「このイケメン誰?」Netflix『ガス人間』で俳優デビューしたUTA(内田雅樂)とは何者か 189cm・パリコレモデル・芸能一家…知れば知るほど規格外な28歳

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Netflixシリーズ『ガス人間』で俳優デビューを飾ったUTA(内田雅樂)は、本木雅弘と内田也哉子の長男で、祖父母に内田裕也・樹木希林を持つ28歳。12歳でスイスに単身留学し、バスケットボールで米大学に進学した後、2018年にパリコレでモデルデビューした。189cmの長身と”色のついていない真っ新な存在”が買われ、演技未経験ながら大型ドラマの主要キャストに抜擢された。
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Netflix『ガス人間』で初の演技に挑む
7月2日、Netflixシリーズ『ガス人間』全8話の世界独占配信が始まった。1960年公開の東宝特撮映画『ガス人間第一号』をリブートした本作は、自らの身体をガスに変化させ連続殺人を予告する”ガス人間”をめぐるクライムスリラーだ。脚本は『新感染 ファイナル・エクスプレス』のヨン・サンホ、監督は『岬の兄妹』『さがす』の片山慎三、VFXは『ゴジラ-1.0』の白組が手がける。
小栗旬、蒼井優、広瀬すず、林遣都、竹野内豊ら実力派が揃う中で、タイトルロールのガス人間を演じたのが、演技初挑戦のUTAだった。Netflixは抜擢の理由を「色のついていない真っ新な役者」と説明している。
6月29日に東京ミッドタウンで開かれた配信記念イベントで、UTA本人は「毎日が勉強会だった。皆さんの現場での立ち振る舞い、ストイックさも勉強させていただいた」と語り、役作りについては「片山監督と、どうやったらガス人間の異様感、無機質な感じを出せるのかを話した。人なのか生き物なのか。その得体の知れなさを衣装・メイク・歩き方・話し方・目線で作り上げていった」と振り返った。片山監督からは「瞬きをせずにしゃべってほしい。声のトーンはなるべく低く落として」と指示があったという。
芸能界屈指のサラブレッド
UTAの本名は内田雅樂(うちだ うた)。1997年10月1日生まれの28歳だ。
父は俳優の本木雅弘(60)、母はエッセイストの内田也哉子。祖父はロックミュージシャンの内田裕也(享年79)、祖母は女優の樹木希林(享年75)。日本芸能界でもまれに見る血筋の持ち主だが、幼少期から海外で育ったため、本人は芸能界とは距離のある生活を送ってきた。
7月1日放送のテレビ朝日系『徹子の部屋』に初出演した際、UTAは名前の由来を明かしている。「雅樂」の「雅」は父・本木雅弘から一文字を取り、名付け親は祖母の樹木希林。「楽観的に生きてほしい」という願いが込められている。
12歳でスイス、16歳で渡米、バスケで大学推薦
経歴は型破りだ。東京の西町インターナショナルスクールを経て、12歳で単身スイスへ。学費が世界最高水準で知られる名門ル・ロゼ学院に入学した。祖母・樹木希林が母の也哉子に「過保護はあまり子どもにとってよくない。早めに世間に送り出して成長させた方がいいんじゃないか」と提案したのがきっかけだった。
『徹子の部屋』でUTAは「欧州ではスポーツはサッカーが主流だが、小学生の時から続けていたバスケを一人で練習していた」と当時を振り返る。最終的には日本のプロリーグでプレーする夢を抱いていたという。
16歳からは米フロリダ州のIMGアカデミーに移り、バスケットボールに本格的に打ち込む。テニスの錦織圭やマリア・シャラポワも学んだスポーツ寄宿学校だ。実力が認められ、バスケ推薦でドミニカン大学カリフォルニア校に進学。日本バスケットボール協会の公式記録によれば、在学中にU-24日本代表候補の強化合宿にも選出されている。
祖母の一言でモデルの道へ、パリコレデビュー
大学2年の頃、長身と端正なルックスから「モデルを試してみたら」と周囲に勧められた。しかし本人はバスケ選手の夢を諦めきれず、迷いがあった。
背中を押したのは祖母・樹木希林の言葉だ。「服は自分を客観視できる。それは生きる上で大切なこと」。UTAはVOGUE JAPANのインタビューでこの言葉を引き、モデルを決心した理由として語っている。
