ブラックパンサー3、デヴィッド・ジョンソンがティ・チャラの息子役 クーグラー監督が続投

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マーベル・スタジオが7月25日(現地時間)、米サンディエゴで「ブラックパンサー3」を正式発表した。英国俳優デヴィッド・ジョンソン(32)がティ・チャラの息子役で新たな黒豹となる。監督はライアン・クーグラーが続投し、全米公開は2028年12月15日を予定している。
息子役はジョンソン、クーグラー監督が続投
マーベル・スタジオは7月25日(現地時間)、米サンディエゴで開かれた「コミコン・インターナショナル2026」のマーベル・スタジオ ホールHパネルで、「ブラックパンサー3」の製作を正式発表した。壇上に立ったのはスタジオ社長のケヴィン・ファイギ。ライアン・クーグラー監督や、シュリ役のレティーシャ・ライト、エムバク役のウィンストン・デュークも同じステージに並んだ。
主演には、ロンドン出身の俳優デヴィッド・ジョンソンが決定した。演じるのは、ティ・チャラ(故チャドウィック・ボーズマン)とナキア(ルピタ・ニョンゴ)の息子が成長した姿だ。物語の中で黒豹のマントを継ぎ、新たなブラックパンサーとなる役どころだという。
同じ発表では、名優デンゼル・ワシントンの参加も明らかになった。ワシントンにとって今回がMCU初参加となるが、演じる役柄は明らかにされていない。クーグラー監督はワシントンとの共演をかねて熱望していたとされる。
全米公開日は2028年12月15日に決まった。前作「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」(2022年)から、6年越しの続編となる。同じホールHパネルでは、ライアン・ゴズリングが新作「ゴーストライダー」の主演に決まったことも発表され、監督はショーン・レヴィが務めることも分かった。立て続けの大型発表に、会場は沸いた。
なぜ「息子」なのか 伏線はワカンダ・フォーエバーに
2018年公開の1作目「ブラックパンサー」は世界興行収入13億5000万ドルを記録し、翌年のアカデミー賞ではスーパーヒーロー映画として初めて作品賞にノミネートされた。主演のティ・チャラ役を演じたチャドウィック・ボーズマンは2020年8月、大腸がんのため43歳で死去した。マーベル・スタジオは追悼の意を込め、後継のティ・チャラ役に代役を立てない方針を貫く。「ワカンダ・フォーエバー」で新たなブラックパンサーとして立ったのは、シュリ(レティーシャ・ライト)だった。
物語の最後、シュリはハイチで暮らすナキアのもとを訪ねる。そこでナキアは、ティ・チャラとの間に授かった息子の存在を明かした。息子はハイチでの名を「トゥサン」と名乗っていたが、実の名はワカンダ流に「ティ・チャラ」だという。存在を伏せて育てられてきた息子が、初めて画面に姿を見せた瞬間だった。
今作ではこの息子の成長後が描かれる。大きな時間経過を挟み、幼子だったキャラクターを32歳のジョンソンが演じる年齢まで一気に進める構成のようだ。
デュークが語った信頼、ジョンソンの歩み
壇上でひときわ目を引いたのは、ジョンソンの様子だった。現地メディアによると、観客の拍手に包まれながら声を詰まらせ気味に「素晴らしいこのファミリーに感謝したい」と語ったという。
同じステージに立ったウィンストン・デュークも、後継への信頼を口にした。米バラエティ誌に「彼をアーティストとして信頼しているし、彼を選んだ人たちのことも信頼している。ライアン(・クーグラー)も、MCUの経営陣全体も信頼している。きっと素晴らしい作品になると思う」とコメントしている。デュークは山岳部族ジャバリを率いるエムバクを演じ、「ブラックパンサー」(2018年)から一貫してシリーズを支えてきた一人。「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018年)や「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)にも出演し、次回作「アベンジャーズ/ドゥームズデイ」への再登場も決まっている。
ジョンソンはロンドン出身。BBCとHBOが共同製作したドラマ「インダストリー」でガス・サッキー役を演じてブレイクし、2023年公開の「ライ・レーン」で映画デビューを果たした。2024年公開「エイリアン:ロムルス」ではアンドロイドのアンディ役を務め、2025年公開「ロングウォーク」にも出演するなど、ここ数年で主演級の役を重ねる。同年には英国アカデミー賞(BAFTA)の新人俳優賞も受賞している。
シュリ役のレティーシャ・ライトも続投が決まっており、ティ・チャラの死とその後を描いてきたシリーズは、次の世代へと物語を引き継ぐ。
会場に響いた「ワカンダ・フォーエバー」コール
発表の瞬間、ホールHの客席からは大きな歓声が起こった。会場からは「ワカンダ・フォーエバー」の掛け声も上がったという。
ボーズマンの死去から6年、シリーズの行方を案じてきたファンは多い。会場の熱気は、SNS上の反応にも広がった。
公開まで2年5カ月、次章への視線
全米公開まで、2年5カ月ほどの時間がある。撮影開始時期や日本での公開時期は、現時点で明らかにされていない。
クーグラー監督は「ブラックパンサー」(2018年)、「ワカンダ・フォーエバー」(2022年)に続き3作連続の指揮を執る。ティ・チャラの死を正面から描き、シュリの成長を軸にした前作から一転、次回作の主人公は新世代のキャラクターだ。
ジョンソンがどんな黒豹を見せるのか。公開までの間、続報を待つファンの視線はサンディエゴから世界へと広がっていく。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]


































































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