初夏限定『鎌倉・鶴岡八幡宮』のあじさい花手水に朝イチ参拝!色とりどりの紫陽花と源氏池の蓮を写真付きでレポ

📷写真・📝レビュー提供:やままる
取材・編集:MEDIA DOGS 編集部/ © 2026 MEDIA DOGS
梅雨の時期の旅行先、どこにしようか迷っていませんか。雨が多くて出かけるのをためらいがちな季節ですが、実はこの時期だからこそ出会える景色があります。
今回は、神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)へ行ってきました。源頼朝ゆかりの古社として知られる、鎌倉のシンボル的な存在です。
お目当ては、初夏の期間だけ手水舎を彩る「あじさいの花手水(はなちょうず)」。結論から言うと、朝9時すぎに到着したら、ちょうど神職の方が紫陽花を浮かべている最中という、めったに見られない場面に立ち会えました。
色とりどりの紫陽花が水面を埋めつくしていく様子は、思わず時間を忘れて見入ってしまうほど。これから訪れる方へ、段葛の参道から境内の見どころまで、実際に歩いたルートをたっぷりの写真でレポートします。
訪れたのは、朝の空気がまだ涼しい時間帯。人もまばらで、ゆっくり境内をめぐることができました。
朝9時すぎ、あじさいを浮かべる瞬間に立ち会えた
まず見ていただきたいのが、この一枚です。手水舎の水盤いっぱいに、青・紫・ピンク・白の紫陽花が敷きつめられています。

竹筒からそそがれる水に、ひとつずつ丁寧に並べられた花が揺れます。梅雨のじめっとした空気が、このコーナーだけ涼やかに感じられるから不思議です。
あとで詳しくレポートしますが、この花手水にたどり着くまでの参道も見どころたっぷり。まずは鶴岡八幡宮がどんな場所なのか、簡単にご紹介させてください。
鶴岡八幡宮とは?鎌倉のシンボル、源頼朝ゆかりの古社
鶴岡八幡宮は、源氏の氏神として鎌倉武士の崇敬を集めてきた神社です。康平6年(1063年)に源頼義が由比郷へ八幡神をお祀りしたのが始まりで、治承4年(1180年)に源頼朝が現在の地へ遷しました。ご祭神は応神天皇・比売神・神功皇后の三柱です。
アクセスはとてもわかりやすく、JR鎌倉駅の東口から徒歩約10分。駅前からまっすぐ伸びる「若宮大路」を進んでいけば、自然と境内へたどり着きます。

大通りの両脇にはお店が並び、歩いているだけで鎌倉らしい風情が感じられます。この道の先に、参拝の入口となる鳥居が見えてきます。
桜並木の参道「段葛」を歩いて、鳥居をくぐる
若宮大路の中央には、一段高くなった専用の参道「段葛(だんかずら)」があります。春は桜並木のトンネルになることで有名ですが、初夏は青葉が日差しをやわらげてくれて、これはこれで気持ちのいい道です。

道の両側には石灯籠が等間隔に並び、まっすぐ伸びる参道はとても歩きやすく整えられています。朝の時間帯は人も少なく、木陰を選んで進めばひんやりとした空気が心地よいです。

ゆっくり歩いて数分。段葛を抜けた先に見えるのは鮮やかな朱塗りの三の鳥居です。

ここから先が神域だと教えてくれます。この日のように天気がよいと、緑と朱色のコントラストがいっそう映えますね。
太鼓橋と源氏池、咲きはじめた蓮に見とれて
境内に入ってすぐ、目を引くのが朱色の太鼓橋です。緩やかなアーチを描く橋は、現在は渡ることができませんが、その立ち姿だけで絵になります。手入れの行き届いた松も見事です。

橋の左右には、源平池と呼ばれる池が広がります。東側が源氏池、西側が平家池。広い境内のなかでも、水辺はとくに開放感があってほっとできる場所です。

橋のそばから源氏池をのぞきこむと、水面いっぱいに蓮の葉が広がっていました。大きな葉が重なり合う様子は、夏の訪れを感じさせます。

蓮の見頃はもう少し先ですが、よく見ると気の早い一輪がぽつんと咲いていました。淡いピンクの花が緑のなかで際立っていて、思わず足を止めて見入ってしまいます。

源氏池のなかには、「旗上弁財天社」という朱色のお社もあります。御朱印の幟がはためいていて、立ち寄っていく参拝客の姿も見られました。

お目当てのあじさい花手水へ|紫陽花が水面いっぱいに
境内を進んでいくと、立派な朱塗りの手水舎が見えてきます。今回いちばんの目的地です。鮮やかな朱色と細やかな装飾が美しく、近づくだけで気持ちが高まります。

近づいてみると、なんと神職の方がちょうど花を浮かべている最中でした。朝の早い時間に訪れたからこそ出会えた、うれしい偶然です。

水を流すための竹筒を据えるところから、ひとつずつ作業が進んでいきます。完成した姿しか見たことがなかったので、こうして整えられていく過程を見られるのは新鮮でした。
紫陽花は、色のバランスを見ながら手作業で並べられていきます。ひとつずつ位置を整える丁寧な手つきに、つい見入ってしまいました。

水面が花で埋まっていくにつれて、手水舎全体がぱっと華やかになっていきます。並べる手元を眺めているだけで、なんだか贅沢な時間でした。

完成に近づいた花手水は、竹筒からそそがれる水が花のあいだを流れていきます。さらさらと響く水の音まで、涼やかに感じられました。

近づいて見ると、一輪ずつ色合いが少しずつ違うのがわかります。同じ青でも濃淡があって、ひとつとして同じ花がないのが紫陽花のいいところですよね。

みずみずしい花びらに水がきらめいて、いつまでも眺めていられそうです。写真に撮ると、どこを切り取っても絵になります。
手と心を清めて、本宮へお参りへ
花手水を堪能したあとは、お参りです。実際に手を清めるための手水は、別の場所にシンプルなしつらえで用意されていました。ここで身を清めてから先へ進みます。

参道の先には、舞殿と楼門も見えてきます。鶴岡八幡宮の象徴ともいえる景色で、ここまで来ると参拝に来た実感がぐっと湧いてきます。

参道の両脇には屋台も並んでいて、お祭りのようなにぎわいです。朝の光が境内いっぱいに差し込んで、石畳がきらきらと輝いていました。混み合う前の静かな時間は、参拝にぴったりです。






























































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