シテントル、松竹芸能が解散を発表 キングオブコント2026に出場していたお笑いトリオ

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松竹芸能は9月16日、所属するお笑いトリオ・シテントルの解散を公式サイトで発表した。2017年5月の結成から約9年。山賀巧巳とあつひとは松竹芸能に残って芸人を続け、上條ちゃわんは芸能界を離れる。今夏の「キングオブコント2026」では予選1回戦を突破し、2回戦に出場していた。
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松竹芸能が発表した解散の内容
発表は9月16日、松竹芸能の公式サイトに「シテントル解散のお知らせ」として載った。文面は短く、日頃の応援への礼に続けて、トリオを「解散する事となりました」と伝えている。続けてファンと関係者への感謝を述べ、今後も変わらぬ愛顧を願う一文で締めくくっている。
3人の今後も同じ発表の中で示された。山賀巧巳とあつひとは引き続き松竹芸能の所属タレントとして活動し、上條ちゃわんは「芸能界を離れ、別の道へ進む事になりました」という。
解散に至った理由は、発表文には書かれていない。3人のその後の動きとして公表されたのは、事務所に残る2人と、芸能界から離れる1人という区分けだけだ。
同じ日、メンバー2人は自身のXでも報告した。山賀は「昨日でシテントルの活動の全てを終了しました」と書き、トリオとしての活動は発表前日の9月15日までに終えていたことを明かす。直接報告できなかった相手へのおわびも添え、YouTubeの動画も非公開になると伝えた。
あつひとは「シテントルを解散することになりました」と投稿した。これまで関わった人々に感謝を述べ、「僕と山賀さんはそれぞれ新しい相方を探しながら芸人を続けます」とつづっている。
2017年結成、3人の顔ぶれ
シテントルは2017年5月に結成した3人組だ。M-1グランプリ公式サイトのコンビ情報では、結成日を2017年5月1日としている。
同サイトに載るプロフィールによると、山賀巧巳は1996年生まれで埼玉県出身。あつひとは1991年生まれの愛知県出身となる。M-1の登録名や松竹芸能のライブ告知では「上条ちゃわん」と表記されることもあったが、解散の発表文では「上條ちゃわん」と記している。
3人のうち最年長は35歳のあつひとで、最年少の山賀とは5歳差。トリオの中で誰がどの役割を担っていたかについて、松竹芸能の発表では触れていない。
松竹芸能が公式サイトで告知してきたライブには、東京・渋谷のライブ会場「ばぐちか」での公演が多く、シテントルもたびたび出演していた。2024年3月には、よゐこの有野晋哉に若手芸人がネタを見せる「有野が若手を見るLive」に出演している。2025年9月20日の「若手の責任 ~よゐこ有野がネタ番組に出たいので若手にネタ作ってもらいました~」には、3人がそれぞれの名前で出演者に並んだ。
事務所の先輩や後輩と組む企画ライブにも出ていた。2026年1月25日の「最強軍団を決めろ!松竹冬の陣!2026」では、池城どんぐし軍の一員として出演。4月11日の「春のネタネタ祭り」、5月3日に新宿で開かれた「ベタバースシアター ゴールデンウィークSP公演!」にも名を連ねている。
テレビでは、2025年5月7日にTBS系「水曜日のダウンタウン」で放送された、30秒以内のネタで競う「30-1グランプリ2025」に出場した。エントリー総数825組から選ばれた40組の一組としてAブロックに登場し、山賀はXでこの出演を「シテントル初地上波ネタ披露」と紹介していた。
個人の仕事もあった。山賀は、大井競馬場で2024年11月から2025年1月まで開かれた「東京メガイルミ2024-2025」の会場内アトラクション「テロリストは嘘をつく ~時限爆弾を解除せよ!~」に、日替わりの出演者の一人として参加している。
キングオブコント2026は2回戦まで
解散発表の直前まで、シテントルはキングオブコント2026の予選を戦っていた。
大会の公式サイトによると、シテントルは7月22日に東京・南大塚ホールで開かれた予選1回戦に出場し、この日の合格者24組に入った。続く2回戦は8月6日、東京・きゅりあん小ホールでの第3部に出場している。
だが、8月7日に公式サイトで発表された2回戦の合格者一覧に、シテントルの名前はない。準々決勝の出場者にも含まれておらず、今年の挑戦は2回戦で終わった。
大会はその後も進む。8月17日に準々決勝の合格者、9月10日には決勝進出の10組が発表された。今年は準決勝で敗れた組から上位10組が勝ち上がる敗者復活戦を初めて開き、決勝の審査員も7人に増える。決勝と敗者復活戦は10月17日、TBS系で生放送される予定で、優勝賞金は1000万円だ。
シテントルの解散発表は、決勝進出者の発表から6日後だった。
結成の年から挑んだキングオブコント
キングオブコントには、結成した2017年から挑んでいた。大会公式サイトの過去の記録をたどると、2017年と2018年の予選1回戦の出場者一覧にシテントルの名前があり、2018年は7月26日の1回戦を突破して、8月4日の2回戦に出場している。2019年と2021年は1回戦で敗退し、2022年も予選1回戦に出場したが、合格者には入らなかった。
2023年は1回戦を突破し、2回戦に進んでいる。この年、松竹芸能の公式YouTubeチャンネルでは、うしろシティとしてキングオブコント決勝に進んだ金子学が、上位進出を狙う後輩を指導する企画「K-8先生~キングオブコントへの道~」を続けていた。7月8日の「キングオブコント直前ライブ」では、この企画に参加する7組の一組としてシテントルが出演している。
2024年も1回戦を突破して2回戦へ進んだ。2025年は1回戦で敗退し、2026年は再び2回戦まで勝ち上がった。準々決勝の舞台には、確認できた範囲では一度も届いていない。
漫才の大会にも挑んだ。M-1グランプリには2023年から出場し、最高成績は2023年と2024年の1回戦突破だった。
2人は新しい相方探しへ
解散後、山賀とあつひとはそれぞれ新しい相方を探すと公表している。
山賀はXで「山賀はキングオブコントに出たいので、新しくコンビになってくれる方を探します」と呼びかけた。キングオブコントの応募資格は「2人以上のユニット」に限られており、1人では出場できない。来年以降の挑戦には、新たな相方が欠かせない。
あつひとも芸人を続ける意思を示した。2人とも松竹芸能に所属したまま、次の組み合わせを探すことになる。
上條ちゃわんが今後どの分野へ進むのかは、発表されていない。
松竹芸能では、同じ2017年結成の駆け抜けて軽トラが2025年7月31日をもって解散した。小野島徹と餅田コシヒカリのコンビで、2人とも事務所に残り、小野島は「小野島トオル」に改名して芸人として活動するとしていた。2022年4月には、キングオブコントの決勝経験を持つうしろシティも解散し、金子学は松竹芸能に残った。
結成から約9年、シテントルは3人での活動を終えた。キングオブコントの決勝が10月17日に迫るなか、山賀とあつひとはそれぞれ新しい相方探しから次の一歩を踏み出す。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]





































































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