奈良・吉野『くにす食堂』で古民家ランチ!3サイズ無料のふわとろオムライスを体験レポ

取材・編集:MEDIA DOGS 編集部/ © 2026 MEDIA DOGS
奈良県吉野町をドライブしていると、山と吉野川に囲まれた道路沿いに、ふいに現れる古民家があります。今回訪れたのは、築100年の元薬屋さんを改装した『くにす食堂』です。
7月中旬の日曜日、11時に到着し、週替わりランチとスイーツセットをいただきました。結論から言うと、卵がふわっと揺れるオムライスのおいしさはもちろん、席ごとに景色が変わる店内と、笑顔で柔軟に応じてくれた接客まで、また訪れたくなる理由がたくさんあるお店でした。
週替わりランチは1種類で、今回の価格は1,300円。オムライスは小・中・大の3サイズから追加料金なしで選べるので、食べたい量に合わせやすいのもうれしいポイントです。
この記事では、駐車場や店内の座席、実際に食べたオムライス、食後のアフォガード、敷地内にある『はなれのベーグル』まで、写真多めで詳しくレポートします。
築100年の元薬屋さんを再生した、吉野の『くにす食堂』
くにす食堂は、奈良県吉野郡吉野町窪垣内にある食堂・カフェです。道路沿いに建つ古民家が店舗で、周囲の山や川まで含めて、吉野らしい空気を感じられます。

公式案内では、築100年の元薬屋さんを改装し、地域の人が集まる場所を目指して始まったと紹介されています。古い建物の佇まいを残しながら、初めてでも入りやすい雰囲気です。

入口まわりには、縦看板や木の店名札、古い自転車を使ったOPENサインがありました。道路から建物を見落としそうな場所なので、看板を目印にすると見つけやすいです。


もうひとつ目を引いたのが、古い自転車に取り付けられたOPENの案内です。

こうした小さな工夫からも、古いものを大切に使うお店の空気が伝わってきます。
店舗の向かいへ目を向けると、吉野川と山の景色が広がっていました。

食事の前から、町なかのカフェとは違うゆったりした時間が始まります。
駐車場は店舗向かいの砂利スペースと、店舗脇の区画に用意されています。向かいの駐車場には木の「くにす食堂 P」看板がありました。


道路を挟んで移動するため、車を降りるときは往来を確認しましょう。店舗脇の区画も案内図で確認できます。
入口の黒板には、その週のランチ内容が手書きで案内されていました。

週ごとに献立が変わるので、訪れるたびに違う家庭料理と出会えそうです。
靴を脱いだ先は、席ごとに景色が変わる古民家空間
店内へ入ったら靴を脱いで上がります。畳の座敷、椅子のテーブル席、窓辺の低いテーブルなど、同じ店内でも座る場所によって見える景色が違いました。
店内全体の雰囲気が分かるよう、座席をいくつかの角度から見てみましょう。






私たちは先に到着できたため、中庭がよく見える窓側の座敷席を選びました。緑と離れの建物を眺めながら食事ができ、つい長居したくなる落ち着きがあります。

一方で、今回座ったテーブルは引き出しのような造りで、脚を奥まで入れにくい形でした。長く座ると脚が痛くなったので、座り方が気になる方は椅子席を選ぶと過ごしやすそうです。
入口側には、自家焙煎コーヒーの豆や器が並ぶカウンターもあります。

食事だけでなく、コーヒーを目当てに訪れたくなる雰囲気でした。
週替わりランチは1種類。木のメニューを開いて注文
席に置かれたのは、店の雰囲気になじむ木製のメニューです。手に取ったときの質感までやさしく、細部にもお店らしさを感じます。

週替わりランチは基本的に1種類です。今回の献立は、くにす食堂のオムライス、夏野菜のミネストローネ、自家製ドレッシングのサラダ、さゆりさんのお漬物、自家焙煎カフェラテ寒天でした。

献立が決まっているので、メニュー選びに迷わず、その週の料理を楽しめます。
訪問時の週替わりランチは1,300円。ランチの提供時間は11時から14時で、子どもランチや、ドリンク・スイーツの追加セットも案内されていました。

ランチドリンクセットは追加300円、ランチスイーツセットは追加600円でした。価格や内容は変更される可能性があるため、訪問時のメニューを確認してください。
14時以降はスイーツとドリンクをゆっくり楽しめます。自家焙煎コーヒーは豆の種類まで書かれていて、味の違いを選べるのも特徴です。


冷たい水出しコーヒーは4月から11月の季節メニューとして掲載されていました。
ふわっと卵にびっくり!3サイズから選べるオムライス
この日の主役は、週替わりランチのオムライスです。小・中・大の3サイズから追加料金なしで選べるとのことで、今回は中サイズをお願いしました。
中サイズでもしっかり満足のオムライス
お盆いっぱいに料理が並ぶ姿は、運ばれてきた瞬間からわくわくします。黄色い卵のオムライスを中心に、赤いミネストローネ、緑のサラダ、小鉢がそろい、彩りもきれいです。

スプーンを入れる前から卵がふるふると揺れ、食べてみると内側はやわらかく、想像以上のおいしさでした。中サイズでも十分なボリュームでしたが、食欲がある日なら大サイズにも挑戦できそうです。
サイズの違うオムライスが並ぶと、量の差がより分かりやすくなります。

たくさん食べたい人と少なめにしたい人が一緒でも、それぞれに合わせて頼めるのは便利です。
大きな具材のスープと、ひと皿ごとに丁寧な副菜
夏野菜のミネストローネは、きのこや野菜が大きめに入っていて、スープだけでも食べ応えがあります。サラダは野菜そのものの味が濃く、自家製ドレッシングがよく合っていました。
お漬物はしっかりした味付けで、ごはんの合間の箸休めにぴったり。食後のカフェラテ寒天はコーヒーの風味がきちんと感じられ、量もちょうどよかったです。
メインだけが目立つのではなく、スープから小さなデザートまで、ひとつずつ楽しめるランチでした。
ランチ時間のアフォガードにも笑顔で対応してくれた
ランチにスイーツセットを付け、水出しコーヒーとアフォガードをお願いしました。ところが、アフォガードは本来14時からのカフェタイムメニューです。
こちらが間違えて注文したにもかかわらず、スタッフさんは「時間があればお作りできます」と笑顔で対応し、実際に用意してくださいました。

アフォガードは自家焙煎らしいコーヒーの香りと味がしっかりしていて、冷たいアイスにかけても輪郭がぼやけません。水出しコーヒーもすっきり飲みやすく、食後まで満足感が続きました。
注文時から会計まで、スタッフさんは終始ていねいで、笑顔を絶やさない接客でした。柔軟な対応そのものだけでなく、こちらが気まずくならないよう自然に受けてくれたことが印象に残っています。
食後は『はなれのベーグル』へ。離れまで楽しめる
中庭の向こうには、『はなれのベーグル』があります。食堂とは別の建物で、古民家の離れを活かした小さなショップです。


入口から店内まで、母屋とは少し違う静かな雰囲気があります。食後にそのまま立ち寄れるのがうれしいです。

店内にはベーグルだけでなく、器や雑貨も並んでいました。

古い棚や梁が商品の雰囲気になじみ、見て歩くだけでも楽しい空間です。
ショーケースには、種類の違うベーグルがずらりと並んでいました。

ランチを楽しんだあとに、翌朝用やお土産用のベーグルを選べるので、1か所で過ごせる楽しみが広がります。




























































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