平野レミ、右腕粉砕骨折のギプス姿でNHK生出演 浜辺美波が包丁担当、左手1本で調理

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料理愛好家の平野レミ(79)が9月21日、NHK総合の生放送「平野レミの早わざレシピ!2026秋」に右腕をギプスで固定した姿で出演し、粉砕骨折していることを明かした。手術はまだ受けていないという。包丁を使う作業はゲストの浜辺美波が引き受け、平野は左手1本で調理を進めた。
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敬老の日の生放送、冒頭で「ポッキリ、やっちゃいました」
番組は敬老の日の9月21日、NHK総合で午前8時20分から生放送された。平野は冒頭、「おはようございます。平野レミです。生レミです」とあいさつすると、ギプスで吊った右腕を見せながら骨折を打ち明けた。
用意していたのは、敬老の日にちなんだメッセージだった。平野は「今日は敬老の日ということで、お年寄りは絶対ころばないように早くけいろう(帰ろう)!ってメッセージを用意していたんですけど、なんとその私自身が、見てください。ポッキリ、やっちゃいました」と説明。スタジオに笑いが起きると「笑わないでよ。大変な、大ピンチね」と苦笑いを返した。
けがの程度については、中山秀征から「大丈夫ですか。心配ですよ」と気遣われた場面で語っている。平野は「今、まだやってないの。粉砕っていうの?粉骨っていうの?」と、粉砕骨折で、まだ手術を受けていない段階にあることを明かした。
手術を受けていない理由も、本人の口から出た。シルバーウイークと重なり、「お医者さん、上手な先生がどっか行っちゃってるんだって。だからこのままなの」と話す。けがをした日や骨折に至った状況は、伝えられた番組内のやりとりからは明らかになっていない。
浜辺美波が”右腕”に、平野は左手1本でまな板から鍋へ
骨折を明かした直後、平野はゲストの浜辺を「美波ちゃん」と呼び寄せた。浜辺は平野の腕を見ながら「お手々がねえ…」と心配そうな表情を見せ、平野は「今日はね、美波ちゃんにいっぱい手伝ってもらうからね。よろしくね」と応じている。
調理が始まると、役割分担ははっきりしていた。包丁を使う作業などは浜辺が担当し、平野は左手だけで鍋やまな板を扱う。浜辺が刻んだニンニクを、平野がまな板ごと左手1本で鍋の縁にたたきつけるように入れると、進行役の安藤佳祐アナウンサーから「レミさん、もうちょっと丁寧に!」とたしなめられた。
NHKの広報アカウントも、骨折しながら料理をする平野と、その”右腕”になる浜辺を紹介する投稿を出した。
浜辺は大河ドラマ「豊臣兄弟!」で豊臣秀吉の妻・寧々を演じている。平野は放送前に寄せたコメントで、浜辺について「3年前にも来ていただいたけど、本当にキレイでお顔がドちっちゃいから」と話していた。
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「ボルトが入る」「サイボーグ!」出演者とのやりとり
スタジオには、レギュラーの中山秀征、ハライチの澤部佑、平野の次男の妻で料理家の和田明日香も並んだ。深刻になりかねない話題を、出演者たちは笑いに変えていく。
中山が「手術をするとボルトが入るんでしょ?」と確かめると、和田は「そう」と認めた。中山が「レミパンも一緒につなげてもらいましょうか」と、平野が開発したフライパンの名前を出して冗談を飛ばすと、平野は左腕を挙げて「サイボーグ!」とおどけてみせる。
平野は視聴者に向けて「心配かけてすいませんね、皆さんね」と謝りつつ、「今日はみんなの力を借りて、おいしいお料理をいっぱい作りますから、よろしくね」と呼びかけた。テレビ越しに「辻先生、本当にありがとう」と医師へ感謝を述べ、中山から「テレビ電話じゃないんですから」と突っ込まれる一幕もあった。
出演者と役回りは次のとおりだった。
| 出演者 | 立場 | 主な場面 |
|---|---|---|
| 平野レミ | 料理愛好家 | 右腕にギプス、左手で調理 |
| 浜辺美波 | ゲスト(俳優) | 包丁を使う作業などを担当 |
