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山本由伸とクリス・セールのエース対決に ドジャース対ブレーブスの地区シリーズ第3戦、1勝1敗で迎える一戦は日本時間7日午前7時開始

山本由伸とクリス・セールのエース対決に ドジャース対ブレーブスの地区シリーズ第3戦、1勝1敗で迎える一戦は日本時間7日午前7時開始

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ドジャースとブレーブスのナ・リーグ地区シリーズは1勝1敗となり、第3戦は現地6日(火)午後6時(東部時間)、日本時間7日(水)午前7時にアトランタのトゥルーイスト・パークで始まる。先発はドジャースが山本由伸(28)、ブレーブスがクリス・セール(37)。両者は8月27日にも同じ球場で投げ合い、セールが被安打5の完封で1-0と競り勝っていた。日本ではNHK BSが生中継する予定だ。

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第3戦は敵地アトランタ、先発は山本とセール

5回戦制のシリーズは、ここから舞台をアトランタに移す。ドジャースは本拠地での第1戦を5-3で取ったが、第2戦は2-3で落とし、勝敗は振り出しに戻った。

第3戦は現地6日午後6時、日本時間では7日午前7時の開始予定。MLB公式サイトによると、ベスト・オブ・5で1勝1敗となったシリーズでは、第3戦の勝者が67回中48回(71.6%)で次のラウンドへ進んでいる。王手をかけるか、かけられるか。

先発はドジャースが山本、ブレーブスがセール。第4戦も同じトゥルーイスト・パークで日本時間8日(木)午前7時から行われ、決着がつかなければ第5戦はロサンゼルスに戻って日本時間10日(土)午前9時に始まる予定となっている。

8月27日はセールが完封、1点に泣いた山本

両者が最後に投げ合ったのは、レギュラーシーズン終盤の現地8月27日だった。場所は今回と同じアトランタ。

試合は初回、いきなり動く。ブレーブスの先頭ドレイク・ボールドウィンが山本の初球を右翼席へ運び、これが決勝点となった。山本はその後立て直し、7回途中まで4安打8奪三振で1失点にまとめたものの、打線の援護がない。

セールは9回109球を投げ、5安打無四球11奪三振で完封した。AP通信によると、3回には大谷翔平への1球で100.1マイル(約161キロ)を計測。セールが3けたの球速を出したのは2018年7月以来だった。ブレーブスはこの勝利でドジャースとの3連戦を全勝で終え、今季の直接対決を5勝1敗で終えている。

ドジャースにとっては、山本が好投しながら敗れた苦い一戦。約1か月半を経て、同じ顔合わせが今度はポストシーズンの大一番で実現する。

両先発の今季成績は互角

レギュラーシーズンの数字を並べると、両者の力は拮抗していた。

投手勝敗防御率投球回奪三振WHIP
山本由伸(ドジャース)14勝9敗2.531851820.87
クリス・セール(ブレーブス)14勝9敗2.16162回2/32000.98

勝敗はともに14勝9敗。防御率ではセールが上回り、MLB公式サイトによると2.16はメジャー全体で3位だった。一方の山本は、1イニングあたりに許した走者の数を示すWHIPが0.87で、規定投球回に達した先発投手の中で2番目に低い。走者を出さない投球では山本に分がある。

セールは37歳のベテラン左腕で、サイ・ヤング賞を受賞した2024年からブレーブスに在籍する。ポストシーズンでは、9月29日のフィリーズとのワイルドカードシリーズ第1戦に先発し、7回途中まで9奪三振で3失点だった。中1日で臨んだ10月1日の第3戦では救援で1回1/3を21球で無失点に抑え、チームの地区シリーズ進出に貢献している。

そのため地区シリーズでは第2戦の先発を見送り、第3戦に回った。ブレーブスのウォルト・ワイス監督は「万全のクリス・セールを望んでいる。80%の状態でも彼は本当に良いが、そういう判断になった」と説明している。

ポストシーズンの山本は通算7勝1敗

ドジャースが山本に託す理由は、短期決戦での実績にある。

山本はMLB公式記録で、ポストシーズン通算10試合に登板して7勝1敗、防御率2.25。2025年は5勝1敗、防御率1.45で2度の完投を記録し、ブルージェイズとのワールドシリーズではMVPに選ばれた。連覇を支えた右腕にとって、この試合が2026年のポストシーズン初登板になる。

レギュラーシーズン最後の登板は現地9月23日のパドレス戦で、6回4失点(自責点2)だった。その後は地区シリーズに向けて調整を重ね、現地9月30日(日本時間10月1日)の紅白戦では大谷翔平と3打席対戦している。

打線には、8月27日に封じられたセールへの雪辱がかかる。MLB公式サイトによると、フレディ・フリーマンは「強いチーム同士の戦いだと分かっている。火曜日の試合に何がかかっているかも分かっている。勝たなければならない」と語った。

第2戦は佐々木が2回無失点も1点差で惜敗

第3戦の前に、日本時間5日に行われた第2戦を簡単に振り返っておく。

ドジャースはドジャー・スタジアムで2-3と敗れ、連勝はならなかった。先発ブレイク・スネルは4回途中1失点で降板し、救援陣も5回と7回に1点ずつを失った。9回にマックス・マンシーのソロで1点差に迫ったが、反撃はそこまでだった。佐々木朗希は2回を無失点に抑えている。

日本ではNHK BSで生中継、SPOTV NOWも全試合配信

NHKの番組表によると、第3戦はNHK BSで日本時間7日(水)午前6時55分から生中継される予定。解説は田口壮が務め、トゥルーイスト・パークから中継される。

動画配信では、SPOTV NOWが2026年のポストシーズン全試合を日本語実況付きでライブ配信している。視聴には有料会員登録が必要だ。

第3戦を取った側が、リーグ優勝決定シリーズ進出へ王手をかける。8月の再戦となるエース対決は、日本時間7日の朝に始まる。

関連記事:ドジャース、地区シリーズ第1戦でブレーブスに5-3先勝 大谷翔平は2番・DHで4打数1安打

関連記事:大谷翔平、紅白戦で山本由伸と3打席対戦

山本の強さの理由を、元チームメートやトレーナーらの証言でたどった書籍も出ている。

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[文/構成 by スポーツライター 高瀬翔吾]

寄稿者

高瀬翔吾
Webメディアでスポーツ、エンタメ、時事ニュースなど、累計数千本の記事制作に携わってきたスポーツ系ライター。野球分野では、プロ野球の試合結果や選手の記録をはじめ、MLB、高校野球、ドラフト、移籍、契約更改などの記事を継続的に担当。数字や公式記録を基に情報を整理する記事を得意としており、結果を伝えるだけでなく、その記録が持つ意味や、選手・球団を取り巻く背景までわかりやすく解説することを心がけている。主な執筆分野は、プロ野球、MLB、高校野球、侍ジャパン、ドラフト、移籍情報。

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