十六夜膳房、追加キャスト16人を解禁 読み方はいざよいぜんぼう、中村蒼主演の日テレ深夜ドラマ

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日本テレビは9月13日、中村蒼が主演するドラマDEEP『十六夜膳房(いざよいぜんぼう)』の追加キャスト16人を発表した。伊東蒼、石野真子、田中美久、古舘佑太郎、高山のえみ、平田満、木野花、入山法子、倉悠貴、大西礼芳、石川恋、野波麻帆、近藤公園、曽田陵介、菅井友香、門脇麦の顔ぶれで、演じるのは「黄泉の食堂」を訪れる死者と、その人生の鍵を握る人物たちだ。放送は10月12日(月)にスタートする。
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16人が演じる死者と人生のキーマン
作品の舞台は、亡くなった人が死後に訪れる黄泉の世界。そこには、現世に残した後悔や未練を手放すための“最後の一皿”を振る舞う「黄泉の食堂」がある。死者は“人生で最も忘れられない料理”を注文し、料理人の孟婆(もうば)がその一皿で心をほどいて、来世へ送り出していく。
16人は、その食堂の客や、客の人生に深く関わる人物として登場する。役名や、各キャストが何話に登場するのかは、まだ明らかになっていない。9月13日時点で分かっている役どころは次のとおりだ。
| 俳優 | 役どころ |
|---|---|
| 伊東蒼 | 人に注目されたことがなかった若きイラストレーター。唯一褒められた絵を描くことに夢中になり、ある方法で人気を得ていく |
| 石野真子 | 1980年代に一世を風靡し、引退した元アイドル女優 |
| 田中美久 | 石野が演じる元アイドル女優の現役時代(回想) |
| 古舘佑太郎 | 元アイドル女優の現役時代のマネージャー |
| 高山のえみ | 男性として生まれたトランスジェンダー女性。高山自身も当事者 |
| 平田満 | 我が子をなかなか理解できない不器用な父親 |
| 木野花 | 別の店からたらい回しにされてきた、偏屈で手強い客。重い十字架を背負っている |
| 入山法子 | 木野が演じる客の回想シーン |
| 倉悠貴 | 寝食を後回しにして、自分をすり減らしながら働いてきた若きサラリーマン |
| 大西礼芳 | 華やかな親友をうらやみ、ひたむきに努力してきた女性 |
| 石川恋 | 大西が演じる女性の親友 |
| 野波麻帆 | 中学生の息子と同時に亡くなり、2人で食堂を訪れる母親 |
| 近藤公園 | 次第に勝てなくなったプロ囲碁棋士 |
| 曽田陵介 | 小さな地震で、愛猫とともに亡くなった青年 |
| 菅井友香 | 曽田が演じる青年と同棲していた恋人 |
| 門脇麦 | 仕事も順調で明るい女性カメラマン。あるハプニングで突然命を落とす |
一覧からは、ひとつの人生を複数の俳優で描く組み合わせが見える。石野真子の元アイドル女優は、現役時代を田中美久が演じ、当時のマネージャーに古舘佑太郎が付く。人気の絶頂にあった彼女を引退へ追いやった出来事が、物語の鍵になるという。
親子の物語もある。高山のえみのトランスジェンダー女性と平田満の父親の組み合わせに加え、野波麻帆の母親は息子のDVに苦しんできた人物だ。それでも、黄泉の食堂で母が選んだ最後の一皿は、くしくも息子と同じ料理だった。
主人公の孟婆に影響を与える人物もいる。近藤公園の囲碁棋士は、小学校で恩師から囲碁を習って夢中になりながら、勝てなくなるにつれて楽しめなくなっていく人物で、孟婆の“自分探し”の鍵を握る。門脇麦のカメラマンは好奇心旺盛で何事にもひるまないが、心にひとつだけモヤモヤを抱えている。その笑顔が、孟婆にある影響を与えていく。
原作は日テレ社員が書いた中国の小説
原作は、毛無(マオ・ウー)が書いた同名小説だ。中国の「StoryBook」で「地獄膳房」シリーズとして連載され、累計閲覧数は1億回、読者数は600万人を超えた。2017年に中国、2019年に韓国で出版され、BTSのVがSNSで紹介したことで中国や韓国を中心に話題を集めた。
著者の毛無は上海生まれで、中国の医学部に在学していたころ、ICUで多くの命の最期に立ち会った。その経験が物語の出発点になった。来日後に日本テレビへ入社し、「月曜から夜ふかし」などの制作に携わってきた社員でもある。この縁があって、今回が世界で初めての映像化となった。
では、なぜ「十五夜」ではなく「十六夜」なのか。
答えは中国の言葉にある。毛無は、満月は十五夜ではなく十六夜にこそ本当に円くなる、という言い回しを紹介し、コメントで「悔いの残る人生こそ、円満な人生」と作品名に込めた思いを明かした。日本では11月11日に上巻がポプラ社から出版され、下巻は2027年に出る予定だ。
中村蒼の孟婆と、食堂を支える仲間たち
中村蒼が演じる孟婆は、黄泉の食堂の主で、毎晩死者のために料理を作る。中国の伝承では記憶を忘れさせるスープを飲ませる老婆だが、本作の孟婆は男性だ。自分が何者なのか分からないまま、100年もこの世界にとどまっている。
NHKドラマ『ムショラン三ツ星』などに出演してきた中村は、9月4日の主演発表に合わせたコメントで脚本を読んだ感想に触れ、「多くの人が人生に何かしら後悔を抱えているのではないかと思いました」とつづっている。
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食堂の仲間は個性が強い。白猫の白無常(しろむじょう)は渋谷凪咲が声を担当し、食堂のバイトリーダーのような存在を、ワガママで毒舌な関西弁のキャラクターとして演じる。3000もの黄泉の食堂を束ねる閻魔王は、テレビ朝日系『仮面ライダーマイス』の主演に抜擢された秋谷郁甫だ。天国か地獄かを裁くおなじみの閻魔様とは違い、パンクロッカー風の明るいお調子者として描かれる。
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9月5日には、死者を現世から食堂へ連れて来る死神のような存在「黒無常(くろむじょう)」を演じる4人の出演も発表済みだ。鈴木伸之が最も古株の一号、本多力がおしゃべりで明るい二十三号、辻陸が寡黙だが気配りのできる三号、三原羽衣が真面目で口数の少ない七十七号を演じる。黒無常はもともと死者で、現世に心残りがあり、食堂で働きながら誰かを待ち続けている。
放送は10月12日深夜、全11話予定
放送枠は月曜プラチナイトで、毎週月曜の深夜0時24分から0時54分までの30分。初回は祝日の10月12日(月)深夜に始まり、全11話を予定する。日本テレビ系の全国28局とテレビ大分、テレビ宮崎で放送し、TVerやHuluほかで毎話放送後に配信する。公式サイトは、Prime Videoで140以上の国と地域に向けて世界配信(中国語字幕あり)することも案内している。
脚本と演出は、『良いこと悪いこと』『だが、情熱はある』などの演出を手がけてきた狩山俊輔が担う。黒無常二十三号役の本多力は、脚本の書き手が監督の狩山で、しかも初めての脚本だと知って驚いたとコメントしている。演出には保母海里風が加わり、音楽はJun Futamataが担当する。
主演の発表に合わせ、プロデューサーの鈴間広枝は食堂の仲間や毎回のゲストにも素敵な俳優がそろっていると予告していた。16人の発表で、その「毎回のゲスト」の輪郭が見えてくる。黄泉の食堂の最初の客が誰になるのかは、10月12日の深夜に分かる。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]





































































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