の悪化がある。サウジアラビアでは10月に首都リヤドの国際空港が攻撃を受け、大会の開催そのものが危ぶまれていた。日本代表は2027年1月にサウジでグループリーグを戦う予定で、試合の日程も発表済みだった。
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宮本恒靖会長「判断を尊重します」とコメント
決定を受け、JFAの宮本恒靖会長(49)は3日にコメントを出した。
「選手、スタッフ、サポーター、メディアの安全を第一に考えたAFCのアジアカップ開催期間の変更について判断を尊重します。私たちは日本代表が大会に向けて最良の準備を行えるよう、引き続き関係各所と連携しながら対応していきます。これからもSAMURAI BLUEへのご声援をよろしくお願いいたします。」
宮本会長は10月23日の時点で、サウジ開催について「開催は現時点では簡単じゃないというふうには思います」と語り、安全を最優先に考える姿勢を見せていた。当時はAFCが11月の理事会で開催の可否を判断する見通しと伝えられていたが、結論はそれより早く出た。
関連記事:アジアカップのサウジ開催、JFA宮本恒靖会長「現時点では開催は簡単じゃないと思っている」 11月のAFC理事会で判断へ
森保監督の最後の試合はいつ?契約はアジア杯まで、去就は未定
ファンにとって気がかりなのは、森保一監督(58)がいつまで指揮を執るのかという点だ。
JFAは2026年7月23日の理事会で森保監督の続投を承認した。契約は2027年1月から2月のアジアカップまでという異例の短さで、2027年3月の親善試合からは大岩剛監督がA代表を率いる計画だった。アジアカップは、森保監督にとって最後の大会と位置づけられていた。
その大会が約1年先に延びた。
延期の可能性については、JFAの山本昌邦技術委員長が10月30日、技術委員会が開かれた日に取材に応じている。森保監督の任期について技術委員会での議論はなかったとしたうえで「何も決まっていないです」と答え、開催される前提で準備を進める考えを示した。報道によると、森保監督が2027年3月以降も指揮を執る場合は、改めて理事会での承認が要る。11月3日の時点で、JFAは去就について新たな発表をしていない。
一方で、延期されても予定どおり2027年3月に大岩監督へ交代させる方向で調整している、とも報じられている。この場合、森保監督の指揮は年内で終わり、11月のシンガポール遠征が最後の試合になる可能性もあると伝えられた。
日本代表は11月、シンガポールのナショナルスタジアムで開かれる「MIZUHO BLUE CHALLENGE THE KALLANG FOOTBALL SERIES SINGAPORE」に出場する。14日にブラジル、17日にパラグアイと対戦する予定だ。
JFAは10月15日、12月30日にパナソニック スタジアム 吹田でキリンチャレンジカップ2026を開催すると発表している。対戦国とキックオフ時間は調整中で、アジアカップの延期で開催は不透明になったと報じられた。この試合が行われるかどうかで、森保監督の最後の試合がどれになるかも変わってくる。どちらもJFAの正式な発表を待つ段階だ。
大岩剛監督の体制とU23アジア杯の日程が重なる
延期の影響は、後任の大岩剛監督にも及ぶ。
大岩監督は現在、2028年のロサンゼルス五輪を目指すU-21日本代表を率いている。JFAの計画では、2027年3月からA代表の監督も兼ね、2030年のW杯まで指揮を執ることになっていた。
引っかかるのは、五輪のアジア予選を兼ねるAFC U23アジアカップ2028だ。この大会は2026年7月に日本での開催が決まり、上位2チームがロサンゼルス五輪の出場権を得る。報道によると2028年1月の開催が予定されており、アジアカップの新日程と時期が重なる。JFAは日程や会場について決まり次第知らせるとしていて、正式な日付はまだ出ていない。
A代表のアジアカップと五輪予選を、兼任の大岩監督が同じ時期にどう指揮するのか。延期の決定で、JFAは監督体制の組み方を改めて考える必要が出てきた。
アジア杯の日程と日本代表の今後の予定
11月3日時点で分かっている日本代表と関連大会の予定は、次のとおりだ。キックオフ時刻はJFAの案内による予定で、変わることがある。
| 日程 | 試合・大会 | 状況 |
|---|---|---|
| 2026年11月14日 | ブラジル戦 | 日本時間19時15分予定 |
| 2026年11月17日 | パラグアイ戦 | 日本時間22時10分予定 |
| 2026年12月30日 | キリンチャレンジカップ2026 | 対戦国未定。開催は不透明と報道 |
| 2027年12月23日 | アジアカップ開幕 | 2028年1月21日まで。FIFAの承認が必要 |
| 2028年1月 | U23アジアカップ | 1月開催と報道。正式な日程は未発表 |
延期によって、サウジ大会までの準備期間は約1年延びる。会場や日本の試合日程、チケットの扱いはAFCの発表に含まれておらず、今後の案内を待つことになる。FIFAの承認と、JFAが森保監督と大岩監督の体制をどう決めるかが、次の焦点だ。
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[文/構成 by ライター 凪]













































































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