Gemini 3.7 Flash、コーディング性能を強化して公開 3.6 Flashとの違いと使える提供先を整理

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
Googleは8月14日、AIモデル「Gemini 3.7 Flash」を公開した。前世代の「Gemini 3.6 Flash」からわずか3週間での投入で、コーディングやAIエージェント向けとして「これまでで最も高性能な主力モデル」と位置付けている。
コーディング性能が大幅向上、ベンチマークで軒並み改善
Gemini 3.7 Flashは、デバッグや問題解決といったコーディングタスクで3.6 Flashから大きく性能が向上した。実運用に対応したプロダクションレベルのコード生成を測る「FrontierCode 1.1 Main」では34.4%から43.6%に、長時間のソフトウェア開発力を測る「DeepSWE v1.1」では49.0%から65.3%に、それぞれスコアが伸びている。Web開発力を測る「WebDev Arena」のEloスコアも1538から1588に上昇した。
複雑な文書処理タスクでも、22.0%から34.0%へと大幅に向上している。Web開発では、少ないプロンプトで実用的なレイアウトや機能がそろったアプリケーションを構築できるようになったという。
多段階のエージェントタスクでも「粘り強く思考」
エージェント機能も強化されており、多段階の計画立案やツール呼び出しにおいて、より粘り強く思考を重ねるように進化した。Googleは、これにより手動での監視やリトライの手間を大幅に削減できるとしている。
価格は年内半額、2027年から通常料金に
APIの価格は、入力が100万トークンあたり0.75ドル、出力が3.75ドルで、2026年12月31日まで適用される。この価格は3.6 Flashの半額水準にあたる。2027年1月1日からは、入力1.50ドル・出力7.50ドルの通常料金に切り替わる予定だ。
Gemini App・API・Antigravityなど複数の提供先で利用可能
Gemini 3.7 Flashは、開発者向けにはGoogle AI Studio、Android Studio、コーディングエージェントツール「Google Antigravity」で利用できる。法人向けにはGemini Enterprise Agent Platformでも提供される。個人ユーザー向けには、有料プラン「Google AI Pro」(月額2,900円)・「Google AI Ultra」(月額14,500円)加入者が、エージェント機能「Gemini Spark」を通じて利用できる。
3週間という短い間隔でのモデル更新は、生成AI各社の開発競争の速さを改めて示す格好となった。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]






























































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