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加村真美、元日本代表DF西大伍と結婚を発表 結婚相手の経歴と2人をつなぐ岩手の縁

加村真美、元日本代表DF西大伍と結婚を発表 結婚相手の経歴と2人をつなぐ岩手の縁

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女優の加村真美(33)とサッカー元日本代表DFの西大伍(39)が2026年9月22日、それぞれの公式SNSを更新して結婚を発表した。連名の書面に直筆の署名を添え、同じ画像を互いのアカウントに投稿している。西は2025年限りで現役を退いたばかり。最後に所属したクラブは、加村の地元である岩手のチームだった。

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連名の書面に直筆署名 「これからは二人で支え合いながら」

投稿されたのは、2人の名前が並ぶ1枚の書面だった。「いつも応援してくださっている皆さまへ」という呼びかけで文面は始まる。

「私事ではございますが、この度、私たちは結婚いたしましたことをご報告させていただきます。これまでたくさんの方に支えていただきながら、それぞれの場所で活動を続けることができました。本当にありがとうございます。これからは二人で支え合いながら、それぞれの仕事にも変わらず真摯に向き合っていきたいと思います。温かく見守っていただけたら嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたします。」

末尾には「令和8年9月22日」の日付と、西大伍、加村真美の直筆署名が添えられている。どちらか一方が語ったコメントではなく、書き出しから署名まで2人の共同名義だ。同じ書面を双方が自分のアカウントへ載せたため、発表の主体も2人そろってということになる。

婚姻届をいつ出したのかは、明らかにされていない。書面にある令和8年9月22日は文書そのものの日付で、入籍日として説明されたわけではない。出会った時期、交際の長さ、挙式や披露宴の予定についても、本人たちは何も触れないままだ。西も加村も所属先を通じた追加の説明を出しておらず、公になっているのは書面に書かれた範囲だけになる。

結婚相手は元日本代表DF 札幌で育ち、鹿島で頂点を味わった20年

西大伍は1987年8月28日生まれ、北海道の出身だ。身長176センチのDFで、右サイドバックを主戦場にしながら、中盤やセンターバックもこなした。コンサドーレ札幌のアカデミーで育ち、2006年にトップチームへ上がってプロの道に入る。

キャリアの中心になったのが鹿島アントラーズでの8年間だった。2011年に加入し、2016年にJ1を制覇。同じ年の天皇杯も勝ち取り、Jリーグカップは2011年、2012年、2015年と3度、頂点に立っている。2018年にはAFCチャンピオンズリーグでアジアの王者になった。国内外の主要タイトルをひと通り経験した右サイドバックは、そう多くない。

この8年間の中身も厚い。公表されている年別の出場記録を2011年から2018年まで足すと、J1リーグが221試合10得点、カップ戦が35試合1得点、天皇杯が18試合2得点になる。リーグ戦は最も少ない年でも23試合に出ており、8シーズンを通して主力の座を明け渡さなかった計算だ。

所属クラブ主な出来事
2006〜2009年コンサドーレ札幌ユースからトップ昇格、プロデビュー
2010年アルビレックス新潟期限付き移籍
2011〜2018年鹿島アントラーズJ1優勝(2016年)、天皇杯優勝(2016年度)、Jリーグカップ優勝(2011・2012・2015年)、AFCチャンピオンズリーグ優勝(2018年)
2019〜2020年ヴィッセル神戸天皇杯優勝(2019年度)
2021年浦和レッズ天皇杯優勝(2021年度)
2022〜2023年北海道コンサドーレ札幌育ったクラブへ復帰
2023年8月〜2025年いわてグルージャ盛岡期限付き移籍を経て2024年に完全移籍、2025年限りで現役引退

神戸と浦和でも天皇杯を勝ち、2022年には育ったクラブへ戻った。個人としての評価も、鹿島に在籍した時期に集中している。Jリーグ優秀選手賞には2014年から2018年まで5年続けて選ばれ、2017年と2018年にはベストイレブンにも名を連ねた。2014年には最優秀ゴール賞も受賞している。派手な得点源ではない右サイドバックが、5年連続でリーグの優秀選手に挙げられるのは珍しい。

日本代表としての出番は2試合だった。初出場は2011年6月1日、キリンカップサッカーのペルー代表戦。鹿島に移った年に、アルベルト・ザッケローニ監督の下で代表デビューを飾った。数だけ見れば短い代表歴になるが、当時の日本の右サイドバックは層が厚く、そこに名を連ねたこと自体が実力の証しだった。

現役最後の2年余りは岩手 2025年10月28日に引退を発表

2023年8月、西はいわてグルージャ盛岡へ期限付きで移籍する。当時J3だったクラブに、J1通算372試合を戦った選手が加わった。翌2024年に完全移籍へ切り替え、岩手に腰を据える。

クラブは2024年シーズンを終えてJ3からJFLへ落ちた。それでも西は残った。2025年はJFLの舞台でプレーし、シーズン途中の10月28日、クラブの公式サイトで現役引退が発表される。本人のコメントは短かった。

