デルミス・ガルシア、阪神が獲得を発表、背番号94の右の大砲の経歴とどんな選手か整理

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阪神は7月21日、外野手デルミス・ガルシア(28)=四国IL高知=の獲得を発表した。背番号は94に決まった。マイナー通算132本塁打を誇る右打者で、2022年にはメジャーも経験している。今回の獲得で支配下選手は上限の70人に達した。
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獲得発表、背番号は94に決定
阪神は21日、新外国人選手としてデルミス・ガルシア外野手(28)=四国アイランドリーグ高知=の獲得を発表した。球団公式サイトによると、ガルシアはドミニカ共和国出身で1998年1月7日生まれ、右投右打、身長188cm・体重107kg。背番号は「94」に決まった。
発表を受け、ガルシアは入団会見に先立って甲子園での練習に参加した。球団によると、会見前の練習参加は異例だという。今回の獲得により、阪神の支配下選手登録は上限の70人に到達している。
阪神は先月に投手セベリーノを獲得したばかりで、支配下枠は69人まで埋まっていた。球団本部の竹内副本部長は今月上旬の取材に「決まったことがあればみなさんにお伝えします」と述べるにとどめていたが、外国人選手の補強期限とされる31日を前に、ガルシアとの契約合意にこぎ着けた。ガルシアは外国人選手のため、通常のドラフト会議を経ずにNPB球団と直接契約できる立場にあり、シーズン中の移籍が実現した形だ。
ヤンキース傘下から日本球界へ、遠回りの道のり
ガルシアは2014年、国際FA市場でヤンキースと契約金320万ドルで契約した超大型有望株だった。MLB公式サイトが同年の国際FA選手を格付けした際には1位に位置づけられ、アマチュア時代から規格外のパワーで早くから注目を集めていた。入団時は遊撃手だったが、体格の変化もあって三塁へ、その後は一塁や外野へと守備位置を移しながら育成された。
一方で課題も付きまとった。空振りの多さは10代の頃から指摘され、コンタクト面の粗さを克服できるかどうかが評価の分かれ目とされてきた。7年間マイナーで育成された後、2021年11月にヤンキースを退団している。
2022年3月にアスレチックスとマイナー契約を結ぶと、同年7月12日にメジャー初昇格を果たした。8月31日には対ナショナルズ戦で飛距離467フィート、打球速度110.6マイルの一発をアニバル・サンチェスから放ち、規格外の長打力を披露している。一方でメジャー39試合の出場では打率.207、5本塁打、20打点にとどまり、三振の多さも同時に露呈した。
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その後はナショナルズ傘下や独立リーグのチャールストン・ダーティーバーズを経て、今季から四国IL高知でプレーしていた。マイナー通算では636試合に出場し、509安打、132本塁打、357打点を記録している。
高知で開花、大谷から放ったヒットも
高知では40試合に出場し、打率3割1厘、18本塁打、43打点という好成績を残した。7月4日の前期最終戦では2打席連続本塁打を放ち、リーグの年間本塁打記録に並ぶ18号を記録している。
阪神との契約発表に際し、ガルシアは球団を通じて「このユニホームに誇りを持ち、球団、チームメート、そして阪神タイガースファンの皆さんの信頼に応えられるよう、全力で努力していく」とコメントした。入団会見では「デルミスと呼んでほしい」と呼び名を求め、「持ち味はパワー。チャンスを与えてもらえて本当に感謝しています」と語っている。
メジャー時代にはアスレチックス在籍時、当時エンゼルスの大谷翔平からヒットを放った経験もある。会見では日本への思いについて「昔からずっと日本に行きたいという気持ちがあった」とし、『HUNTER×HUNTER』とラーメンが好きだと明かすなど、日本文化への愛着をのぞかせていた。
SNSでは驚きと期待の声
発表は21日午後1時34分。平日の昼過ぎという時間帯もあり、SNS上には驚きと期待の両方が瞬く間に広がった。Full-Countによると「きたああああああああ」「え待ってまじ?」「急すぎて追いつけん」といった速報への驚きの声に加え、「高知でやってた成果を見せてくれ」「起爆剤になって」「優勝へのラストピース」など、即戦力への期待を寄せる声も相次いだという。「ようこそ」「震えて眠れ」と対戦相手を意識した投稿も見られ、新戦力の合流を歓迎するムードが広がった。
連覇へ、右の大砲がもたらすもの
阪神は2リーグ制以降、球団初となるリーグ連覇を目指す。ガルシアは外野手登録だが、一塁・三塁・左翼を守れる多才さも持ち合わせている選手だ。守備位置を選ばない起用のしやすさは、終盤戦の打線編成において大きな武器になり得る。
改めて経歴を整理すると、規格外の飛距離を誇る一方、アマチュア時代からメジャーまで一貫して三振の多さがついて回った選手でもある。高知での打率3割台、18本塁打という成績がどこまで日本の1軍で通用するか、実戦での見極めが必要になる。長打力のある右打者の追加戦力として、終盤戦の打線にどう組み込まれるか注目される。
背番号94を背負う新戦力が、まずは1軍合流後の実戦でどこまで結果を残せるか。その打撃が、連覇を目指す阪神の今後の起用を左右しそうだ。
[文/構成 by スポーツライター 久遠(KUON)]





































































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