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カルティエ心斎橋ブティック、6日オープン 佐久間由衣と中島歩がオープニングイベントに登場

カルティエ心斎橋ブティック、6日オープン 佐久間由衣と中島歩がオープニングイベントに登場

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン

カルティエは11月6日、大阪・心斎橋の商業施設「クオーツ心斎橋」に「カルティエ 心斎橋ブティック」を開いた。西日本最大の旗艦店で、銀座に続き国内2店舗目となるプライベート空間「レジデンス」を3階に置く。前日の11月5日には店内でハイジュエリーのショーがあり、俳優の佐久間由衣と中島歩がモデルを務めた。

11月6日開店、クオーツ心斎橋の1階から3階に

新しいブティックの住所は大阪市中央区南船場3-12-14。クオーツ心斎橋は大阪メトロ御堂筋線・長堀鶴見緑地線の心斎橋駅に直結する建物で、2026年4月25日に開業した。地上28階・地下2階、高さ約132メートルの複合ビルだ。

カルティエの区画は1階から3階まで。運営するリシュモン ジャパンは11月5日の発表で、ハイジュエリーを含むカルティエの全カテゴリーをそろえる西日本最大の旗艦店と位置づけた。営業時間は11時30分から19時30分までで、休みは不定休となっている。

取り扱うのはジュエリーとウォッチ、レザーグッズ、アクセサリー、フレグランス。フロアごとの役割は次のとおりだ。

フロア主な内容
1階ハイジュエリーの常設、アイコニックなジュエリー、レザーグッズ、アクセサリー、プライベートなサロン
2階ウォッチ、ダイヤモンドクリエイション、ブライダル、フレグランス、アフターサービスのカウンター
3階プライベート空間「レジデンス」(国内では銀座4丁目ブティックに続く2店舗目)

ハイジュエリーを1階に常に並べる点が目を引く。ブライダルとアフターサービスは2階にまとまっており、婚約指輪や結婚指輪を探す人、手持ちの時計やジュエリーを預けたい人は上の階へ向かう流れになる。

「水都・大阪」を写したファサードと日本の手仕事

建物の正面(ファサード)を手がけたのは建築家の永山祐子。2025年大阪・関西万博のウーマンズ パビリオンや、カルティエ ブティック 麻布台ヒルズ店のファサードも担当した人物だ。水の都として栄えた大阪の歴史から着想し、水の流れを描く伝統文様「立涌(たてわく)」をモチーフにした。波打つガラスに、時計や宝飾品の表面を細い線で彫り込むカルティエの伝統技法「ギヨシェ」を思わせる細かなメッシュを重ね、水面のような光と影の揺らぎを出している。

1階正面のアートウォールは、ストローマルケトリ(麦わらを貼り合わせて模様を描く技法)の名工、リゾン・ドゥ・コーヌが制作した。メゾンのエンブレムであるパンテール(ヒョウ)を描いた作品だ。動植物をテーマにした西陣織のアートウォールも並ぶ。

2階へ上がる階段には、職人の手仕事による藤の花が描かれている。カルティエは1903年に藤を題材にしたブローチを作っており、日本古来のモチーフとメゾンの歴史を重ねている。天井は枯山水を思わせる曲線で、壁には金沢箔のアートパネルが光る。

3階のレジデンスでは、万博のウーマンズ パビリオンで庭園を手がけた造園家の荻野寿也が植栽を担った。パンテールを木象嵌で描いた扉、雲のようなシャンデリアのあるオープンサロン、多治見のモザイクタイルとイエローオニキスのバーカウンターを備えたインドアテラスが続く。1階と2階の内装はバルセロナを拠点とする「g4 group」、ファサードと3階の内装は永山が担当した。

前日のハイジュエリーショー、2人がまとった品

開店を記念し、11月5日に店内でハイジュエリーのモデルショーが開かれた。佐久間由衣(31)と中島歩(38)が来場し、ひと足先にブティックを見て回ったうえで、ジュエリーを身につけて店内を歩いた。

