一人暮らし・賃貸の台風対策|停電・断水・浸水に備えるやることリストとグッズ

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「台風が近づいているけど、一人暮らしで何を準備すればいいのか分からない」。そんな不安を持つ方は少なくありません。会社や家族が横で教えてくれるわけではないので、賃貸に住み始めて初めての台風だと、なおさら手が止まってしまいます。
でも、やることは意外とシンプルです。台風の被害は大きく分けると「停電・断水・浸水・強風」の4つ。この4つに沿って備えれば、必要なものを買い逃さずに済みます。この記事では、一人暮らし・賃貸の目線で「台風が来る前にやること」と「揃えておきたいグッズ」を、公的機関の情報をもとに整理しました。
台風対策は停電・断水・浸水・強風の4つで考える
台風対策と聞くと身構えてしまいますが、備えるべきポイントは4つに整理できます。停電・断水・浸水・強風――この切り口で考えると、何を用意すればいいのかが見えてきます。
・停電:エアコンや照明、スマホの充電が止まる。夏はとくに影響が大きい
・断水:飲み水はもちろん、トイレや手洗いの水も止まることがある
・浸水:ベランダの排水詰まりや窓のすき間から、雨風が入り込む
・強風:ベランダの物が飛び、割れた窓ガラスでケガをする恐れがある
気象庁も、台風は「暴風・大雨・高潮・高波」を伴い、接近前からの備えが大切だと呼びかけています(気象庁)。一人暮らしなら準備するのは自分の分だけなので、量は少なめでも構いません。まずは4つを頭に入れておきましょう。
関連記事:一人暮らしの防災グッズ|最低限これだけは揃えたい必需品リスト【2026年版】
【今日やること】台風が近づく前の準備リスト
台風は、進路や勢力が数日前から予想されるもの。上陸の1〜2日前に、次のことを済ませておくと、当日あわてずに済みます。ほとんどは5分〜10分でできることばかり。
全部を一度にやろうとせず、上から順に「できるものから」で十分です。とくにスマホの充電とベランダの片づけは、直前でも効果が大きいので優先しましょう。
停電に備える|モバイルバッテリー・ライト・ラジオ
台風による停電は、数時間で復旧することもあれば、長引くこともあります。まず優先したいのはスマホの電源を切らさないこと。情報収集も連絡も、スマホが頼りになるからです。
一人暮らしなら、次の3つを用意しておくと心強いでしょう。
・モバイルバッテリー:スマホを2〜3回充電できる大容量タイプが目安
・LEDランタン・懐中電灯:手元と部屋全体を照らせるものを1つずつ
・電池式・手回しラジオ:スマホの電池を節約しつつ情報を得られる
停電が長引きそうなときや、在宅で過ごす前提なら、ポータブル電源があると扇風機やスマホ、小型家電まで動かせて心強い備えになります。容量の選び方は別記事で詳しくまとめました。
関連記事:一人暮らしの停電対策に|防災ポータブル電源の容量目安と選び方【2026年版】
ライト・ランタン・ラジオを何個そろえて、どこに置けばいいかは、こちらで詳しくまとめています。
関連記事:停電時の明かりは何個必要?一人暮らしのライト・ランタン・防災ラジオの選び方
なお、停電の復旧見込みは各電力会社の停電情報マップで確認できます。台風が近づいたら、お住まいのエリアのページをブックマークしておくと安心でしょう。
断水に備える|飲料水・生活用水・携帯トイレ
台風では、停電でマンションの給水ポンプが止まったり、断水が起きたりすることがあります。水は「飲む」だけでなく「トイレを流す」「手を洗う」といった生活用水としても欠かせません。
飲料・調理用の水は1人1日3Lが目安とされ、最低3日分(9L)、できれば1週間分を備えておくと安心です(農林水産省・内閣府防災)。ペットボトルの保存水なら、賞味期限を気にせず長く置けます。
生活用水は、台風が近づいたら風呂に水をためておくのが手軽で効果的。トイレ用に、水を使わない携帯トイレ(簡易トイレ)を用意しておくと、断水時でも困りません。備蓄の食料とあわせて考えると、無理なく準備できます。
