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FIFAランキング、W杯後の更新で日本は17位に上昇 スペインが1位、ノルウェーは12ランクアップ

FIFAランキング、W杯後の更新で日本は17位に上昇 スペインが1位、ノルウェーは12ランクアップ

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FIFAは7月20日、ワールドカップ2026の結果を反映した最新の男子世界ランキングを発表した。優勝したスペインがアルゼンチンを抜いて1位に立ち、日本は1つ上げて17位でアジアトップを守った。初のベスト8入りを果たしたノルウェーは12ランク上昇の19位。ここでは主な変動を整理する。

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スペインが1位に、トップ4はW杯ベスト4が占める

FIFAが7月20日に公表した最新ランキングは、スペインの優勝で幕を閉じたワールドカップ2026の結果を反映したものだ。前回の更新は大会直前の6月11日付。約5週間の大会期間を経て、勢力図は塗り替わった。

1位はスペイン。日本時間7月20日の決勝で、途中出場のフェラン・トーレスが決勝点を挙げ、アルゼンチンを延長戦の末に1-0で下した王者が、そのアルゼンチンを抜いて首位に立った。FIFA公式サイトによると、今回の更新で上積みしたポイントも全チーム最多の121.17。優勝がそのまま数字に表れた。

2位はアルゼンチン、3位フランス、4位イングランド。準決勝まで勝ち上がった4チームが上位4枠に並ぶ。3位決定戦ではイングランドがフランスを6-4で下したが、ランキングではフランスが3位、イングランドが4位という並びになった。5位には1つ上げたブラジル、6位には同じく1つ上げたモロッコが続いた。モロッコの6位は同国の過去最高順位だ。7位はポルトガルで2つダウン。8位ベルギー、9位オランダ、10位は4つ上げたメキシコとなった。開催国の一角としてベスト16に進んだメキシコは、この上昇でトップ10に入った。

日本は17位でアジアトップ、2番手はイラン

日本は1つ上げて17位。決勝トーナメント1回戦のラウンド32でブラジルに敗れて大会を終えたが、ランキングではアジア勢の首位を守った。

アジア2番手はイランで、2つ下げて22位。以下、オーストラリアが1つ下げて28位、韓国が32位と続く。日本とイランの差は5つあり、アジアの中では頭一つ抜けた位置だ。

そのほかのアジア勢では、サウジアラビアが3つ上げて58位、カタールが3つ下げて59位。ウズベキスタンは10下げて60位、イラクは6つ下げて63位、ヨルダンも10下げて73位となり、グループステージで結果を残せなかったチームの下げが目についた。

ハーランドのノルウェーが12ランク上昇、全体最大の上げ幅

最も順位を上げたのはノルウェーだ。31位から19位へ12ランク上昇し、FIFA公式サイトも「最大の上昇チーム」として名前を挙げた。アーリング・ハーランドを擁して初のワールドカップベスト8まで勝ち上がった結果が、そのまま順位に反映された。大会前は30位台だったチームが、一度の大会でトップ20圏内まで駆け上がった。

上昇組はほかにもある。ベスト8のスイスは5つ上げて14位。ベスト16のエジプトは5つ上げて24位、同じくベスト16のパラグアイは7つ上げて34位とした。コロンビアは2つ上げて11位につけている。

W杯出場国では、コンゴ民主共和国が5つ上げて41位、南アフリカが6つ上げて54位、ガーナが8つ上げて65位。アフリカ勢の上昇が複数並んだ。

韓国は7つ下げて32位、チュニジアは12ダウン

一方、下降組で目を引くのが韓国だ。1勝2敗でグループステージ敗退となり、7ランクダウンの32位。トップ40圏内では最大の下げ幅で、順位を上げた日本とは対照的な結果になった。

未勝利でグループステージを去ったウルグアイは4つ下げて20位。1勝2敗で敗退したトルコも5つ下げて27位となる。全体で最も下げたのはチュニジアで、12ランクダウンの57位。パナマは10下げて44位となり、FIFA公式サイトによると失ったポイント60.74は全チームで最大だった。

欧州勢ではドイツとクロアチアがともに2つ下げ、それぞれ12位と13位。チェコは8つ下げて48位まで順位を落とした。

W杯出場48チームの最新FIFAランク一覧

順位チーム大陸変動
1位スペイン欧州↑1
2位アルゼンチン南米↓1
3位フランス欧州
4位イングランド欧州
5位ブラジル南米↑1
6位モロッコアフリカ↑1
7位ポルトガル欧州↓2
8位ベルギー欧州↑1
9位オランダ欧州↓1
10位メキシコ北中米↑4
11位コロンビア南米↑2
12位ドイツ欧州↓2
13位クロアチア欧州↓2
14位スイス欧州↑5
16位アメリカ北中米
17位日本アジア↑1
18位セネガルアフリカ↓3
19位ノルウェー欧州↑12
20位ウルグアイ南米↓4
22位イランアジア↓2
23位オーストリア欧州↑1
24位エジプトアフリカ↑5
25位エクアドル南米↓2
27位トルコ欧州↓5
28位オーストラリアアジア↓1
29位アルジェリアアフリカ↓1
30位カナダ北中米
31位コートジボワールアフリカ↑2
32位韓国アジア↓7
34位パラグアイ南米↑7
37位スウェーデン欧州↑1
41位コンゴ民主共和国アフリカ↑5
42位スコットランド欧州
44位パナマ北中米↓10
48位チェコ欧州↓8
54位南アフリカアフリカ↑6
57位チュニジアアフリカ↓12
58位サウジアラビアアジア↑3
59位カタールアジア↓3
60位ウズベキスタンアジア↓10
61位ボスニア・ヘルツェゴビナ欧州↑3
63位イラクアジア↓6
64位カーボベルデアフリカ↑3
65位ガーナアフリカ↑8
73位ヨルダンアジア↓10
82位キュラソー北中米
86位ニュージーランドオセアニア↓1
88位ハイチ北中米↓5

変動はワールドカップ直前の6月11日付ランキングとの比較。矢印の赤が上昇、青が下降を示す。順位はFIFAが7月20日に公表した最新ランキングに基づく。

ランキングはシード分けの基準、次のサイクルが始まる

FIFAランキングは、国際Aマッチの結果に応じてポイントが増減する方式で算出される。対戦相手の強さと試合の重要度が計算に反映されるため、ワールドカップのような大舞台では一度の大会で順位が大きく動く。今回の更新は、その典型例と言っていい。

このランキングは各大陸予選や国際大会の組分け、いわゆるシードの基準に使われる。W杯の結果を織り込んだ今回の順位は、次のサイクルの出発点となる数字だ。

日本にとって、17位でアジアトップという位置は今後の大会の組分けで有利に働く。ベスト32という結果に悔しさは残るものの、ランキング上の立ち位置は守った。W杯を終えた各国の体制づくりとともに、順位争いも再び動き出す。

[文/構成 by スポーツライター 久遠(KUON)]

寄稿者

久遠(KUON)
WEBライター(主にスポーツ記事)経験7年。スポーツ、格闘技が好きで、ボクシング世界チャンピオンが主宰するジムに4年間在籍。自分でも練習を重ね、”3分”の過酷さと濃さを体で知る。観戦もライフワークで、会場には年4回ほど足を運ぶ。選手目線の実感とファン目線の熱量、その両方を武器に、試合の見どころやリングのリアルをライター経験を活かしてわかりやすく伝えます。

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