JO1、9月のソウル公演チケット販売を延期 会場変更や中止も検討、公演可否の続報を待つ状況

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
JO1が7月21日、9月26・27日に韓国・ソウルで予定する公演「JO1DER SHOW 2026 ‘EIEN 永縁’ LIMITED EDITION IN SEOUL」のチケット販売延期を公式サイトで発表した。理由には「会場周辺の状況」を挙げ、会場変更や公演中止を含めた検討を進めているという。22日時点で公演の可否についての続報はまだない。
販売延期の理由は「会場周辺の状況」
JO1の公式サイトが7月21日に更新され、9月26日と27日にソウルのTICKETLINK LIVE ARENAで予定する公演「JO1DER SHOW 2026 ‘EIEN 永縁’ LIMITED EDITION IN SEOUL」について、チケット販売スケジュールの延期を発表した。
もともとは7月21日午後8時からJO1 OFFICIAL FANCLUB会員向けの先行受付、7月22日午後8時から一般販売を始める予定だった。公式サイトは「開催予定である公演場所周辺の状況と公演運営に必要な様々な環境を総合的に検討した結果、予定通りの公演を進行させることが非常に困難な状況であると判断しています」と説明し、両日程をいったん延期するとした。
対応方針としては「安全性を最優先に考慮し、会場変更および公演中止を含む様々な案を慎重に検討しています」とコメント。発表は一般販売開始のわずか1日前というタイミングで、22日時点でも会場変更の有無や公演実施の可否についての続報は出ていない。詳細は公式サイトやSNS、チケット販売サイトで改めて案内するとしている。
発端は6月3日の統一地方選挙、抗議デモが1カ月超続く
複数の媒体が延期の背景として伝えているのが、ソウルで長期化する抗議活動だ。韓国では6月3日に統一地方選挙が投開票され、ソウル市松坡区の投票所12カ所を含む全国16カ所で投票用紙が不足し、投票が一時中断する事態となった。この混乱を機に一部の有権者が不正選挙を主張し、再選挙を求める抗議デモが広がった。開票作業が終わる5日まで、投票箱の搬出を阻止しようとする有権者もいたと報じられている。中央選挙管理委員会は「再選挙の要件に該当しない」との立場を示しているが、抗議は収まっていない。
抗議デモの主な舞台となっているのが、ソウル市松坡区にあるオリンピック公園内のハンドボール競技場だ。現地では「蚕室(チャムシル)ハンドボール競技場」とも呼ばれ、JO1の公演会場であるTICKETLINK LIVE ARENAはこの施設の現在の名称にあたる。6月5日ごろから続く抗議活動は、選挙から1カ月半近くが経った7月下旬に入っても収束しておらず、会場周辺の安全確保が課題になっている。ただしJO1側の公式コメントに「デモ」「抗議活動」といった言葉は使われておらず、あくまで「会場周辺の状況」という表現にとどめている。
同じ会場で相次ぐ公演中止・会場変更
この会場をめぐっては、JO1以前にも他アーティストの公演が影響を受けてきた。歌手パクソジンは6月22日、7月4日・5日に同会場で予定していたアンコール公演の中止を発表している。音楽フェス「パークミュージックフェスティバル」も6月20日・21日の開催を控えた直前に会場変更を決め、同じ公園内にある別のステージへ分散して開催している。
一方で、東方神起のユンホは7月17日から19日まで同会場で予定していたソロコンサートについて、会場を近隣の蚕室室内体育館に変更したうえで開催し、3日間で1万人超を動員して無事に終えている。会場変更の場合はチケットの再発行が不要で、既存の予約情報のまま座席を割り当てる対応が取られた。韓国大衆音楽公演産業協会は施設の早期正常化を訴えており、施設運営側の損失は約2億8500万ウォン(日本円で3000万円超)と伝えられている。JO1の公演についても、中止ではなく会場変更で開催できる余地は消えていない。
2025年に韓国初単独公演、今回は2度目のソウルへ
JO1は2020年3月、オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」の最終順位上位11人でデビューしたグループだ。所属するLAPONE Entertainmentは吉本興業とCJ ENMの合弁会社で、韓国と縁の深い事務所でもある。2025年には海外6都市を回るワールドツアー「JO1DER SHOW 2025 ‘WHEREVER WE ARE’」で3月29日・30日にソウル公演を実施した。これがグループにとって韓国初の単独公演で、韓国語と日本語を交えたトークで客席を沸かせ、「BE CLASSIC」の韓国語歌唱をサプライズ披露している。今回はその翌年、単独では2度目となるソウル公演にあたる。
「EIEN 永縁」と題した今回のツアーは6月中旬に韓国公演の開催が発表され、6月30日からファンクラブ向けの個人情報提供同意の受付が始まるなど準備が進んでいた。9月の本番に向けてスケジュールが着実に組まれてきた中での延期発表だった。
会場変更か中止か、判断はこれから
現時点でJO1側が示しているのは「多角的な検討と慎重な議論を重ねている」という方針のみで、会場を変えて開催するのか、公演自体を取りやめるのかは決まっていない。9月26日・27日という日程を維持できるかどうかも定かではなく、公式からの続報を待つ状況が続く。
先行受付・一般販売がいずれも延期された状態のため、ファンは新たな販売スケジュールの案内を待つしかない。ソウル市内の抗議活動が今後どう推移するかで、公演の実施可否や会場の判断も左右されることになりそうだ。JO1と主催側の次の発表に注目が集まる。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]


































































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