「今シーズン限りで現役を辞めることを決めました。20年間たくさんの愛をありがとうございました。今シーズン残りの試合をプロとして全うします。20時から自身のYouTubeチャンネルにて少し話します。」

2006年のプロデビューから数えて20年。札幌、新潟、鹿島、神戸、浦和、そして岩手と渡り歩いた歩みは、盛岡で終わった。古巣の鹿島アントラーズも公式Xで西の引退に触れ、在籍した各クラブの名前を並べてねぎらっている。

区切りの場面は2025年11月16日に用意された。JFL第29節、盛岡市の純情産地いわてトラフィール(岩手県営運動公園陸上競技場)でのホーム最終戦は、クリアソン新宿に1-3で敗れて終わる。その試合のあと、引退セレモニーが行われた。立ったのは西ひとりではない。鹿島でもプレーし、J1京都などで長く活躍したMF中村充孝と2人での実施で、スタンドのサポーターから拍手が送られている。

関連記事:高木善朗さんが33歳で現役引退 アルビレックス新潟が発表、13日の山形戦でセレモニー

加村真美を世に出したのも岩手 2011年のご当地ヒーロードラマ

加村真美は1993年1月12日生まれ、岩手県の出身だ。大学の学園祭で「岩手美少女図鑑」のカメラマンに見いだされたことが芸能活動の入り口になった。

女優としての出発点は、地元のご当地ヒーロードラマだった。2011年10月に放送が始まったテレビ岩手「鉄神ガンライザー」で、ヒロインの姫神結役に抜てきされる。

この作品そのものが、震災から生まれたものだった。2011年3月に東日本大震災が起き、「岩手の子どもたちに元気と笑顔を」を合言葉に同年6月に企画が立ち上がる。10月に子ども向け番組「らどんぱ!」の放送が始まり、そこでガンライザーが誕生した。以降も2014年7月に「鉄神ガンライザーNEO」、2017年10月に「鉄神ガンライザー零」とシリーズは続き、加村も同じ役で出演を重ねた。インターネット上でも容姿が話題になり、「1000年に2人目の美少女」と紹介されるようになった。

2016年に活動の場を東京へ移す。マクドナルドやアサヒビールのCMに出て顔が広まり、テレビ朝日の「王様戦隊キングオージャー」では2023年6月から2024年2月まで、スズメ・ディボウスキ役でレギュラー出演した。近年は舞台での仕事が増え、2026年6月のG3ユニット「三人の父親」では福田莉子役を務めた。

そして結婚発表の2日前まで、加村は劇場にいた。PandemicDesign×imgの「希薄2026」が2026年9月17日から20日まで彩の国さいたま芸術劇場・小ホールで上演され、加村はちさと役で立っている。脚本・演出は日野祥太、上演時間は約120分で、4日間に全7公演が組まれた。キャストには加村のほか矢島舞美、菅原茉椰ら9人が並んでいる。2018年の同名作の続編にあたる新作で、東日本大震災から15年が過ぎた人々の現在を描く内容だった。震災を起点に生まれた作品でデビューした俳優が、震災から15年を扱う舞台への出演を終えた直後に、結婚を報告したことになる。

2人をつなぐ岩手 「岩手婚」と伝えられた理由

加村は岩手県出身で、デビュー作も地元のご当地ヒーロードラマ。西は現役最後の2年余りをいわてグルージャ盛岡で過ごし、そのまま岩手でユニホームを脱いだ。妻の故郷と、夫が選んだ最後の土地が重なる。この結婚は「岩手婚」とも呼ばれた。

とはいえ、2人が岩手で出会ったかどうかは公表されていない。西が岩手へ移ったのは2023年8月で、加村が上京したのは2016年。接点がいつ、どこで生まれたのかを本人たちは説明しておらず、報道も出会いの経緯までは踏み込んでいない。書面に書かれた通り、分かっているのは2人が結婚したという事実と、これからも互いの仕事を続けるという意思だけだ。

北海道生まれのDFと、岩手生まれの女優。片方はピッチを去り、片方は舞台に立ったばかり。共通するのは、岩手という土地で仕事人生の節目を迎えたことだった。西は引退を発表した日も、自身のYouTubeチャンネルで思いを語っている。加村は舞台を中心に活動の幅を広げる。連名の書面にある「それぞれの仕事にも変わらず真摯に向き合っていきたい」という一文が、そのまま2人の当面の答えになる。

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[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]

寄稿者

MEDIA DOGS 編集部
メディアドッグス株式会社のMEDIA DOGS 編集部チーム。インターネットマーケティングに約10年携わるメンバーで編成し、企画・取材・執筆から公開後の改善まで一貫して担当。「出会いを、設計する。」のもと、人と企業が正しく出会える場をつくるために、一次情報の確認とファクトチェックを徹底。情報をわかりやすく誠実に届け、読者の疑問を解決します。

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