ナベアツbot”30万”到達で”サァンジューマンwww!?” 17年間アホに突入で次に正気に戻るのは2043年、Xで話題に

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
X(旧Twitter)で数字を数え続ける「数え続ける世界のナベアツbot」が7月13日、カウント30万に到達した。300,000から399,999はすべて「3」を含むため、ルール上、今後約17年間”アホ”のままになる。投稿には10万いいねが付き、Xのトレンドに入った。
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「サァンジューマンwww!?」10万いいね超え
「サァンジューマンwww!? (300000)」。7月13日午前11時8分、Xアカウント「数え続ける世界のナベアツbot」(@3_aho_bot)がそう投稿した。2021年1月29日から「1」を起点に数字を1ずつ増やし続けてきたこのbotが、ついに30万の大台に乗る。
サァンジューマンwww!? (300000)
— 数え続ける世界のナベアツbot (@3_aho_bot) July 13, 2026
投稿は13日午後の時点で約10万いいね、約4万6000リポストを記録し、閲覧数は250万を超えた。1つ前の「299999」も8万5000いいね、閲覧数は430万超え。Yahoo!リアルタイム検索のトレンドでは5位に入り、「ナベアツ」「17年後」「17年間」「生きてるかな」といった関連ワードが並んだ。
“3の倍数と3がつく数字のときだけアホになる”仕組み
元ネタは、落語家・桂三度(56)=吉本興業=の芸人時代の持ちネタだ。「世界のナベアツ」名義で活動していた2007年頃から「3の倍数と3が付く数字のときだけアホになります」というピン芸でブレイクし、2008年のR-1ぐらんぷりでは決勝3位に食い込んだ。
botはこのルールを忠実に再現する。通常の数字では「299998」とだけ淡々と投稿し、3の倍数や3を含む数字の場合はカタカナの絶叫調で「ニジューキューマンキューセンキューヒャクキュージューナナ!?」と変わる。30万台に入ると、すべての数字に「3」が含まれる。つまり、1回も正気に戻れない。
90分に1回のペースで数字を1つ進める現在の仕様で計算すると、400,000に届くのは約17年後の2043年頃。そこまでbotは”アホ”であり続ける。
API制限で3度ズレた「Xデー」
botのアカウントプロフィールには「※2023/8/31~ API制限のためポスト間隔変更」と記されている。もともとは5分間隔で投稿していたが、2023年のX(旧Twitter)API有料化でペースが鈍り、30分間隔に。さらに90分間隔へと落ちた。
その結果、「Xデー」の予想は二転三転した。Xユーザーの@Name_02_は2023年10月に「2025年5月19日に30万到達で、そこから5.7年間狂い続ける」と計算していたが、2025年4月の再計算で「2026年7月8日」に修正。6月には「7月13日が正しい」と訂正した。API制限がなければ、botはとっくに30万台を通過していた計算になる。
Xに並んだ17年間への”見送り”
反応は多岐にわたる。
Xユーザーのぐれさん(@grethlen)は6月28日の時点で「その後17年ほどアホになり続けるらしいので、その日は無意味に有給をとって祝おうと思う」と投稿。別のユーザーは「その日に生まれた子が高校2年になるまでアホになるのおもろすぎる」と反応した。
「299999」のリプライ欄には「途方もない旅に出る人を見送る気分」という書き込みもあった。「宇宙探査機見送るときの気持ちってこんな感じなんだろうな」「17年後にまた会おう」と、冗談交じりの別れのあいさつが相次ぐ。
一方で、「17年アホならもうそれがその人の知能レベルなのでは?」というツッコミや、「ナベアツbotがアホにならなくなるまでにTwitterは死ぬ(確実)」と、プラットフォームの存続を心配する投稿も目立つ。数学好きのユーザーは「30万から40万に17年かかるとして、1から30万まで同じペースなら51年。Twitterの歴史と矛盾する」と指摘し、初期の高速投稿を知らなかった層に驚きを与えた。
元ネタの桂三度は落語家として活動中
bot発の盛り上がりの傍らで、元ネタの主である桂三度は落語家としてキャリアを重ねている。2011年に6代目桂文枝に弟子入りし、2018年にはNHK新人落語大賞を受賞した。東洋経済オンラインの取材では56歳の近況が紹介され、落語の独演会を大阪や広島で精力的に開く。Xアカウント(@katsurasando)では落語会の告知が中心で、botへの直接の言及は確認できない。
2008年のブレイクから18年。テレビで見かける機会は減ったが、「3の倍数」のネタはbotを通じて新しい世代に届き続ける。botが正気に戻る2043年、桂三度は73歳になる。
[文/構成 by さとう つづり]





































































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