梅津葉子さん脳梗塞で急逝に悲しみの声 『金装のヴェルメイユ』未完のまま連載終了へ 同人時代から商業連載、そしてアニメ化まで「憧れの同人作家さん」

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漫画家の梅津葉子さんが脳梗塞のため7月7日に亡くなっていたことを、少年ガンガン編集部が8月12日に発表した。代表作『金装のヴェルメイユ』は2018年から約8年にわたり連載され、2022年にはTVアニメ化もされた人気作。連載は6月12日発売のガンガン7月号掲載分で最終回となり、物語は未完のまま幕を閉じる。
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少年ガンガン編集部が訃報を公表──連載は7月号で終了
漫画家の梅津葉子さんが脳梗塞のため、2026年7月7日に逝去した。8月12日、スクウェア・エニックスの少年ガンガン編集部が公式サイトと公式Xで訃報を発表している。年齢は公表されていない。
編集部は「突然のお別れは先生ご本人にとっても不本意な出来事であったと思われますが、ご遺族、編集部をはじめ、先生にかかわるすべての者にとって、あまりにも悲しい出来事でありました」と報告した。葬儀は親族・近親者のみで執り行われたという。
梅津さんが『月刊少年ガンガン』で連載中だった『金装のヴェルメイユ ~崖っぷち魔術師は最強の厄災と魔法世界を突き進む~』は、2026年6月12日発売のガンガン7月号掲載分をもって最終回となった。単行本の未収録分については「決まり次第改めて少年ガンガン本誌、並びに公式HPにて告知いたします」としている。
8年の連載と11巻の単行本──『金装のヴェルメイユ』の歩み
『金装のヴェルメイユ』は、天那光汰が原作、梅津葉子が作画を担当した学園ファンタジー漫画だ。魔法学院に通う留年間近の主人公アルトが、偶然封印を解いた最強の悪魔ヴェルメイと使い魔契約を結び、ともに成長していく物語で、バトルとお色気コメディーを織り交ぜた王道路線が支持された。
連載は2018年8月10日発売のガンガン9月号からスタート。単行本は第1巻が2019年4月に刊行され、最新の第11巻が2026年6月11日に発売されたばかりだった。2022年7月から9月にかけてはTVアニメ全12話がAT-Xほかで放送され、主人公アルト役を広瀬裕也、ヒロインのヴェルメイ役を内田真礼、エレナ役を花澤香菜といった人気声優が務めた。
梅津さんはこの作品以前にも、成田良悟のライトノベル『デュラララ!!』のスピンオフ漫画『みにでゅら』(電撃コミックスNEXT、全4巻)の作画を手がけていた。スクウェア・エニックスからは天那光汰との共作『幻想グルメ』(全7巻)なども刊行されている。
原作者・声優が相次ぎ追悼──「突然のことで、深い悲しみに」
訃報の発表を受け、関係者がXで追悼の言葉を寄せた。
原作者の天那光汰はXで「少年ガンガン本誌及び公式HPにて『金装のヴェルメイユ』の作画を担当してくださっていた、梅津葉子先生の訃報が掲載されました。私としても突然のことで、深い悲しみに包まれております」と投稿。「毎号先生の原稿から、先生の優しいお人柄とお仕事ぶりを感じておりました。とても残念に思います」と綴った。
アルト役の声優・広瀬裕也もXで「アフレコ時の想い出もいっぱいです。素敵な作品に出逢わせていただき本当にありがとうございます。心よりご冥福をお祈り申し上げます」とコメントしている。
少年ガンガン編集部の公式投稿には5,700件以上のリポスト、1万5,000件を超える「いいね」が付き、反響の大きさがうかがえる。
ファンの間に広がる悲しみ──「続きが読めない」「ショック」
Xでは発表直後から「#梅津葉子」「#金装のヴェルメイユ」のハッシュタグが広がった。目立つのは、作品の未完を惜しむ声と、梅津さんの画業への感謝だ。
「金装のヴェルメイユの作画の梅津葉子先生の訃報に接し、凄くショックを受けてます。ヴェルメイユの続きが見ることができなくなるのは、非常に残念です」──あるファンはそう投稿した。「先生の描くヴェルメイユ達が大好きです。ありがとうございます」「まだ作品が見たかったです」と、長年にわたって作品を追い続けた読者の言葉が並ぶ。
梅津さんは商業デビュー以前から同人活動でも知られていた。Xでは「私が10代の時の憧れの同人作家さんでした。イベント行って本買った。万民に好かれる可愛い絵柄だったと思う」と、同人時代から梅津さんの絵を追っていた古参ファンの投稿も見られた。
直前まで物語がクライマックスに向かっていたこともあり、「あとは頼んだぞという引きだったのに」と、ストーリーの中断に無念さをにじませるコメントも少なくない。
連載は終了、単行本の行方は──未収録分の刊行が焦点に
編集部は、作画の引き継ぎによる連載続行には言及せず、ガンガン7月号掲載分をもって最終回とすると明言した。コミックス全11巻に収まりきらなかった未掲載分の扱いが、今後の焦点となる。
梅津さんの年齢は公表されておらず、逝去の経緯についても編集部は「突然のお別れ」「先生ご本人にとっても不本意な出来事」と記すにとどめた。脳梗塞という死因だけが公にされている。
8年にわたり月刊誌で連載を続け、アニメ化を果たし、最新刊を刊行した直後の訃報だった。読者に届いた最後の単行本は、2026年6月11日発売の第11巻。帯には「絶望に堕ちる学園を、二人の力で救い出せ!」と記されていた。
[文/構成 by さとう つづり]































































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