2018年6月27日、パリ・コレクション春夏2019でランウェイデビュー。コムデギャルソン・オム プリュスとアンダーカバーの2ブランドに起用され、メディアは「本木雅弘の長男がパリコレデビュー」と大きく報じた。以降、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、東京と活動の場を広げる。2023年にはモデルの冨永愛が設立したエージェンシー「Crossover」に所属した。
父・本木雅弘が語った”覚悟”
7月1日の『徹子の部屋』では、芸能界で活動するにあたり父から「初めて厳しく言われた」場面も明かされた。
UTAによれば、本木からの言葉はこうだ。「芸能界っていうのは自分をさらけ出す仕事なので、決してそれは甘くない」。さらに「表の世界でやっていくには自分をさらす覚悟が必要で、常に学ぶ姿勢を持っていればいい」と伝えられたという。
同番組ではUTAが「反抗期は一切なかった」と親子関係の良好さも語っており、スポニチアネックスが報じている。
普段の父については「基本的には穏やかで、家では口数も少ない。人付き合いも少なくて、友達と飲みに行くとか聞いたことがない」と証言。昨年末の還暦祝いの食事会で、古くからの友人とフランクに話す本木の姿を初めて見て「家族全員が爆笑した。あまりにも違和感があった」と笑わせた。
視聴者の反応――「雰囲気がある」「初挑戦とは思えない」
配信開始から間もなく、X(旧Twitter)上には感想が相次いだ。「ガス人間役のUTAという役者さん、凄く雰囲気があって良い。なんかこれだけでこの作品の質が上がってるような」という投稿や、「UTAくんの演技素晴らしかった!」と称賛する声が並ぶ。
映画レビューサイトFilmarksには配信初日から580件超のレビューが集まり、「おもしろくて一気見した。UTAさんのガス人間役とってもよかった」と書き込む視聴者もいた。ある投稿では「朴訥ながら味のある棒読み(※褒めてます)」「初めて帝都物語の加藤保憲を見た時の衝撃を思い出した」と、嶋田久作を引き合いに出す独特の称賛も見られる。
一方、作品自体に対しては「サスペンスかホラーかスリラーか、全部中途半端に感じた」「YouTuberパートはいらない」など辛口の意見もある。ただしUTAの演技力そのものを否定する声は、現時点ではほとんど確認できない。”無機質で得体の知れない”キャラクター設定が、演技未経験の新人にとってプラスに働いた面はあるだろう。
バスケ代表候補からパリコレ、そしてNetflixへ
改めて経歴を並べると、異色さが際立つ。12歳でスイスに単身留学、16歳で渡米、バスケットボールのU-24日本代表候補に選ばれるほどの実力を持ちながらモデルに転身し、パリコレの舞台に立った。そして28歳でNetflixの大型ドラマに主要キャストとして出演する。
Netflixが求めたのは「色のついていない真っ新な役者」だった。芸能一家に生まれながら、12歳から海外で暮らし、スポーツの世界で鍛えられてきたUTAの経歴は、まさにその条件に合致したと言える。
2022年頃から俳優デビューを見据えてワークショップに通い始めていたことも、スポーツ報知が報じている。父・本木雅弘は報知新聞の取材に「3年越しでようやく」「ホッとした」と心情を明かした。
葵 徳川三代(2000年、NHK)に幼少期の子役として出演した記録はあるが、本格的な演技はこれが初めて。189cmの体格、モデルで培ったカメラ前での表現力、そして芸能界から距離を置いて育った”空白”が、得体の知れないガス人間という役に重なった。
次の出演作はまだ発表されていない。だが、世界配信のNetflix作品でデビューを飾ったことで、UTAの名前は国内外に広がり始めている。
[文/構成 by さとう つづり]






























































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