劇団四季、バック・トゥ・ザ・フューチャーの13日昼公演が中止 舞台機構トラブルで払い戻しは別途案内

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
劇団四季は9月13日(日)、東京・浜松町のJR東日本四季劇場[秋]で午後1時に開演予定だったミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』東京公演を、舞台機構トラブルのため中止した。当日になっての急な発表で、チケットの払い戻しは予約者に別途連絡するとしている。次に予定される16日(水)以降の上演については、改めて知らせるという。
↓ 詳細が気になる方は、このまま下へ ↓
中止は13日午後1時開演の1回、次の予定は16日
中止となったのは、9月13日午後1時開演の1公演だけだった。劇団四季の公演スケジュールでは、この日は昼の1回のみの上演予定で、夜の回は組まれていない。前日12日は午後1時と午後5時30分の2回公演が予定されていた。
劇団四季は13日、公式サイトに「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』東京公演 9/13(日)13:00中止のお知らせ」を掲載し、中止の理由を「舞台機構トラブルが発生し、現時点で復旧に至らず、安全に上演することが難しいため、やむを得ず公演を中止させていただくこととなりました」と説明した。舞台機構とは、舞台の床や装置、つり物などを動かす仕組みを指す。どの装置で、どのような不具合が起きたのかは明らかにしていない。
「急な公演の中止の発表となり、誠に申し訳ございません」とも記し、劇団四季は観客に謝罪している。中止は13日午前のうちに報じられ、開演の3時間以上前から知らせが広がった。
公式サイトの公演スケジュールでは、14日(月)と15日(火)は休演日。次の上演予定は16日(水)午後1時30分の回となり、劇団四季は「9月16日(水)以降の上演については、おってお知らせさせていただきます」としている。14日午前7時時点で、公式サイトのインフォメーションに続報は載っていない。
払い戻しは予約者へ個別に連絡
チケットを買っていた人は、どう動けばいいのか。
劇団四季の発表は「当該公演の払い戻しにつきましては、ご予約のお客様に別途ご連絡をさせていただきます」というものだった。払い戻しの方法や受付期間、手数料の扱いは、14日午前7時時点で公表されていない。まずは劇団四季からの連絡を待つことになる。
劇団四季は2021年5月、公演中止などのやむを得ない事態が起きた場合に、チケット購入時に登録された電話番号へ自動音声で連絡するオートコールシステムの導入を発表している。発信者番号は「050」から始まる番号だと案内している。今回の払い戻しの連絡がどの方法で届くかは明らかになっていないため、予約時に登録した電話やメールをあわせて確認しておきたい。
通常、劇団四季では予約成立後のチケットの変更や取り消しを受け付けていない。自己都合で観られなくなった場合は、知人に譲るか、公式のチケット出品サービスを使うよう案内している。劇団側の判断で公演そのものが中止になった13日の回は、この扱いとは別に、劇団四季から払い戻しの連絡が届く。
9月8日(火)には、大雨で劇場最寄りの交通機関が運休した名古屋の『オペラ座の怪人』公演について、劇団四季が特例の払い戻しを設けた。申請の受付期間は9月11日(金)から14日(月)まで。こちらは予定どおり上演した公演が対象で、原則ギフトコードでの返金、所定の手数料がかかる条件だった。中止した13日の公演とは前提が異なる。劇団四季はチケット販売の規約で、公演が中止になった場合は劇団四季が指定する方法でチケット代金を払い戻し、払い戻しの対象はその公演のチケット代金のみとしている。
デロリアンが走る舞台、2025年4月開幕のロングラン
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、ロバート・ゼメキス監督の1985年公開の映画をもとにしたミュージカルだ。1985年の高校生マーティ・マクフライが、科学者ドクことエメット・ブラウン博士がデロリアンを改造したタイムマシンで1955年に飛ばされ、若き日の両親と出会う物語を描く。
ミュージカル版は2020年にイギリス・マンチェスターで初演され、2021年にロンドンのウエストエンドで開幕。2022年にはローレンス・オリヴィエ賞の最優秀新作ミュージカル賞を受けた。ニューヨークのブロードウェイでも2023年から2025年1月まで上演された。
劇団四季版は、映画公開40周年にあたる2025年4月6日に開幕した。舞台上をデロリアンが実際に走り、街並みが流れていく映像を組み合わせてタイムトラベルの場面を見せる演出が特徴で、デザインを担当したティム・ハトリーは開幕前の取材会で、複雑な舞台セットと映像、照明、音響をまとめ上げた劇団四季の仕事をたたえていた。開幕時の発表では、上演時間は休憩25分を含めて約2時間55分だった。
劇場は現在、SMBCグループミュージカルシアター JR東日本四季劇場[秋]の名称で案内されている。チケットは2027年3月31日公演分までを販売中で、中止となった13日には、2027年4月から9月30日までの公演分の「四季の会」会員先行予約が始まったばかりだった。一般発売は9月20日(日)に始まり、2027年4月6日(火)には日本上演2周年を迎える。
16日以降の上演は改めて告知
焦点は、16日の公演を予定どおり開けるかどうかに移る。
劇団四季は昨年12月11日(木)にも、福岡で上演中だった『オペラ座の怪人』を出演俳優の体調不良で当日中止にしている。その際も「12日(金)以降の上演については、おってお知らせ」と発表し、翌12日から公演を再開した。原因は俳優の体調と舞台機構で異なり、13日の件にそのまま当てはまるわけではない。
16日以降にチケットを持つ人は、公式サイトのインフォメーションと公演スケジュールをこまめに確かめておきたい。上演が再開される日は、劇団四季の続報を待つことになる。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]





































































コメントはこちら