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ニューロティカが2028年1月8日の東京公演で解散へ アツシ「私のわがままです」と説明、ラストツアーは2027年9月から

ニューロティカが2028年1月8日の東京公演で解散へ アツシ「私のわがままです」と説明、ラストツアーは2027年9月から

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1984年に東京・八王子で結成したパンクロックバンドのニューロティカが11月7日、2028年1月8日の東京公演をもって解散すると発表した。ボーカルのアツシは理由を「私のわがままです」と説明し、「井上篤として、ゆっくり生活をしたくなった」とつづっている。2027年9月からは全国17公演のラストツアーを回る。

解散は2028年1月8日、発表はアツシ名義の文書で

発表は11月7日、ニューロティカ公式サイトと公式Xで行われた。公式Xは「ニューロティカから大切なお知らせ」として文書を投稿し、公式サイトにも同じ内容を掲載している。

文書は「親愛なる皆様へ」で始まり、末尾の署名は「ニューロティカ アツシ」。日頃の応援への感謝を述べたあと、次のように切り出した。

「突然ですが、2028年1月8日(土)をもって、ニューロティカは解散いたします。」

最後の公演は2028年1月8日の東京公演で、これが解散ライブとなる。会場は11月7日時点で発表されていない。結成は1984年1月で、結成から44年での解散となる。

理由は「私のわがまま」、井上篤としての生活へ

解散の理由について、アツシは短く、はっきり書いた。

「理由としては、私のわがままです。<br>井上篤として、ゆっくり生活をしたくなったからです。」

井上篤はアツシの本名だ。ステージに立つ「ニューロティカのアツシ」から離れ、一人の生活者としての時間を持ちたいという気持ちを、飾らずに言葉にしている。

それでも、文書は湿っぽい調子では終わらない。アツシは「残り1年程の活動となりますが、」と前置きしたうえで、「ニューロティカのアツシとして、全力で走ります!」「ニューロティカらしくバカやって、全力で暴れます!!」と宣言した。

感謝を伝える相手には「ファンの皆様、スタッフの皆様、バンド仲間の皆様、お笑い芸人の皆様」を並べ、「ニューロティカを愛してくださって本当にありがとうございました!」と記している。バンド仲間と並んでお笑い芸人の名前が出てくるあたりに、このバンドの交友の広さがのぞく。

結びは「どうか皆様!最後までよろしくお願い致します。」。その後に「みんなで歌おうパンクロック!」「みんなで騒ごうニューロティカ!」の2行を添えた。

ラストツアーは2027年9月の長岡から17公演

ラストツアー「ニューロティカ LAST TOUR」は、2027年9月18日の新潟・長岡HOODで始まる。10月末までの12公演で各地のライブハウスを回り、11月以降は札幌、名古屋、福岡、大阪の4都市を経て、2028年1月8日の東京で幕を閉じる。

日程は次のとおり(ニューロティカ公式サイトの発表による)。

日程会場
2027年9月18日(土)新潟・長岡HOOD
9月19日(日)埼玉・熊谷HEAVEN’S ROCK VJ-1
9月25日(土)岐阜・中津川BREATH
9月26日(日)静岡・藤枝KOKOPELLI
10月2日(土)岡山・ペパーランド
10月3日(日)神戸・太陽と虎
10月16日(土)横浜・BAYSIS
10月17日(日)千葉・LOOK
10月23日(土)大分・club SPOT
10月24日(日)熊本・Django
10月30日(土)仙台・FLYING SON
10月31日(日)福島・OUTLINE
11月20日(土)札幌(会場は後日発表)
11月28日(日)名古屋(会場は後日発表)
12月4日(土)福岡(会場は後日発表)
12月19日(日)大阪(会場は後日発表)
2028年1月8日(土)東京(解散ライブ・会場は後日発表)

9月と10月の12公演は、すべて土曜と日曜の2日続きで、週末ごとに2都市を続けて回る。チケットの発売方法や料金は、11月7日時点では案内されていない。

ツアーの外でも、残り期間の活動は続く。アツシは文書で「対バンやイベント出演依頼等が有りましたらホームページにご連絡下さい。」と呼びかけ、「スケジュール、条件などが合えば参加させて頂きます。」と書き添えた。解散までの間、ほかのバンドとの共演やイベントへの出演も受け付ける。

メンバーはどうなる?解散後の予定は未発表

現在のメンバーは、ボーカルのATSUSHI(アツシ)、ギターのRYO、ベースのKATARU、ドラムのNABOの4人だ。

解散後にそれぞれがどう活動するかは、11月7日時点で発表されていない。文書で語られたのはアツシ自身の「ゆっくり生活をしたくなった」という思いで、ほかの3人の今後には触れていなかった。

文化祭のコピーバンドから武道館へ、44年の歩み

ニューロティカの原型は、アツシが中学・高校の同級生だったギターの修豚らと文化祭のために組んだコピーバンドだった。1984年1月、アツシと修豚の2人を中心に東京・八王子でNEW ROTEeKAとして結成し、ライブハウスを拠点に活動を重ねていく。

1990年にメジャーデビュー。その後もメンバーの入れ替わりを経ながら、アツシはバンドの真ん中に立ち続けた。ファンや仲間からは「あっちゃん」の愛称で呼ばれている。

アツシは、八王子で祖母が創業した菓子店「藤屋」の3代目として、店に立ちながら歌ってきた。

関連記事:ニューロティカのあっちゃん、アツシ(井上篤)の経歴 八王子の菓子店「藤屋」3代目の62歳、1984年の結成から初の日本武道館まで

大きな節目は2022年1月3日だった。結成38年目にして初めての日本武道館公演「心燃会」を開き、ライブハウスで長く歌ってきたパンクバンドが、30年以上かけて大舞台にたどり着いた。

あれから5年近く。結成から44年となる2028年1月を最後に、バンドは自ら終わりの日を決めた。解散までは約1年2カ月あり、2027年秋の長岡から始まる最後の旅が、その仕上げになる。

[文/構成 by ライター 小川 そら]

寄稿者

小川 そら
人物ニュース・芸能・スポーツ・社会の話題を担当しています。記事を書くときに決めているのは、確認できていないことを書かないことと、報道の表現をそのまま強めないこと。経歴や活動歴は時系列で整理し、「いつ・何があったか」がすぐ追える形にまとめています。休日はドラマの一気見と、近所の喫茶店めぐりで過ごすことが多いです。

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