『9 to 5』、明日海りお主演ミュージカルの再演が決定 新キャストに彩みちる・山田健登、東京公演は2027年2月23日〜3月10日・日本青年館ホール

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明日海りおが主演したミュージカル『9 to 5』の再演が9月30日に発表された。東京公演は2027年2月23日から3月10日まで日本青年館ホールで、大阪と愛知でも上演する。新キャストは、新入社員ジュディ役の元宝塚月組娘役・彩みちると、年下社員ジョー役の山田健登。平野綾、飯野めぐみ、別所哲也は2024年の初演から続投する。
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東京は2027年2月23日開幕、大阪・愛知公演も
ミュージカル『9 to 5』の再演は9月30日正午、宣伝を担うキョードーメディアスがプレスリリースで発表し、同日に公式サイトも更新された。東京公演の会場は、2024年の初演と同じ東京・日本青年館ホール。2027年2月23日(火・祝)に幕を開け、3月10日(水)までの16日間続く。
大阪と愛知でも上演するが、9月30日の発表では会場と日程は明かされていない。公式サイトは「詳細な公演スケジュール、チケット発売日・料金などは、決定次第こちらのサイトでお知らせいたします」と案内している。チケットの発売日と料金も、10月1日時点では未発表だ。
| 公演地 | 日程 | 会場 |
|---|---|---|
| 東京 | 2027年2月23日(火・祝)〜3月10日(水) | 日本青年館ホール |
| 大阪 | 未発表 | 未発表 |
| 愛知 | 未発表 | 未発表 |
演出は初演に続いて上田一豪が務める。音楽と歌詞はドリー・パートン、脚本はパトリシア・レズニック、原作は20世紀フォックスの同名映画。製作はTBS、サンライズプロモーション、研音の3社だ。公演についての問い合わせ先はサンライズプロモーション(0570-00-3337、平日12時〜15時)で、15人以上の団体観劇はTBSステージ事業部が受け付ける。
続投4人と新キャスト2人、役名と顔ぶれ
再演の主な出演者と役どころは次の通り。
| 役名 | 役どころ | 出演者 | 初演からの変化 |
|---|---|---|---|
| ヴァイオレット | 仕事と家庭を両立するシングルマザー | 明日海りお | 続投 |
| ドラリー | 社長のハラスメントに耐えるグラマラスな秘書 | 平野綾 | 続投 |
| ジュディ | 夫と離婚して働き始めた新入社員 | 彩みちる | 新キャスト(初演は和希そら) |
| ジョー | ヴァイオレットを慕う年下社員 | 山田健登 | 新キャスト(初演は内海啓貴) |
| ロズ | 社員を厳しく管理するベテラン社員 | 飯野めぐみ | 続投 |
| フランクリン | 横暴な前時代の社長 | 別所哲也 | 続投 |
ジュディ役の彩みちるは、2013年に99期生として宝塚歌劇団に入団した。雪組時代の2015年に『星逢一夜』で新人公演の初ヒロインを務め、2021年に月組へ移る。2023年11月には『フリューゲル』の東京宝塚劇場公演で、休演したトップ娘役・海乃美月の代役としてヒロインを担った。退団は2025年11月16日、『GUYS AND DOLLS』東京公演の千秋楽だった。
娘役としてこの先アデレイド以上の役には出会えないと感じた。退団後に応じたVOCEのインタビューで、彩はアデレイド役を最後に卒業を決めた理由をそう明かしている。宝塚を離れてからは2026年5月から6月にミュージカル『アイ・ラブ・坊っちゃん』で漱石の兄嫁・登世を演じ、10月17日からは韓国発のミュージカル『秘密の花園』の日本初演にデボラ&マーサ役で出る。プレスリリースは彩を「宝塚歌劇団きっての演技派として鳴らした」と紹介した。
ジョー役の山田健登は、2024年12月から2025年にかけて上演されたミュージカル『レ・ミゼラブル』でマリウス役に初めて選ばれた。同作はオリジナルプロダクションのキャメロン・マッキントッシュの審査を通った俳優だけが出演する作品で、この公演は建て替え前の帝国劇場で上演された最後の『レ・ミゼラブル』だった。彩と山田にとって、『9 to 5』への出演は今回が初めてとなる。
明日海りおのコメント「2度目となるヴァイオレット」
