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菊地亜美、クアラルンプール移住の理由を語る 娘2人との海外生活は夫の提案で1年単位で考える

菊地亜美、クアラルンプール移住の理由を語る 娘2人との海外生活は夫の提案で1年単位で考える

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン

タレントの菊地亜美(36)が、2026年8月に6歳と1歳の娘2人を連れてマレーシア・クアラルンプールへ移住した理由を、10月25日に公開されたインタビューで語った。理由の一つに挙げたのは、日本との時差が1時間で仕事を続けやすいこと。日本に残る夫は「1年単位で考えよう」と提案し、期間を決めずに続けるかどうかを判断していくという。

時差1時間と飛行7時間、クアラルンプールを選んだ理由

インタビューは、子育て情報サイト「AERA with Kids+」が10月25日に前編・後編に分けて公開した。移住から1カ月半がたち、仕事で一時帰国していた菊地に話を聞いたものだ。

きっかけは2年前のマレーシア旅行だった。菊地はそのとき「今しかない!」と移住を決意し、約2年の準備期間を経て、2026年8月にクアラルンプールへ移り住んだと明かしている。

選んだ理由として挙げたのは、暮らしと仕事の両方に関わる条件だ。日本との時差が1時間しかなくリモートでも仕事を進めやすいこと、飛行時間が7時間ほどで日本から近いこと、ヨーロッパやアメリカに比べて家賃が手ごろなこと。そのうえで「人も親切で、子どもに優しい国だと感じた」と話した。

暮らしは日本との二拠点になる。菊地は基本的に月に一度、仕事のために1週間ほど日本へ帰国する。夫は仕事のため日本に残り、菊地が帰国している間は入れ違いでマレーシアへ渡って子どもたちをみている。

夫の提案は「期間を定めずに、1年単位で」

移住の相談を受けた夫の反応も、インタビューで具体的に語られた。夫はオランダへの留学経験があり、「いいと思う!」と二つ返事だったという。子どもたちには失敗も含めていろいろな経験をさせたい、という考えだった。

そのうえで夫が出したのが「最初から3年行く、など期間を定めずに、1年単位で考えよう」という提案だ。1年後に帰りたいと思えば帰ればいいし、もっといたければ延ばせばいい。菊地によると、夫は「挑戦して失敗して帰ってくることは恥ずかしいことじゃない」という柔軟な考えだった。

時間を8月に戻すと、見え方が少し変わる。

菊地は8月4日、自身のYouTubeチャンネルで「【ご報告】マレーシアとの二拠点生活をすることに決めました【移住】」と題した動画を公開し、移住を発表した。同じ日にはインスタグラムでも家族写真とともに報告している。この動画では期間について「そんなに長くとは考えていなくて、2、3年ぐらいかなと思っています」と話していた。あわせて、夫は日本で仕事を続けながら毎月マレーシアへ会いに来る形を考えていると説明し、その暮らし方についても「やってみなきゃ分からないかな」と述べていた。発表時の「2、3年」はあくまで目安で、10月のインタビューで明かされた夫の「1年単位」の提案は、その目安を固定せず1年ごとに続けるかどうかを見直す考え方だ。

賛否の意見に揺らいだ心境と「必ず戻ってきます」

移住を発表した直後には、ネット上で賛否が分かれた。菊地はインタビューで、海外で暮らす人から寄せられた前向きな意見があった一方、「小さいのに、パパと会えなくなるなんて子どもがかわいそう」といった意見もあったと明かした。

普段は何を言われてもあまり気にしないという菊地だが、このときは「子どもたちがかわいそうだろうか」と少し揺らいだという。それでも家族で一通り話し合ったうえで決めたことだと説明している。

なぜ日本を出るのか。

答えは、日本への思いにあった。菊地は「日本が嫌いだから海外に出るのではなく、日本が大好きで居心地がいいからこそ」挑戦しようと思えたと語る。「どうせ戻ってくるんでしょ」と言われることについては「そりゃ必ず戻ってきます(笑)」と笑い、帰れる場所があるのは幸せなことだと続けた。北海道出身の菊地は、地元の魅力も離れてからのほうが多く語れるようになったと話し、娘たちにも一度日本を離れることで、日本の環境が当たり前ではないと肌で感じてほしいと願っている。

長女はイギリス式のインターナショナルスクールへ

学校選びにも、この柔軟さが表れていた。6歳の長女は現在、インターナショナルスクールに通う。イギリス式、アメリカ式、オーストラリア式、カナダ式と選択肢が多いなか、いくつも見学したうえで、きちんとしつつも探究を大切にするイギリス式の学校を選んだ。現地では合わなければ学校を変える人が多いと聞き、長女との相性を見ながら必要なら選び直すつもりだという。

1歳半の次女は、英語を使う日系のプリスクールへ通い始めた。最初の3日間は泣いていたが、4日目からは自分から先生に抱っこをせがむようになったそうで、菊地は「彼女が一番マレーシア生活を楽しんでるんじゃないか?」と思うほどだと明かした。家庭では日本語だけを使うようにしている。

菊地自身も、移住が決まってからオンライン英会話を続け、子どもが寝た後に毎日1時間半勉強してきた。子どもが生まれてからは挑戦したい気持ちが影を潜めていたが、移住と英語の勉強は「久しぶりにワクワクする経験」になったと話している。

日本では仕事、マレーシアでは「ただの母ちゃん」

後編では、気持ちの変化も語った。芸能界に入って約20年、日本では「誰に見られているかわからない」という意識が染みついていたという。子どもとプールに行ってもゴーグルを外せず、子どもの登校中にカフェでお茶をすることすらほとんどなかった。

マレーシアでは、すっぴんで過ごす日が増え、服装もラフになった。菊地は「ただの母ちゃん」として子育てできることが楽しいと語り、「日本に帰ったら思い切り仕事をして、マレーシアでは子育てを思い切り楽しむ」と、メリハリが出てきた生活を説明した。

日本での活動も止まらない。菊地がプロデュースする親子向けイベント「MAMARIAL fes. 2026(ママリアルフェス)」は、11月28日と29日に東京・北青山のワールド北青山ビルで開かれる予定だ。2024年から数えて3回目で、子ども服ブランド「petit main(プティマイン)」と組んだキッズファッションショーを初めて行う。

芸能界では、子どもを連れた海外移住の報告が続く。タレントの優木まおみは2025年8月に娘2人とマレーシアへ移り、当時の夫は日本に残った。2026年7月には舟山久美子が家族でのシンガポール移住を報告している。

関連記事:藤咲凪、27歳の誕生日に第3子男児の出産を報告 あわせて発表したマレーシア移住と昨年の再婚を整理

菊地はインタビューの最後に、マレーシア移住は子どもではなく大人が考えて決めたことだと話し、次は子どもたちから驚くような提案が出てくるのを待っていると笑った。1年ごとに見直す海外生活の1年目は、まだ始まったばかりだ。

[文/構成 by Webライター 真柴 ことね]

寄稿者

真柴 ことね
芸能ニュースや音楽、テレビ番組の話題を中心に書いているWebライター。ライター歴は11年。朝は情報番組をはしごするのが日課で、気になった話題はその日のうちに調べ始める。心がけているのは「公式発表を最初に読む」こと。所属事務所やレーベルの発表、番組の公式サイトまで確かめてから書く。ドラマは録画して週末にまとめて観る派。

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