箱根『金乃竹 仙石原』の朝食は全部お部屋で!金目鯛の干物と釜炊き「つや姫」でご飯がすすむ和朝食を体験レポ

📷写真・📝レビュー提供:やままる
取材・編集:MEDIA DOGS 編集部/ © 2026 MEDIA DOGS
今回泊まったのは、箱根・仙石原にある全室露天風呂付きの宿「金乃竹 仙石原(きんのたけ せんごくはら)」。夕食も朝食も、客室でいただけるお宿です。
この記事では朝食のレビューをしていくのですが、結論からいうと、白米のおかわりが止まらない大満足の朝食でした。
相模湾産の干物、焼き石で温めながら食べる有明海産の焼き海苔、釜炊きの「つや姫」。ご飯泥棒ばかり並んでいます。
朝8時半すぎに配膳がはじまり、食べ終えたのは9時半ごろ。約55分かけて、のんびりいただいた朝ごはんです。
実際に出てきた献立と、食べてみた率直な感想を写真多めでレポートします。金乃竹 仙石原に泊まるか迷っている方の参考になれば嬉しいです。
金乃竹 仙石原の朝食は、朝から動かなくていい
この宿の朝食で、いちばんありがたかったのは「移動がゼロ」であることです。
会場食だと、起きて、身支度をして、時間に合わせて食事処へ向かう必要があります。金乃竹 仙石原はその工程がまるごとありません。部屋着のまま席につけば、そこがもう朝食会場。
しかも料理は一度にどんと置かれるのではなく、仲居さんが一品ずつ、食材の産地や食べ方を説明しながら並べてくれます。器がそろっていく時間そのものが、ちょっとしたショーでした。
金乃竹 仙石原ってどんな宿? 竹に囲まれた全室露天風呂付きの隠れ家
金乃竹 仙石原は、箱根・仙石原の県道75号沿いから坂道を上がった先にある宿です。全室に露天風呂が付いていて、夕食は本格京懐石、朝食は地産地消の和朝食を、どちらも客室でいただけます。
客室の食事スペースは、窓が大きく取られた造り。ガラスの向こうには竹垣と、青々とした植栽が広がります。宿の名前どおり、視界のあちこちに竹があしらわれているのも印象的でした。

この日は駐車場に停まっている車も少なく、館内で他の宿泊客とすれ違うこともほとんどありませんでした。平日だったこともあり、とにかく静か。
▼ 金乃竹 仙石原の料金・空室をチェック
楽天トラベルで料金・空室を見る
一休.comで料金・空室を見る
じゃらんで料金・空室を見る
宿そのものの造りや、チェックインから就寝までの流れは別の記事にまとめています。泊まった客室「煌」の間取りと露天風呂も、写真多めで紹介しました。
詳細はこちらから
【金乃竹 仙石原の宿泊レポート】
箱根『金乃竹 仙石原』に泊まってきた!全9室の露天風呂付き隠れ宿は、チェックインも食事もお部屋で完結でした
【泊まった客室「煌」を写真多めでレビュー】
【箱根・仙石原】金乃竹の客室「煌」に宿泊!95㎡フラットタイプの源泉掛け流し露天風呂と竹づくしの空間をレポ
紹介している記事のリンクは、記事末にも一覧でまとめています。本編を読み終えた後、気になる記事は最後にゆっくりご覧ください。
お部屋に届いた朝食|配膳の様子と朝の献立
まずは、配膳の様子と、その日の献立から見ていきます。
配膳が終わった瞬間の食卓が、まずすごい
仲居さんが器を運び終えると、大きなテーブルがほぼ埋まりました。二人分でこの状態です。
右手前には花柄の布をかぶせた土鍋。奥には金目鯛の干物、木箱に入った焼き海苔、ざるにのった冷奴と、ひとつずつ器の形が違います。

正面の椅子に座ってしまえば、あとは手を伸ばすだけ。会場食のように周りの目を気にすることもなく、パジャマ同然の格好で箸を持てます。

産地まで書かれた「朝の献立」がおもしろい
席には、和紙のような手ざわりの献立表が置かれていました。左のページに料理名、右のページに主な食材の解説が並びます。
鉢物にはじまり、付け合わせ、焼物、小鉢、冷鉢、御飯、椀、水物。朝食とは思えない品数です。

もう一方の面には、食材の解説。梅干は小田原市下曽我の名産「十郎梅干」、海苔は有明海産、卵は横浜食彩卵、米は山形県産の「つや姫」と、どこの何を食べているのかが読むだけで分かります。

