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安斎颯馬、FC東京に復帰 ポルトガル2部ペナフィエルへの期限付き移籍から帰還

安斎颯馬、FC東京に復帰 ポルトガル2部ペナフィエルへの期限付き移籍から帰還

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FC東京は8月4日、ポルトガル2部FCペナフィエルに期限付き移籍していたMF安斎颯馬(23)の復帰を発表した。1月24日から半年間現地でプレーし、14試合に出場して1得点を記録している。デビュー戦ではわずか8分で決勝ゴールを決めた。復帰にあたり「自分にできることを精一杯頑張ります」とコメントを寄せている。

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半年間の期限付き移籍を終えて復帰

FC東京は8月4日、ポルトガル2部リーグに所属するFCペナフィエルへ期限付き移籍していたMF安斎颯馬が古巣に復帰すると発表した。同日発表されたコメントで安斎は「ファン・サポーターのみなさん。このたび、FC東京に復帰することになりました。どんな時も、どんな状況でも自分にできることを精一杯頑張ります。応援をよろしくお願いします」と復帰後の意気込みを語っている。

東京都目黒区出身、2002年9月29日生まれの安斎は、2015年にFC東京の下部組織U-15深川へ加入し、2017年には高円宮杯で準優勝を経験している。2018年に青森山田高校へ進み、2021年からは早稲田大学でプレーした。大学在学中の2023年4月、日本サッカー協会(JFA)からJリーグ特別指定選手に認定されている。特別指定選手は、大学や高校に在籍しながらプロクラブの試合に出場できる制度だ。安斎はこの枠組みで公式戦2試合を経験し、2024年2月にFC東京と正式にプロ契約を結んだ。2025年はJ1で30試合に出場して2得点をマークし、レギュラーの一角に定着しつつあった。球際の強さとポジションを問わないユーティリティ性が持ち味とされる選手だ。クラブでの通算成績は76試合7得点。8月4日からトップチームの練習に合流する予定だ。

最下位クラブへ単身、初の海外挑戦

安斎がFCペナフィエルへ渡ったのは1月24日。選手の登録を元クラブに残したまま一定期間だけプレーする期限付き移籍で、契約期間は2026年6月30日までだった。移籍発表時のコメントで安斎は「非常に心が揺れる決断でしたが、色々な状況を踏まえて海外に挑戦することを決めました」と心境を明かし、「簡単な道ではありませんが、活躍している姿を届けられるように頑張ります」と決意を語っている。

当時のペナフィエルはポルトガル2部で最下位。残留争いのただ中にあるチームへの加入だった。J1でレギュラーに近い立場を掴みかけていた矢先の単身乗り込みは、決して気楽な選択ではなかっただろう。それでも安斎は、わずか2週間足らずで結果を残す。

デビュー戦8分で決勝弾、チームは残留

2月6日のシャベス戦、安斎は後半開始から途中出場すると、投入からわずか8分で決勝ゴールを記録した。ペナルティエリア手前でボールを受けてドリブルを仕掛け、左足を振り抜いてゴール左隅へ流し込む鮮やかな一撃だった。試合は1-0でペナフィエルが勝利し、現地ポルトガルメディアは安斎の活躍を称賛し、デビュー戦のヒーローになったと伝えた。

半年間で安斎が残した成績は14試合1得点。スポニチアネックスによると、この活躍がチームの2部残留を後押ししたという。移籍直後は出場機会そのものが不透明だったが、開幕直後の結果がその後の起用につながった。

新天地探るも実現せず、古巣で再起

契約期間が迫った6月30日、FC東京は安斎について「移籍を前提とした手続きと準備のため、7月5日より始動するチームの活動には参加いたしません」と発表していた。もともとの期限付き移籍契約は6月30日までで、通常であれば契約満了とともにFC東京へ復帰する流れだった。ただしこの時点で去就はまだ明らかにされておらず、6月30日から8月4日の発表まで1カ月あまり、安斎の進路は宙に浮いたままだった。

スポニチアネックスによると、安斎は今夏、ステップアップを目指して新天地への移籍先を探ったものの実現せず、FC東京での研鑽を続ける決断に至ったという。8月4日の復帰発表は、その交渉を経てのものだった。ポルトガルでつかんだ結果を、次はどのクラブで生かすのか。答えは古巣のピッチだった。

8日に町田戦、練習合流後の起用に注目

FC東京は8月8日、ホームの味の素スタジアムでFC町田ゼルビアと対戦する。続く15日はアウェーでヴィッセル神戸、21日はホームでジェフユナイテッド千葉との対戦が控えている。安斎が復帰後どのタイミングでメンバー入りを果たすのか、練習への合流状況とあわせて注目される。

欧州の下位クラブで結果を残し、チームを支えた半年間だった。古巣に戻った安斎が、その経験をどう還元していくのか。J1の舞台でも投入直後に結果を出せるかどうか、まずはそこが注目される。次節以降のメンバー発表が最初の判断材料になりそうだ。

[文/構成 by スポーツライター ミカ]

寄稿者

Mika
元ブロガーで日本代表戦や海外サッカーのニュースを中心に、スポーツ・エンタメ分野の記事を執筆してきたWEBライター。これまで執筆した記事は2,000本以上。試合日程や結果、選手のプロフィール、移籍情報、国際大会の仕組みなど、日本代表や欧州リーグに関する記事を長く執筆しており、所属クラブが頻繁に変わる選手、複雑な大会方式、海外との時差がある試合日程などを、初めて読む人にも伝わる形へまとめることを得意としている。主な執筆分野は、日本代表、Jリーグ、海外リーグ、チャンピオンズリーグ、ワールドカップ、海外移籍。

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