NGT48清司麗菜、3度目の挑戦でSASUKE本戦へ アイドル予選会は3位、2位を経て優勝 スケボーにプロレスデビューも果たした25歳の歩み

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NGT48の清司麗菜(25)が、10月1日の「SASUKEアイドル予選会2026」で優勝し、TBS系「SASUKE2026~第44回~」本戦への出場権を手にした。予選会への出場は第1回から3年連続で、過去2回は3位と2位。スケートボードやプロレスにも挑んできた埼玉県出身のアイドルは、3度目でようやく頂点に立った。本戦は年末放送予定とされるが、11月7日時点で放送日は発表されていない。
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3度目の挑戦で優勝、タイムレースは12人で唯一20秒切り
予選会は千葉県流山市のキッコーマンアリーナ(流山市民総合体育館)で行われ、女性アイドル12人が本戦の出場枠を争った。種目は持久走の「テイルインポッシブル」、板を渡り続ける「スポンジブリッジ」、1対1で背中のロープを引き合う「パワーフォース」、本番さながらのコースを走る「SASUKEタイムレース」の4つで、合計ポイントで順位を決める方式だった。
清司は序盤から上位に食い込んだ。テイルインポッシブルは4位、スポンジブリッジでは24枚を渡って首位に立つ。ところがパワーフォースは初戦で敗れ、3種目を終えた時点では88ポイントで、AKB48の秋山由奈と並ぶ3位タイにとどまった。
勝負を決めたのは最終種目だった。
タイムレースで清司が出した記録は19秒40。出場12人の中で20秒を切ったのは清司だけで、合計158ポイントで逆転優勝となった。2位は私立恵比寿中学の風見和香で150ポイント、3位は秋山の128ポイントだった。
優勝直後の優勝者インタビューで、清司はこう話している。
「努力しても報われないことばっかりだなって思ってたんですけど、今回、1位という形でSASUKE本戦に出れることになって、ちゃんと努力って報われるんだなって思うことができました」
予選会は3位、2位を経て優勝 3年間の成績
アイドル予選会は2024年に始まり、清司は第1回から毎年出場している。過去2回の順位は、1回目が3位、2回目が2位だった。最終種目のタイムレースでは過去2大会でも1位だったが、総合ポイントでは優勝に届かなかった。
| 回 | 開催年 | 清司の順位 | 優勝者 |
|---|---|---|---|
| 第1回 | 2024年 | 3位 | 伊藤実希 |
| 第2回 | 2025年 | 2位 | 結城りな |
| 第3回 | 2026年 | 優勝 | 清司麗菜 |
タイムレースは毎回トップでも、ほかの種目で点を落とせば届かない。清司が埼玉新聞のインタビューで明かした対策は、課題だった持久力の強化だった。今年はテイルインポッシブルで4位に入り、最後のタイムレースで逆転できる位置に踏みとどまった。
もう一つ続けたことがある。「絶対に優勝する」と言葉にし続けることだ。同じインタビューで清司は、メンバーやスタッフ、ファンが同じ目標を共有してくれたことがプレッシャーではなく力になったと語り、「みんなのためにも」という思いが3年間あきらめなかった理由だと話した。
スケボーからプロレスまで、「なんでもやる清司麗菜」の歩み
清司は2001年4月19日生まれ、埼玉県出身。2015年にNGT48の1期生として加入し、2018年に正規メンバーへ昇格した。14歳で親元を離れ、それからは新潟を拠点に活動を続ける。
アイドル活動と並んで知られるのがスケートボードで、「No.1スケボーアイドル」の異名を持つ。埼玉新聞のインタビューで清司は、もともと新しいことに積極的に挑むタイプではなく、周りと比べてばかりの時期があったと明かした。スケートボードと出会い、自分で決めたことを積み重ねる経験をしたことで、人と比べるより自分がどうありたいかを考えられるようになったという。
挑戦の幅は、今年さらに広がった。
8月1日には、東京女子プロレスの「LOVE&PEACE TIFプロレス2026」(東京・青海)でプロレスデビューを果たした。TBS系「KUNOICHI2025秋」にも出演していた清司は、サイバーファイトの高木三四郎副社長からオファーを受けた。試合は9人が順に入場するバトルロイヤルで、清司はスケートボードに乗って登場した。バトルロイヤルを制したのはアイアンマンヘビーメタル級王者の原宿ぽむだったが、試合後の記念撮影の最中に清司が原宿の一瞬の隙をつき、丸め込んで同王座を一時手にする。ベルトはすぐに原宿に奪い返された。
清司は予選会の優勝後、「“なんでもやる清司麗菜”を刻んでいきたいなと思います」と話した。埼玉新聞のインタビューでは、以前から興味のあるパルクールにも挑戦したいと語っている。
家族の「麗菜ならできそう」と新曲「風の片想い」
SASUKEへの挑戦を最初に伝えたとき、家族は驚いたという。それでも、小さい頃から木登りをする活発な子どもだったことから「麗菜ならできそう」と背中を押してくれた。埼玉新聞のインタビューで清司は、優勝したときに家族から「いろいろな景色を見せてくれてありがとう」と言われたと明かしている。14歳で家を離れた娘を思う両親の寂しさにも触れ、うれしい報告ができることが幸せだと話した。
生まれ育った埼玉での仕事についても、同じインタビューでうれしさを口にした。埼玉県出身の清司麗菜として、そしてNGT48のメンバーとして知ってほしいという言葉には、人と比べてつらい思いをしている人に勇気を届けたいという思いが重なる。
グループの活動では、10月28日に発売されたNGT48の12枚目シングル「風の片想い」で選抜メンバーに入った。約1年4か月ぶりの新曲で、清司はタイトルの「想」の字に注目し、片想いの切なさに加えて、人を想うことで生まれる優しさや温かさが描かれた曲だと受け止めている。大学生の日常をテーマにしたミュージックビデオは実際の大学で撮影され、清司は授業中に居眠りする学生を演じた。

風の片想い (Type-A)
UNIVERSAL MUSIC GROUP
SASUKE2026本戦の放送日は未発表、本人が挙げた課題
本戦「SASUKE2026~第44回~」は、各社の報道で年末放送予定とされている。TBSのSASUKE公式サイトは11月7日時点で放送日を発表していない。
本戦に向けて、清司は映像を繰り返し見て研究し、SASUKE経験者の岩本理瑚との練習も望んでいる。優勝者インタビューでは、具体的な課題も挙げた。
「フィッシュボーン、逆回転があるバージョンにチャレンジしたことがないので、そこは絶対に超えたいです。」
同じ取材では「DXは正直、小柄な人には不利かな」とも話し、本戦までにジャンプ力を磨きたいと語った。
埼玉新聞のインタビューで、清司はSASUKEを何が起こるか分からない「びっくり箱」にたとえた。直前まで舞台が分からない楽しみと、少しの怖さ。その上で「3年かけてつかんだこのチャンスを楽しみ、恐れずに挑戦してきます」と意気込みを語っている。
目標に掲げるのは、NGT48の全国ツアーだ。自分の活躍がNGT48を知ってもらう入り口になればと話す25歳が、3年越しでたどり着いた本戦のセットに挑む。
[文/構成 by ライター あおい りんご]












































































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