中日、外国人3選手の自由契約をNPBが公示 アブレウ・メヒア・カリステの今季成績

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日本野球機構(NPB)は11月2日、中日ドラゴンズのアルベルト・アブレウ投手、ウンベルト・メヒア投手、オルランド・カリステ内野手の3人を自由契約選手として公示した。3人とも理由は「ウエイバー不請求」。今季限りでの退団は10月上旬に報じられており、この公示で正式に決まった。
11月2日付で公示、3人とも「ウエイバー不請求」
NPB公式サイトの「自由契約選手」の一覧には、11月2日付で中日の3人が並んだ。登録名は「A.アブレウ」(投手・背番号28)、「H.メヒア」(投手・91)、「O.カリステ」(内野手・4)。ウエイバーは、球団が選手との契約を解く前に、ほかの球団へ獲得の機会を与える手続きだ。「ウエイバー不請求」は、この手続きで3人の獲得を申し込む球団がなかったことを示す。これで3人は、どの球団とも自由に契約を結べる立場になった。野球協約第58条は、自由契約選手はコミッショナーの公示の後、いずれの球団とも自由に選手契約を結べると定める。
| 登録名(フルネーム) | 守備・投打 | 背番号・出身 | 在籍 |
|---|---|---|---|
| アブレウ | 投手・右投左打 | 28・ | 2026年 |
| メヒア | 投手・右投右打 | 91・ | 2023〜26年 |
| カリステ | 内野手・右投右打 | 4・ | 2023〜26年 |
同じ日の公示で自由契約になったのは、この中日の3人だけだった。11月3日には楽天のコントレラス、宋家豪の2投手が続いている。
3人の退団は10月4日の時点で報じられていた。カリステとメヒア、アブレウの今季限りでの退団が決まったという。球団公式サイトのニュース欄では、日本人選手への契約しない通告を9月29日から10月30日まで順に出してきたが、11月3日時点で3人についての発表は載っていない。本人のコメントも確認できなかった。
中日は今季143試合で60勝81敗2分け。セ・リーグ6位に沈んだ。
1軍とファームで見る3人の今季成績
数字はNPB公式の個人成績(11月3日時点)による。2026年のファームは「ファーム・リーグ(中地区)」での成績だ。
| 選手 | 1軍の成績 | ファームの成績 |
|---|---|---|
| アブレウ | 24試合1勝1敗2ホールド、 | 6試合0勝0敗、 |
| メヒア | 18試合0勝1敗4ホールド、 | 22試合0勝4敗3セーブ、 |
| カリステ | 26試合、 | 39試合、 |
アブレウは開幕戦でつまずく
アブレウ(31)は西武の元守護神だ。2024年3月29日の楽天戦でNPB初登板初セーブを挙げると、その年は52試合に登板して28セーブ、防御率2.39。それでも1年で西武を退団した。2025年はレッズ傘下の3Aで投げ、中日は2025年12月に獲得を発表した。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)ではドミニカ共和国代表に選ばれ、リリーフで登板した。チームは準決勝まで勝ち進んだ。
ところが、シーズンの出だしでつまずく。3月27日の広島との開幕戦(マツダスタジアム)で、5-1とリードした9回を任されたが、4点を失って同点に追いつかれ、降板した。試合は延長10回、6-5で広島のサヨナラ勝ちとなった。この登板で腰を痛めたと報じられ、開幕直後に出場選手登録を抹消された。
6月に1軍へ戻ると、移籍後初勝利も挙げた。それでも最終的には24試合で防御率4.13。勝ちパターンの一角に定着できなかった。NPBでの通算は2シーズン76試合で3勝6敗28セーブ13ホールド、防御率2.96となった。
メヒアは先発から中継ぎへ
パナマ出身のメヒア(29)は、メキシカンリーグ、メッツ傘下の3Aを経て、2023年のシーズン途中に加入した。初登板は同年6月24日のヤクルト戦で、いきなり先発。7月8日の広島戦で来日初勝利を挙げ、1年目は8試合すべて先発で3勝1敗、防御率2.23の成績を残した。
2024年も15試合すべてに先発したが、3勝8敗、防御率4.88と負けが込む。2025年は主に中継ぎに回り、8月15日のDeNA戦で来日初ホールドを記録。その年は12ホールドを記録し、25試合で防御率3.35と持ち直した。今季はセットアッパーとしての期待がかかっていたものの、1軍登板は18試合にとどまった。ファームでは22試合に投げて防御率7.36と、2軍でも結果を残せなかった。4年間の1軍通算は66試合8勝12敗16ホールド、防御率3.70だ。
カリステは2軍で打率3割超も
ドミニカ共和国出身のカリステ(34)は、ロイヤルズとジャイアンツを経て2023年に来日した。開幕カードの4月1日、東京ドームでの巨人戦に先発出場してNPBデビュー。9月1日の広島戦(マツダスタジアム)で来日初本塁打を放った。
最も出番が多かったのは2024年だ。114試合で打率.261、7本塁打、36打点を記録した。2025年は61試合で打率.227、今季は26試合で打率.197と出場機会が減り、守備の課題も指摘されてきた。
一方、ファームでは39試合で打率.318、出塁率.387を残している。1軍との差は1割2分以上。上での数字が伸びなかった。4年間の1軍通算は248試合で打率.242、14本塁打、66打点となった。
工藤新監督のもとで外国人の顔ぶれはどうなる
来季から指揮を執るのは工藤公康監督(63)。球団は10月15日に就任を発表し、工藤監督は名古屋市内での会見で「最終的な目標は優勝」と語った。背番号はソフトバンク監督時代と同じ81。外国人の入れ替えは、新体制で迎える最初のオフの課題の一つになる。
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確定している動きと、報道の段階のものを分けておく。
ドジャースは現地9月22日(日本時間23日)、ライアン・ウォード外野手(28)が中日と契約したと発表した。マイナー通算168本塁打の右投げ左打ちで、守備位置は左翼、右翼、一塁など。今季はメジャーで20試合に出場し、打率.218、3本塁打、12打点だった。中日の朝田球団本部長は「譲渡の契約は済んだ。本人との契約は進めている」と話し、本人との来季契約が大筋で合意していると報じられた。
今季加入したミゲル・サノー内野手は、故障による離脱をはさみながら95試合で23本塁打、52打点を記録した。来季も契約を結ぶことで大筋合意したと報じられている。どちらも球団からの正式な契約発表は、11月3日時点で出ていない。
投手陣では、アブレウとメヒアが抜けて救援の外国人が減る。中日は9月29日に福敬登、三浦瑞樹ら6人へ来季の契約を結ばないと通告しており、日本人選手の入れ替えも進む。
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外野手の上林誠知は10月27日、9月に取得した国内FA権の行使について熟考する考えを明かした。工藤監督は残留を望んでいる。外国人の野手をどう組み合わせるかは、上林の決断とも関わってくる。
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3人は今後、他球団との交渉が自由になる。NPBの他球団や海外リーグでプレーを続けるかどうかは、11月3日時点で伝わっていない。
[文/構成 by スポーツ担当ライター TAKU]
















































































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