横浜食彩卵は「植物性の飼料のみで飼育された鶏卵、通常の卵に比べ生臭さが一切なく、ビタミンEは通常の5倍含有しています」との説明つき。QRコードを読み込むと、英語のメニューも確認できるようになっています。
いざ実食! ご飯が止まらなかった朝の膳
ここからは、実際に食べた順に紹介していきます。ひとりぶんのお膳に、共用の大皿がいくつか加わる構成でした。
釜炊きの「つや姫」と、信州仙台合わせの味噌汁
ご飯は山形県産「つや姫」の釜炊き。炊き上がった土鍋がそのままテーブルに置かれ、一粒ずつがつやつやと立っていました。
味噌汁は仙台味噌と信州味噌を合わせたもので、具は太もずくと焼き油揚げ、青葱。油揚げが香ばしくて、これだけでもご飯が進みます。

そして、この白米が本当においしかったです。おかわりを重ねて、結局ふたりとも二膳ずついただきました。「今日ぐらいおいしいご飯は、なかなか食べられない」という言葉が、そのまま出てきたほど。
焼き石で温める、有明海産の焼き海苔
共用の大皿でいちばん驚いたのが、木枠と金網でできた焼き海苔の器です。網の下には焼き石が仕込まれていて、まわりがほんのり温かくなっています。
海苔が湿気ないようにするための仕掛けだそうで、最後の一枚までパリパリのままでした。

専用の醤油につけて、白米を巻いて食べます。海苔だけで一膳いけてしまう危険な組み合わせでした。
焼物は相模湾産の干物 金目鯛の塩の焼き上がりがいい
焼物は、相模湾産の干物。仲居さんいわく、この日は金目鯛でした。開きにして焼かれていて、皮目がきれいに色づいています。

金目鯛といえば煮付けのイメージが強かったのですが、塩の焼き上がりがまた別物でした。身がふっくらしていて、白米との相性が抜群。骨だけ残してきれいに完食しました。
「濃厚!」と声が出た冷奴
ざるに笹の葉を敷いて出てくる冷奴は、糸掻き・生姜・葱の薬味と、専用のやっこ醤油つきです。

ひと口食べて、思わず「濃厚」と声が出ました。大豆の風味がしっかり残っていて、薬味をのせなくても十分においしい豆腐です。
畳いわしをのせた鉢物と、ご飯が進む付け合わせ
鉢物は、蓮根・カリフラワー・ズッキーニ・黄人参・ホワイトアスパラの茹で野菜。上に畳いわしがふわりとのっています。
この畳いわしを砕いて、野菜と一緒に酢味噌ダレにつけるのが、この宿のすすめる食べ方だそう。

付け合わせも充実していました。曽我十郎梅干、芥子茄子と沢庵、自家製ちりめん山椒煮、そして和牛の牛筋煮込み。煮込みは蒟蒻と白葱入りで、好みで一味をかけていただきます。
小鉢の横浜食彩卵の温玉には、二十日大根とグリーンレタス。デザートはバナナ・キウイ・パイナップルに、ヨーグルトとラズベリーソースという構成でした。
朝刊と食後の一服 前夜のケーキも、朝にもう一度
朝食の前には、日刊紙が客室に届いていました。添えられていたのは、その日の箱根の最高気温と最低気温を手書きで記した宿からのメッセージ。

食後の飲み物は、コーヒー・紅茶・煎茶から選べます。ホットとアイスも選べるので、この日は温かい煎茶と、アイスティーを一つずつお願いしました。
さらにうれしかったのが、前夜の夕食で出してもらった誕生日ケーキです。食べきれずに残してもらっていたのですが、朝食のタイミングでもう一度出してくれました。


