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創志学園、夏の岡山大会3回戦で逆転負け 8回に3失点、倉敷工業に5-6と競り負け

創志学園、夏の岡山大会3回戦で逆転負け 8回に3失点、倉敷工業に5-6と競り負け

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第108回全国高校野球選手権岡山大会3回戦が7月20日、倉敷マスカットスタジアムで行われた。春の中国大会を制していた創志学園は、8回を5-3とリードして迎える。だが、まさかの3失点を喫し、倉敷工業に5-6で競り負けた。倉敷工業はこれで2年連続のベスト8進出だ。

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リードの8回、まさかの3失点

創志学園は序盤から主導権を握っていた。2回、1死から5番・王と6番・栢菅が連続ヒットでチャンスを広げると、相手のエラーも絡んで2点を先制。4回には8番・衛藤のタイムリーで加点し、3-0とリードを広げた。だが、流れは6回から変わる。倉敷工業は3番・皆木のタイムリーと4番・川上のスクイズで着実に2点を返し、3-2の1点差に迫った。7回には主将で1番の野上がタイムリーヒットを放ち、再び1点差に詰め寄る。それでもリードを守ったまま、5-3として迎えた8回。創志学園にとって、この1イニングが命取りになった。

6月には中国の頂点に立っていた

創志学園は6月2日の春季中国地区大会決勝で石見智翠館を3-1で下し、4年ぶり3度目の優勝を果たしたばかりだった。中国5県の頂点に立ち、夏の岡山大会でも上位候補の一角に数えられていた実力校だ。春夏通算7回の甲子園出場を果たし、通算3勝を挙げてきた強豪でもある。対する県立倉敷工業も、この日の勝利で2年連続のベスト8進出をつかんだ。実力伯仲の両校がぶつかった一戦は、大会屈指の好カードだった。

満塁からの一球が明暗を分けた

試合を決定づけたのは8回だった。倉敷工業は川上と5番・田原が連続ヒットで満塁の好機をつくる。ここで打席に入ったのは、途中出場の8番・高橋。放った打球は内野ゴロだったが、創志学園守備陣の送球が乱れ、その間に3人の走者が一気に生還した。5-3の2点リードは、たった1本のゴロで消えた。スコアは5-6。序盤に築いた貯金を、終盤のわずかなほころびで失う結果となった。

倉敷工業、2年連続の8強へ

この勝利で倉敷工業は昨年に続き、2年連続となる岡山大会ベスト8進出を決めた。準々決勝ではブロックを勝ち上がった他校と対戦する。一方の創志学園は、春の中国王者という称号を手にしながら、夏の岡山大会は3回戦での敗退に終わった。8回にわずか1本のゴロから生まれた3失点が、大会屈指の実力校の明暗を分けた。

[文/構成 by スポーツライター 久遠(KUON)]

寄稿者

久遠(KUON)
WEBライター(主にスポーツ記事)経験7年。スポーツ、格闘技が好きで、ボクシング世界チャンピオンが主宰するジムに4年間在籍。自分でも練習を重ね、”3分”の過酷さと濃さを体で知る。観戦もライフワークで、会場には年4回ほど足を運ぶ。選手目線の実感とファン目線の熱量、その両方を武器に、試合の見どころやリングのリアルをライター経験を活かしてわかりやすく伝えます。

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