代木大和投手、巨人で支配下契約に復帰 背番号は岡本和真が着けていた「25」を継承

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巨人は7月20日、育成選手の代木大和投手(22)と支配下選手契約を結んだと発表した。2024年のトミー・ジョン手術を経て育成契約でやり直し、ファーム派遣先での好投で復帰をつかんだ。背番号は育成時代の「068」から、トロント・ブルージェイズへ移った岡本和真が前季まで着けていた「25」に決まった。
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育成から支配下へ、東京ドームで即1軍合流
巨人は20日、育成選手だった代木大和との支配下選手契約を正式に発表した。背番号は「068」から「25」に変わり、東京ドームで行われたこの日の巨人対広島戦に、代木は1軍合流して姿を見せた。
支配下選手とは、1軍公式戦への出場資格を持つ70人以内の登録選手を指す。育成選手はこの枠に入らず、出場できる試合が限られる立場だ。契約は基本的に単年で、毎シーズン更新される。代木の昇格で、育成選手からの支配下昇格は今季すでに7人目となった。5月のティマ、6月上旬までのルシアーノ、宇都宮葵星、平山功太、6月25日の笹原操希、7月6日の知念大成と、育成選手の支配下昇格が相次ぎ、支配下選手はすでに69人まで積み上がっていた。残る枠はあと1つ。その最後の1枠を、代木がつかみ取り、支配下選手は上限の70人に達した。
契約について、代木は「最後まで諦めることなくやろうと思っていたので、それが報われた」とほっとした様子を見せた。「本当にうれしい気持ちの反面、スタートラインに立てたので、2年間リハビリに費やしてきたものをしっかり出せればなと思います」とも語り、気持ちを引き締めた。
トミー・ジョン手術からの2年、最速156キロ
代木は愛媛県出身、甲子園でも実績を残してきた強豪・明徳義塾高から2021年のドラフト6位で入団した身長184センチの左腕投手だ。同年夏の甲子園にも出場した経験を持つ。プロ入り後に力をつけていったが、2024年に左肘の靱帯再建手術、いわゆるトミー・ジョン手術を受けた。2025年からは育成選手として再契約し、リハビリと調整の日々が続く。
2026年は3月31日から6月30日まで、ファームのハヤテベンチャーズ静岡へ派遣された。この間の成績は6勝4敗、防御率3.42。なかでも6月は3勝1敗、防御率0.27という数字を残した。25奪三振は地区でもトップの数字だったという。6月9日の中日戦では9回を118球で投げ切っている。被安打4の無失点投球で、自身初の完封勝利をつかんだ。自己最速を1キロ上回る156キロも計測し、着実に球威を上げてきた。
この内容が評価され、代木は6月度のファーム月間MVP賞(中地区)を受賞している。派遣を終えたあともファームで結果を残し続け、その積み重ねが支配下の切符につながった。支配下復帰の知らせは、ファームのロッテ戦を終えた直後に届いたという。
岡本和真が着けた「25」、メールで届いた激励
新背番号の「25」は、2018年から昨季まで巨人の4番を任されてきた岡本和真が着けていたナンバーだ。岡本は昨季限りでポスティング制度を使い、今年1月にトロント・ブルージェイズへの移籍を決めた。現在は背番号「7」を着けている。巨人の「25」は、亀井善行(2005~06年)、李承燁(2007~10年)、フィールズ(2011年)、村田修一(2012~17年)、そして岡本和真(2018~2025年)と、長距離砲が代々受け継いできた番号だ。投手が袖を通すのは珍しい。
昇格が決まった時点で空いていた番号は「7」「18」「25」「55」「83」の5つ。エース番号として知られる「18」を含め、いずれも歴代の主力選手にゆかりのある番号ばかりだったといい、その中から「25」が代木に用意された。
新しい番号について、代木は「驚いたのひと言ですけど」と率直な思いを口にした。「どの番号でもやることは変わらないので、その中でもいい番号をいただいた。しっかり恥じないようにやりたい」。番号の重みを受け止めたうえで、そう意気込みを語る。
岡本からはメールで激励が届いたという。「頑張ってほしい」と伝えられたといい、代木は「頑張りたい」と喜びをかみしめた。「一緒にリハビリをしていた時期もあった」とも明かし、「前につけていた和真さんに恥じない成績を残せるようにしたい」と力を込めた。かつて同じチームで肩を並べた先輩からの一言だけに、代木にとって重みも一段と増す。
支配下70人到達、次はマウンドでの結果
代木の昇格により、巨人の支配下選手は上限の70人に達した。育成契約での再出発、ファームでの派遣、そして支配下復帰という道のり。故障から2年、代木が積み上げてきたものが、確かな結果になった。
背番号「25」は、代木にとって重みのあるナンバーだ。かつての持ち主に恥じない成績を、と本人も口にした。もといたチームメートから届いた「頑張ってほしい」の一言も、これからの支えになるだろう。1軍のマウンドでどれだけ投げられるか。支配下復帰は、本人の言葉通り、あくまでスタートラインだ。育成での2年間で磨いた最速156キロが、1軍の打者相手にどこまで通用するかが問われる。
[文/構成 by スポーツライター 久遠(KUON)]




































































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