アベンジャーズ/ドゥームズデイ、コミコンで新映像初披露 デッドプールも乱入し出演直訴のサプライズ

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
マーベル・スタジオは7月25日(現地時間)、米サンディエゴのコミコン2026・ホールHで『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』(12月18日公開)の新予告を限定公開した。リード・リチャーズとドゥームの因縁を描く内容だ。会場にはデッドプール役のライアン・レイノルズが客席から飛び入り、出演を直訴する一幕もあった。
新予告が映すリードとドゥームの因縁
7月23日から26日まで米サンディエゴで開催中のコミコン2026では、現地時間25日午後5時30分(日本時間26日午前9時30分)からマーベル・スタジオが60分間のパネルを開いた。『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の新予告はこの会場限定で披露され、一般には公開されていない。
登壇したのはルッソ兄弟(アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ)とマーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギ、そしてリード・リチャーズ役のペドロ・パスカル、サム・ウィルソン役のアンソニー・マッキー、アントマン役のポール・ラッド、レッド・ガーディアン役のデヴィッド・ハーバーら主要キャストだ。シリーズは複数の宇宙が入り乱れるマルチバースを舞台にした最新作で、ロバート・ダウニー・Jrが本作からヴィランのドクター・ドゥーム役で加わる。
新予告はドゥーム(ダウニー・Jr)が玉座に腰掛ける場面で幕を開ける。スー・ストーム(ヴァネッサ・カービー)が「ヴィクターはずっと誰よりも賢い男だった。昔はまるで違う人間だった」とドゥームを語る場面を経て、ソー(クリス・ヘムズワース)、スティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)、シャン・チー(シム・リウ)、ロキ(トム・ヒドルストン)らヒーローが集結する。リード(パスカル)がドゥームに「全部お前がやったのか」と問い詰める場面もあり、二人の因縁が色濃くにじむ。ドゥームがソーの一撃を難なく防ぎ、魔術で吹き飛ばす場面も収録され、センチネルの大群が姿を見せたところで映像は締めくくられた。
原作コミックでもドゥームとリードは犬猿の仲として知られ、シリーズ屈指のライバル関係として描かれてきた。今回の新予告は、その因縁が映画版でどう描かれるかを示す最初の手がかりだ。
ホールHの壇上では、ケヴィン・ファイギが会場で待っていたファンからの質問として「『ドゥームズデイ』でリードとドゥームには過去の関係が明かされるのか」と尋ねると、パスカルが上機嫌に「ベスティーズ(親友)だよ!」と即答し、会場を沸かせた。深刻な因縁を映す予告編とは対照的な、軽妙な一幕となった(この時ダウニー・Jrも同じ壇上にいたが、この一問に共同で答えたわけではない。なお、パスカルは会期中のEntertainment Weekly単独取材では、ドゥームが引き起こした事態についてリード自身は責任を負わないという考えを語っており、こちらは「親友」とは別の話題である)。
マルチバース勢が集結、旧X-MENも合流
マーベル・スタジオは2025年のコミコンではホールHでのプレゼンテーションを見送っていた。キャスト陣のスケジュール調整に加え、公開時期を2026年5月から12月へ延期した経緯があり、今回はホールHへの復帰にあたる。『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』には、ミスティーク役のレベッカ・ロメイン、ビースト役のケルシー・グラマー、サイクロプス役のジェームズ・マーズデンら、20世紀フォックス時代のX-MENシリーズを支えたキャストの合流が決まった。マルチバースを軸にした物語構成で、過去シリーズのヒーローたちが本編に合流する。
パネルでは、ペギー・カーター役でヘイリー・アトウェルが新たに合流することも明らかになった。ホアキン・トレス役のダニー・ラミレス、エイヴァ役のハナ・ジョン=カーメン、ボブ役のルイス・プルマン、イエレナ・ベロワ役のフローレンス・パフら『サンダーボルツ』組も合流し、キャストの規模は既存のマーベル作品の中でも抜きん出る。
同じホールHのパネルでは、この他にも『アベンジャーズ/エンドゲーム』の劇場再上映版の新予告や、『ブラックパンサー3』『ゴーストライダー』に関する発表も相次いだ。『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は2026年12月18日に日米同時公開する。監督は『エンドゲーム』と同じくルッソ兄弟が務める。
客席からデッドプール乱入、出演直訴
パネルの終盤、客席からデッドプール役のライアン・レイノルズが灰色のスーツ姿で飛び入り、会場を沸かせた。レイノルズはキャストに「2つの質問がある」と切り出し、アントマン役のポール・ラッドを相手に、ソー役のクリス・ヘムズワースを引き合いに出しながら「どこ行った、なぜ泣いてるんだ」と『デッドプール&ウルヴァリン』のネタを飛ばした。
続けてレイノルズが放ったのは、「この映画の宣伝にはお金がかかっているように見える。撮影開始はいつなの」という『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』への直談判。ドゥーム役のダウニー・Jrはすかさず「撮影はもう終わってるよ。頭でもぶつけたのか」と切り返し、レイノルズの”出遅れ”をいじる一幕となった。
パネル終了後、レイノルズは自身のInstagramのストーリーを更新し、ホールHに現れたデッドプールが本人だったことを写真付きで明かした。デッドプールが『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』に実際に出演するかどうかは、7月26日時点で公式に発表されていない。それでも乱入劇そのものが、この日のパネル最大の見どころだった。
12月公開へ、残る注目ポイント
公開まで残り5カ月足らず。新予告で明かされたリードとドゥームの因縁、旧X-MENキャストの合流、ペギー・カーターの再登場と、整理すべき情報はすでに多い。
レイノルズの”直訴”は実現するのか。マーベル・スタジオは今回のコミコンで複数の発表を重ねており、公開までの数カ月で新たな情報が順次明らかになる見込みだ。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]


































































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