再演の決定を受け、明日海はコメントを寄せた。前回の好評を受けて「ぜひ再演を…とのお声をいただいておりましたが、来年の2月、3月に叶うことになりました」と報告し、作品については「一言で言ってしまえば『復讐劇』なのですが、ノリノリの楽曲がふんだんに詰め込まれた、どこまでもハートフルなドタバタコメディです」と説明した。
新キャストを迎えることには「演出の上田一豪さんがどう味付けされるか、とても楽しみです」と期待を込める。続けて「私も2度目となるヴァイオレットを、よりラブリーに、よりハンサムに演じられたらと思います」と意気込み、「ぜひ劇場へお越しください!」と締めた。
明日海は2014年に宝塚歌劇団花組のトップスターに就任し、2019年11月24日、『A Fairy Tale ―青い薔薇の精―』『シャルム!』の東京宝塚劇場公演千秋楽で退団した。その後はNHK連続テレビ小説『おちょやん』や音楽劇『精霊の守り人』に出演し、2025年10月から2026年1月にかけて上演されたミュージカル『エリザベート』ではタイトルロールを務めた。2026年5月からはシアタークリエなどで上演されたミュージカル『レベッカ』で、ダンヴァース夫人を霧矢大夢とのダブルキャストで演じた。
宝塚在籍時の姿は、退団を控えた2019年10月18日に宝塚クリエイティブアーツから発売された『明日海りおメモリアルブック』(タカラヅカMOOK、税込3300円)で、思い出の舞台をモチーフにした撮り下ろし写真や過去の掲載記事とともにたどれる。
1980年の映画とドリー・パートンの楽曲
原作は1980年に公開された米映画「9時から5時まで」。ジェーン・フォンダ、リリー・トムリンと並んで、カントリー歌手のドリー・パートンが映画に初出演した作品で、パートンが作って歌った主題歌「9 to 5」はアカデミー賞の歌曲賞にノミネートされた。
ミュージカル版は2008年にアメリカで初演され、2009年にブロードウェイへ進む。パートンにとって初めてミュージカル全編の作詞作曲を手がけた作品で、映画の主題歌も劇中に組み込んだ。トニー賞とグラミー賞にノミネートされ、2019年にはロンドンのウエストエンドでも上演された。日本でも過去に『9時から5時まで』の題で上演されたことがある。
舞台は1979年のロサンゼルスの大企業。シングルマザーのヴァイオレット(明日海)は社内で確かな地位を築きながら、社長フランクリン(別所)の横暴に悩まされていた。同じくハラスメントに耐える秘書ドラリー(平野)、新入社員ジュディ(彩)と意気投合した3人は、社長をとっちめる計画を立てる。ところが、その計画を敵対するロズ(飯野)に知られ、騒動が始まる。
パートンは2026年8月、80歳で亡くなった。公式サイトは彼女について「2026年8月に惜しまれながら世を去った」と記し、その名曲に彩られた作品として再演を案内している。
2024年の初演は東京・大阪・福岡・静岡の4都市
明日海主演の日本版は2024年が初演。上田一豪が翻訳・訳詞・演出を手がけた新バージョンで、明日海にとっては上田との初めての顔合わせだった。ジュディ役は、2024年2月に宝塚歌劇団を退団した和希そらが務め、退団後の初舞台となった。ジョー役は内海啓貴が演じている。
| 公演地 | 日程 | 会場 |
|---|---|---|
| 東京 | 2024年10月6日〜10月21日 | 日本青年館ホール |
| 大阪 | 2024年10月25日〜10月28日 | オリックス劇場 |
| 福岡 | 2024年11月1日〜11月3日 | キャナルシティ劇場 |
| 静岡 | 2024年11月7日・8日 | 静岡市清水文化会館(マリナート)大ホール |
初日の2024年10月6日、開幕前の会見で明日海は「どの登場人物もいとおしく、最後にはすっきりさわやかに、朗らかに帰れる作品です」と語っていた。初演の東京公演のチケットはS席が昼公演1万4500円、夜公演1万4000円で、7月27日に一般前売りが始まった。
再演の発表から開幕まで、残りは5か月足らず。大阪・愛知公演の会場と日程、チケットの発売日と料金は、公式サイトで順次発表される。
[文/構成 by エンタメライター 真柴 ことね]








































































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