関連記事:非常食のおすすめと選び方|5年保存でおいしいセット&ローリングストック
携帯トイレを何回分そろえればいいか、断水時にどう使うかは、こちらで詳しくまとめています。
関連記事:一人暮らしの携帯トイレは何回分必要?簡易トイレの選び方と断水時の使い方
夏の台風は「停電+暑さ」に注意|熱中症対策
夏の台風でこわいのは、停電でエアコンや扇風機が止まってしまうこと。締め切った部屋は室温が上がりやすく、環境省も、屋内での熱中症に注意を呼びかけています(環境省 熱中症予防情報)。
電気が使えないときでも、体を冷やす方法はあります。
・保冷剤・凍らせたペットボトルで首や脇を冷やす
・冷感タオル・ネッククーラー・うちわで体感温度を下げる
・水分と塩分をこまめに補給し、無理しない
冷凍庫の保冷剤は、台風が来る前に凍らせておくのがポイント。停電中はドアの開け閉めを減らすと、庫内の冷たさが長持ちします。体調が悪いと感じたら、がまんせず涼しい場所へ移動してください。
賃貸・マンションでやっておく台風対策
賃貸やマンションでは、自分の部屋を守るだけでなく、まわりに迷惑をかけない視点も大切です。強風でベランダの物が飛び、隣家の窓を割ったり車を傷つけたりすると、思わぬトラブルになりかねません。
・ベランダ:植木鉢・物干し竿・サンダルなど飛びそうな物は室内へ
・排水溝:落ち葉やゴミを取り除き、水がたまらないようにする
・窓:カギを確実に閉め、必要ならフィルムや養生テープで飛散に備える
・すき間:窓のサッシや玄関ドアの下に、乾いたタオルを詰めて吹き込みを防ぐ
高層階では、停電でポンプが止まると断水しやすい点にも注意しましょう。心配なときは、事前に水をためておくと安心です。不安な設備や共用部のことがあれば、早めに管理会社へ相談しておきましょう。
持ち出しと在宅、両方の備えを一度に整える
台風対策は「避難するとき」と「家で過ごすとき」の両方を想定しておくと安心です。避難が必要になったら持って出られるよう、最低限の物を1つにまとめておきましょう。
外出先で被災することもあるので、小さな防災ポーチを普段から持ち歩いておくと、いざというとき役立ちます。在宅で過ごすなら、水・食料・トイレ・電源をひととおりそろえておくのがおすすめ。停電や断水が長引いても、落ち着いて過ごせます。
関連記事:防災ポーチの中身リスト|女性も最低限でOK・100均で揃う持ち歩きセット
関連記事:一人暮らしの防災グッズ|最低限これだけは揃えたい必需品リスト【2026年版】
一人暮らしの台風対策・よくある質問
Q. 台風対策は、いつから始めればいい?
A. 進路の予想が出た1〜2日前が目安です。買い物は品切れになる前に、家まわりの片づけは風が強くなる前に済ませておくと安心です。
Q. 最低限、何から揃えればいい?
A. まずはモバイルバッテリー・懐中電灯・水・携帯トイレから。停電と断水にひととおり対応できます。
Q. 養生テープを窓に貼れば安心?
A. 飛散を減らす助けにはなりますが、割れを完全に防ぐものではありません。飛散防止フィルムを併用し、強風時は窓から離れて過ごしましょう。
まとめ|4つの視点で、できるところから備える
台風対策は、停電・断水・浸水・強風の4つで考えると、やるべきことがはっきりします。一人暮らしなら準備するのは自分の分だけ。全部を完璧にそろえなくても、スマホの充電やベランダの片づけなど、できるところから始めれば十分です。
毎年やってくる台風だからこそ、一度そろえてしまえば来シーズンもぐっと楽になります。この機会に、自分の暮らしに合った備えを整えておきましょう。
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[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]











































































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