佐久間が着けたのは、エメラルドとターコイズを大胆に使ったピーコック(クジャク)柄のネックレスとピアス。中島はカラーダイヤモンドでトラを写実的に表したブローチを身につけた。中島はスケルトン仕様の腕時計「ロトンド ドゥ カルティエ」も着用し、ムーブメント(時計の駆動部分)が動く様子を見るのが楽しいと語っている。

佐久間はドレス姿、中島は黒のタキシード姿で登場したと報じられた。

佐久間由衣「後にも先にもない」、中島歩「不思議な体験」

ショーを終えた佐久間は、取材に「すごく緊張しました」と明かし、「後にも先にもない」貴重な経験だったと話した。中島の後を追いかけるつもりで歩き、何とか乗り切れたという。個人的に好きなターコイズとエメラルドを組み合わせたジュエリーを着けられたことも、光栄だったとしている。

カルティエが発表した公式コメントでは、佐久間は「身につけた瞬間に、ハイジュエリーならではの価値を肌で感じました」と答えた。その輝きに背中を押してもらい、ショーの舞台を務めあげられたとも続けている。

中島はウォーキングの感想を「シュールな体験」「不思議な体験」と表現した。階段を降りてくるとき、どこかの王様になったような気分になったという。

店内については「買いに来てるわけじゃないから」緊張せずに見られたと話し、「いるだけで楽しい」と語った。西陣織など日本の伝統工芸が店内のあちこちで使われていることに触れ、高級ブランドの空間で日本の職人技が生きていることに安心したとも述べている。公式コメントでも中島は、日本の職人技が大切にされているのを見て「とても嬉しく、心強く思いました」と答えた。

カルティエのイメージを聞かれると、結婚指輪を作りに行くような特別な日に訪れる場所だという趣旨で答えたという。

大河の長政役から主演映画まで、2人の近況

中島は2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』で浅井長政を演じた。第27話「本能寺の変」では、炎の中に幻影として再び現れる場面が話題になった。2027年には、長編映画で初めて単独主演を務める『旅する練習』(スランプ気味の小説家・圭佑役)と、奈緒主演の映画『あをの情』の公開を控える。『旅する練習』は乗代雄介の小説が原作で、眞田康平が監督と脚本を担う。サッカー好きの姪と2人、千葉県の我孫子から茨城県の鹿島まで利根川沿いを歩く物語だ。2026年の東京国際映画祭で上映された三島有紀子監督の『男ともだち』では、主人公と関係を持つ医師・真司を演じた。同作では、ハセオ役の成田凌が11月4日にコンペティション部門の最優秀男優賞に選ばれている。

関連記事:あをの情、唐田えりか・青木柚・中野有紗・中島歩の出演を発表 奈緒主演映画で4人のキャストビジュアル初公開

佐久間は2017年のNHK連続テレビ小説『ひよっこ』で、主人公の幼なじみ・助川時子を演じて広く知られるようになった。身長170センチ台の長身を生かし、モデルとしても活動してきた。

カルティエの心斎橋ブティックは2000年に開店し、2021年5月に西心斎橋へ移って装いを新たにした歴史がある。今回は駅直結の高層ビルに3フロアを構え、レジデンスを備える店としては東京の銀座4丁目に次ぐ2店舗目になる。ハイジュエリーを常設し、ブライダルからアフターサービスまで1か所でそろう店が、心斎橋駅直結のビルに加わった。

[文/構成 by Webライター 榊原 透]

寄稿者

榊原 透
映画・ドラマ担当のWebライター。物語の展開だけでなく、俳優の演技や制作陣の工夫に目を向けています。

配信作品、原作のあるドラマ、アニメや漫画の映像化などを担当。あらすじを読む人と、作品を観終えて考えを深めたい人の両方に届くよう、ネタバレの範囲を分けて書きます。

映画を観たあとは、しばらく感想を寝かせるタイプ。帰り道でふっと思い出す場面に、その作品らしさを感じます。

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