レイエスが日本ハムと契約延長、2027年の年俸8億円+出来高(推定) 首位打者の年俸推移

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北海道日本ハムファイターズは11月2日、フランミル・レイエス外野手(31)と契約延長で合意したと発表した。複数年契約で、2027年の年俸は推定8億円プラス出来高払い。2026年はパ・リーグ首位打者を手にしており、入団1年目の推定1億円から、3年で8倍に跳ね上がる。
複数年契約で合意、2027年は推定8億円
発表は11月2日の午後だった。球団は複数年契約であることを明らかにしたが、契約年数と総額は公表していない。2027年の年俸は推定8億円に出来高払いが加わり、2026年の推定4億5000万円から約1.8倍に増える。
報道によると、この額は球団史上最高で、NPBの野手としては歴代1位になるという。レギュラーシーズン143試合で割ると、1試合あたり約560万円になる。
海外では米国の記者が11月1日(現地時間)、日本ハムとレイエスが4年総額最大4000万ドル(日本円で60億円超)で合意したと伝えた。ただ、球団はこの数字を認めておらず、金額面では実際の条件と食い違いがあるとする国内の報道もある。契約年数と総額は、11月3日時点で確定した情報ではない。
レイエスはクライマックスシリーズの後に母国ドミニカ共和国へ帰国しており、球団を通じてコメントを出した。再びこのチームでプレーできることを喜び、「自分を信じてくれていることに感謝し、来季も全力を尽くします」とファンと球団に向けて語っている。
2026年は打率.313で初の首位打者
レイエスが手にしたのは、日本で初めての首位打者だ。NPB公式記録によると、2026年は128試合に出場して打率.313、32本塁打、82打点。打率はリーグ2位の近藤健介(ソフトバンク)の.309を4厘上回った。本塁打は近藤と並ぶリーグ3位、打点も3位に入った。本塁打と打点の2冠は、40本塁打、118打点のソフトバンク・栗原陵矢が手にしている。出塁率.375、長打率.571という数字も残った。
勢いが最も出たのは6月だった。月間打率.400、10本塁打、18打点で、2024年8月、2025年7月に続く3度目の月間MVPに選ばれる。受賞の際には「この1カ月間、ずっと野球をすることが楽しみで、野球少年のような感じで過ごしていた」と話していた。
ただ、シーズンは最後まで走り切れなかった。9月16日の全体練習中に右ハムストリングス(太もも裏)の肉離れを負い、翌17日に出場選手登録を外れる。それでも規定打席に届いており、離脱前の数字のまま首位打者が確定した。
2025年は32本塁打、90打点で本塁打王と打点王の2冠に輝いている。長打で2冠を取った翌年に、今度は確実性で頂点に立った。2年続けて、違う形でリーグのタイトルを手にしたことになる。
| 年度 | 試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 主なタイトル |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024年 | 103 | .290 | 25 | 65 | ベストナイン |
| 2025年 | 132 | .277 | 32 | 90 | 本塁打王・ |
| 2026年 | 128 | .313 | 32 | 82 | 首位打者 |
日本での3シーズンを合計すると363試合で89本塁打、237打点。平均すると年間30本塁打、79打点のペースだ。
推定1億円から8億円へ、年俸の推移
なぜここまで年俸が上がったのか。
答えは、来日前の実績と日本での3年間にある。レイエスはドミニカ共和国出身で、2018年にサンディエゴ・パドレスでメジャーデビューした。クリーブランド・インディアンス(現ガーディアンズ)、シカゴ・カブス、カンザスシティ・ロイヤルズでもプレーし、メジャー通算108本塁打を記録している。2019年には37本塁打を放った長距離砲だった。
日本ハムが契約合意を発表したのは2024年1月8日。背番号は99で、契約は推定年俸1億円プラス出来高の単年契約と伝えられた。発表前には、海外で100万ドルでの合意と報じられていた。1年目は103試合で打率.290、25本塁打。この年には大下弘、森本稀哲が持っていた24試合を抜く球団新記録の25試合連続安打もマークし、指名打者部門でベストナインにも選ばれた。
結果を受けて、球団は2024年10月21日に2025年シーズンの契約延長を発表。2025年は本塁打王と打点王を取り、11月10日には2026年シーズンの延長も発表された。この時点の推定年俸は4億5000万円で、入団時の4.5倍まで上がっていた。
| シーズン | 推定年俸 | 契約の動き |
|---|---|---|
| 2024年 | 1億円+出来高 | 2024年1月8日に入団発表、 |
| 2025年 | 報道で額が割れる | 2024年10月21日に延長を発表 |
| 2026年 | 4億5000万円+出来高 | 2025年11月10日に延長を発表 |
| 2027年 | 8億円+出来高 | 2026年11月2日に複数年契約で延長を発表 |
2025年の年俸は、3億円とする報道と、2024年オフの時点で4億5000万円の複数年契約を結んだとする報道があり、数字がそろっていない。報道された推定額で比べると、2024年の推定1億円から2027年の推定8億円まで、3年で8倍になる。
ずっとここにいたいと語った夏
残留への思いは、シーズン中から隠していなかった。8月28日のロッテ戦(エスコンフィールドHOKKAIDO)で、三回に28号3ラン、五回に29号2ランと2打席連続本塁打を放ち、5打点でチームを6-4の勝利に導いた試合後のヒーローインタビュー。レイエスはファンと球団を家族と呼び、英語で「I wanna stay here forever」と語った。
さかのぼれば、最初の延長が決まった2024年10月にも、球団を通じて「ファイターズ以外の場所でプレーすることは考えられませんでした」とコメントしている。日本に着いた日から球団の人たちが温かく接してくれ、自分の家にいるような気分で過ごしてきたとも明かし、家族とともに新しい機会をくれた球団への感謝を口にしていた。来日1年目から、本人の気持ちは日本ハムに向いていたことになる。
一方で、2027年からはセ・リーグも指名打者(DH)制を導入する。打席に専念できる強打者の需要は12球団に広がり、レイエスは他球団の獲得候補に挙がると報じられていた。球団にとって、首位打者を手放さないための大型契約でもあった。
打線の軸を残した日本ハム、オフの動きは続く
新庄剛志監督は2027年も指揮を執ることが決まっている。来季は就任6年目。清宮幸太郎、万波中正、野村佑希らと並ぶ打線の中心に、レイエスが引き続き座る。
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日本ハムのオフは、主力の去就が並行して動いている。投手陣では伊藤大海がポスティングシステムによるメジャー移籍を球団に認められた。野手の柱を残す一方、投手の柱が抜ける可能性を抱えたまま、球団は来季の編成を進める。
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2027年の年俸8億円は、あくまで推定の数字だ。球団は契約年数も総額も公表していない。それでも、推定額で比べれば来日3年で1億円から8億円へ。日本球界で結果を残した助っ人が、そのまま日本ハムで4年目を迎える。
[文/構成 by スポーツ担当ライター 高瀬翔吾]









































































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