| 中山秀征 | 出演者 | けがを気遣い、「レミパン」の冗談 |
| 澤部佑(ハライチ) | 出演者 | 告知騒動の後に話題を切り替え |
| 和田明日香 | 平野の次男の妻、料理家 | 手術でボルトが入ることを説明 |
| 安藤佳祐 | NHKアナウンサー | 進行役、平野の言動を制止 |
試食中に突然の告知、安藤アナ「公共放送ですよ」
番組は骨折の告白だけで終わらなかった。試食の場面で、平野が突然、自身のコンサートの告知を始めたのだ。
安藤アナはすぐに「レミさん、公共放送ですよ」と制止したが、平野は止まらない。「音楽とお料理のおいしいクリスマスを」と身を乗り出す平野に、安藤アナは「本当にやめてください」と語気を強めた。それでも「コンサートやるの」と続けた平野が「カットしていいわよ」と返すと、返ってきたのは「生放送です」のひと言。
澤部は「レミさんは、トマト使ったレシピ多いですけど、トマトお好きですか?」と話題を切り替え、和田は「なかったことに」と苦笑いした。平野の自由な言動を安藤アナらが引き止めるやりとりは、この番組でおなじみの光景だ。
番組で紹介された14品のレシピ
NHKの番組ページでは、放送で紹介したレシピとして次の14品を公開している。番組が掲げた「食欲の秋」を意識した品が並ぶ。
| 料理名 |
|---|
| スイートチリのおさつ炒め |
| 時短簡単うまさ満タンはさみ焼き |
| 冷え冷え脱皮トマト |
| トマトの皮ったふりかけ |
| フルフルマーブルサンド |
| 干し野菜のおも白あえ |
| 干し野菜の10分漬け |
| 華麗な4分チンドリア |
| ちぎりサラダ |
| ウソつきタピオカ |
| カリカリ油淋鶏(ユーリンチー) |
| 裸のソーセージ |
| カジキマグロのモロッコソテー |
| 実りのベジバゲッ塔 食べればリエット添え |
放送前、平野は「今回も、誰も作ったことの無いレミ流新作料理をたーくさん作っちゃいます」とコメントを寄せていた。トマトを使った品も並び、澤部がとっさに持ち出したトマトの話題は、この献立と重なる。
2015年に始まった冠番組、生放送は22回目
「平野レミの早わざレシピ!」は、平野が次々と料理を作る様子を生放送で届けるNHKの特別番組だ。2015年12月にスタートして11年目、2026秋は生放送22回目にあたる。不定期の放送で、最近の放送は次のとおりだった。
| 放送回 | 初回放送日 |
|---|---|
| 2024夏 | 2024年7月15日 |
| 2024秋 | 2024年10月14日 |
| 2025初春〜出張レシピin能登〜 | 2025年1月1日 |
| 2025夏 | 2025年7月21日 |
| 10周年感謝祭SP! | 2026年1月12日 |
| 2026秋 | 2026年9月21日 |
平野はシャンソン歌手として活動しながら、料理上手が評判となって「料理愛好家」の肩書でテレビや雑誌に出るようになった。”シェフ”ではなく”シュフ(主婦)料理”を掲げ、フライパン「レミパン」などのキッチン用品開発も手がける。
夫はイラストレーターの和田誠さんで、2019年10月7日に肺炎のため83歳で亡くなった。平野は当時、「47年間、私の料理を美味しい美味しいって食べてくれて、本当にありがとう」とコメントを出している。長男はミュージシャンの和田唱、次男の妻が今回も共演した和田明日香だ。
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79歳で右腕を粉砕骨折し、手術を待つ状態でも、平野は番組を休まずスタジオに立った。浜辺が包丁を使う作業を受け持ち、平野は左手で調理を進める。いつもの”生レミ”は、役割を分け合いながら最後まで続いた。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]









































































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