緑を眺めながら、ケーキとお茶でひと息。ここまでで約55分、しっかり時間をかけた朝ごはんになりました。
このケーキが登場した前夜の京懐石は、全12品を提供順にレポートしています。
詳細はこちらから
【金乃竹 仙石原の夕食についてまとめています】
箱根『金乃竹 仙石原』の夕食は部屋食の京懐石12品!泡の塩と鮎の骨抜き体験を写真付きでレポ
金乃竹 仙石原の朝食で感じた良かった点・気になった点
実際に食べてみて、良かったところと、事前に知っておくといいなと思ったところを整理します。
【良かった点】
- 移動ゼロの部屋食:身支度をせずに、部屋着のまま席につけます。他の宿泊客と顔を合わせないので、朝が苦手な人ほどありがたい形式です。
- 白米が主役級:山形県産「つや姫」の釜炊きで、おかわりもできます。海苔・干物・ちりめん山椒と、ご飯が進むおかずがそろっています。
- 焼き海苔を温かく保つ器:焼き石入りの木箱で提供されるので、最後の一枚までパリパリのまま食べられます。
- 産地が分かる献立表:梅干、海苔、卵、米まで産地と特徴が書かれていて、読みながら食べるのが楽しいです。
- 食後の飲み物が選べる:コーヒー・紅茶・煎茶から、ホットとアイスも指定できます。
【気になった点】
- 牛筋煮込みは朝としてはこってりめ:和牛のうま味がしっかり出ている一方、脂が少し重いと感じる場面もありました。一味をかけると食べやすくなります。
- 品数が多く、時間がかかる:のんびり食べると1時間近くかかります。チェックアウトは11時なので、朝風呂も楽しみたいなら早めの時間に予約しておくと安心です。
金乃竹 仙石原の口コミ・評判
一休.comと楽天トラベルの口コミを確認しました。出典ページで確認できた原文から、短い一節を引用しています。
良い口コミ
特に!朝食の牛すじ煮込みには、感動モノです。メッチャ美味しかった。
一休.com:グレビさん(2026/5/27・原文より引用)
付け合わせの和牛牛筋煮込みは、この宿の朝食で名前が挙がりやすい一品のようです。私たちは朝としては少し重く感じましたが、味の濃さそのものは確かにしっかりしていました。
食事の食材は良いものを使って味は濃すぎず素材が生かされてます。
楽天トラベル:ホワイトピジョンさん(2026年5月16日・原文より引用)
献立表に産地が明記されていたとおり、素材そのものを味わわせる方向の味付けでした。冷奴や茹で野菜は、まさにその代表格です。
アメニティも素材にこだわりが感じられ お食事も最高ランクでした。
一休.com:毎月温泉行きますさん(2026/4/13・原文より引用)
食材の産地を一つずつ挙げる献立表は、こだわりが伝わる仕掛けだと感じました。
気になる口コミ
料理のクオリティもとても高いです。ただ、大食漢の私にとっては、もう少し量的ボリュームが欲しかったです。
一休.com:ブラックペアン2さん(2026/6/22・原文より引用)
量については、感じ方が分かれるところかもしれません。朝食に関して言えば、ご飯をおかわりできるので、しっかり食べたい人でも足りないということはありませんでした。
口コミまとめ
素材の質と味付けの上品さを評価する声が目立ちました。一方で、ボリュームを重視する人には物足りなく映る場合もあります。朝食については、ご飯のおかわりで調整できると考えておくとよさそうです。
まとめ 金乃竹 仙石原の朝食はこんな人におすすめ
金乃竹 仙石原の朝食は、白米をおいしく食べるための布陣が整った和朝食でした。
朝から人に会いたくない人、旅先でも自分のペースで食べたい人、そして「旅館の朝ごはんでご飯を何杯もおかわりしたい」人には、かなり相性がいいと思います。
逆に、洋食やビュッフェで好きなものだけを選びたいタイプの人には、少し物足りなく感じるかもしれません。一品ずつ運ばれてくる形式なので、食べる順番も含めて楽しむ気持ちで臨むのがおすすめです。
金乃竹 仙石原の基本情報
| 名称 | 金乃竹 仙石原(きんのたけ せんごくはら) |
| 所在地 | 〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原817-342 |
| 電話番号 | 0460-85-9200 |
| 朝食 | 地産地消の和朝食を客室で提供 |
| 夕食 | 本格京懐石を客室で提供(17:30/19:30の2部制) |
| チェックイン/アウト | 15:00/11:00(客室タイプ「帝」「姫」は14:00/11:30) |
| アクセス | 箱根湯本駅前の箱根登山バス3番のりばから桃源台行き(路線記号T)で約30分、台ヶ岳下車 徒歩約3分/車は県道75号沿い、台ヶ岳バス停前のコンビニ脇の坂道を上る |
| 駐車場 | 無料9台 |
| 公式サイト | https://kinnotake-resorts.com/kinnotake-sengokuhara/ |
▼ 金乃竹 仙石原の料金・空室をチェック
楽天トラベルで料金・空室を見る
一休.comで料金・空室を見る
じゃらんで料金・空室を見る
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]
※本記事は訪問時の情報をもとに作成しています。サービス内容や営業時間、料金等は変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトや店舗にご確認ください。
同じ滞在の宿そのもの、客室「煌」、夕食も、それぞれ別の記事にまとめています。金乃竹 仙石原の全体像が気になる方は、あわせてどうぞ。
箱根でほかの宿の朝食と比べたい方は、以前泊まった「ふふ箱根」の朝食レポートもどうぞ。こちらはレストランでの提供で、名物のカレーが並ぶスタイルでした。
関連記事はこちらから
【金乃竹 仙石原の宿泊レポート】
箱根『金乃竹 仙石原』に泊まってきた!全9室の露天風呂付き隠れ宿は、チェックインも食事もお部屋で完結でした
【泊まった客室「煌」を写真多めでレビュー】
【箱根・仙石原】金乃竹の客室「煌」に宿泊!95㎡フラットタイプの源泉掛け流し露天風呂と竹づくしの空間をレポ
【金乃竹 仙石原の夕食についてまとめています】
箱根『金乃竹 仙石原』の夕食は部屋食の京懐石12品!泡の塩と鮎の骨抜き体験を写真付きでレポ
【ふふ箱根の朝食についての体験レポ】
ふふ箱根の朝食は噂以上!ごはんが進む絶品おかずと名物カレーを実食レビュー
※この記事には、商品・サービスの広告リンクが含まれています。










































































コメントはこちら