古橋亨梧、LAギャラクシーへ完全移籍 バーミンガムから5年契約、吉田麻也・山根視来と日本人トリオ

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米MLSのロサンゼルス・ギャラクシーは現地時間21日、イングランド2部バーミンガムから元日本代表FW古橋亨梧(31)の獲得を発表した。契約は2030-31シーズンまでの5年間で、P-1ビザの発給が条件となる。クラブには吉田麻也、山根視来がすでに所属しており、日本人3人目の加入となった。
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5年契約でMLS入り、ビザ発給が条件に
ロサンゼルス・ギャラクシーは現地時間21日、イングランド2部(チャンピオンシップ)のバーミンガム・シティから、元日本代表FW古橋亨梧(31)を完全移籍で獲得したと発表した。
契約期間は2030-31シーズンまでの5年間。ただし、外国人選手向けの就労ビザ「P-1」の発給が条件となっており、正式な合流はビザ取得の手続きを経てからになる。P-1ビザは、国際的に活躍が認められたプロスポーツ選手が米国で働くために必要な査証で、MLSに加入する海外選手の多くが取得を前提に契約している。
古橋は1995年1月20日生まれ、奈良県生駒市出身。ポジションはセンターフォワードで、独特の嗅覚でゴール前に飛び込む得点感覚を持ち味とし、日本代表としても長くゴールを重ねてきた実績を持つ。
セルティックで得点王、レンヌ・バーミンガムでは苦しんだ1年半
古橋は2021年7月、J1ヴィッセル神戸からスコットランドの名門セルティックへ完全移籍した。移籍1年目からリーグ戦20試合12得点と結果を残し、2022-23シーズンは36試合27得点をマークして得点王とリーグMVPを受賞している。日本人選手が欧州主要リーグの得点王に立ったのはこれが初めてだった。在籍3年半で公式戦165試合85得点を記録し、チームのタイトル獲得にも大きく貢献した。
転機は2025年1月だった。移籍金約19億円でフランス1部スタッド・レンヌへ活躍の場を移したが、出場機会に恵まれず、半年間でリーグ戦6試合、無得点に終わっている。
バーミンガム加入は2025年7月5日で、契約期間は3年だった。プレミアリーグの複数クラブからもオファーがあったとされるが、出場機会を最優先し、2026年W杯での日本代表入りを目指す考えから、あえてイングランド2部を選んだと報じられている。加入時には「大きい試合になればなるほど僕はより一層気合いが入るし、ゴールを決められるのはチームメイトのおかげ。ここでも同じ結果を残したいと思っている」と意気込みを語っていた。バーミンガムにはセルティック時代の元同僚である岩田智輝や、同じ夏に加入した藤本寛也もおり、当時も日本人3人が肩を並べていた。それでも古橋自身は得点が伸び悩み、出場を重ねながら結果を残せない状態が続いていた。
GM「日本代表やCLの経験をもたらしてくれる」、吉田・山根に続く3人目
LAギャラクシーのゼネラルマネージャー、ウィル・クンツは獲得にあたり「亨梧をLAギャラクシー、そしてロサンゼルスに迎えられることに興奮している。彼は日本代表やUEFAチャンピオンズリーグ、そして欧州で最高の国内リーグでプレーしてきた豊富な経験をもたらしてくれる」とコメントした。
LAギャラクシーには、DF吉田麻也とDF山根視来がすでに所属している。吉田は2023年8月に加入し、2024シーズンは主将としてチームをMLSカップ制覇に導いた。これはクラブにとって10年ぶり6度目の全米制覇で、吉田は2025年1月に2026シーズンまでの契約延長でも合意している。山根は2024年1月に川崎フロンターレから加入し、3年契約を結んでいた。古橋の加入により、LAギャラクシーに所属する日本人選手は3人となる。
古橋は2019年11月19日のベネズエラ戦で日本代表デビューを果たし、以降も代表戦でゴールを重ねてきた。直近では2025年3月のW杯アジア最終予選サウジアラビア戦に、73分から途中出場している。
バーミンガムでの退団の可能性は、今年に入ってから度々報じられていた。2月には指揮官のクリス・デイビスがMLS移籍の噂について問われ、「その話は出ている。もし検討しなければならない問題が起これば、移籍市場が開いている時と同じように選手を尊重するだろう」と述べ、完全には否定していなかった。7月中旬にも退団が近いとの報道が相次ぎ、現地時間21日の正式発表に至っている。
苦境からの再出発、MLSでゴールを取り戻せるか
セルティック時代に磨いたゴール前での嗅覚を、レンヌとバーミンガムでは十分に発揮できなかった古橋。舞台をアメリカに移す今回の移籍は、キャリアの立て直しを懸ける挑戦になる。
チャンピオンシップでは1年に満たない期間で移籍が決まった格好で、心機一転の場を求めた末の決断とみられる。吉田、山根という日本代表経験者がすでにチームにいる環境は、新天地での適応を後押しする材料になりそうだ。
P-1ビザの発給という手続きを経て、古橋がロサンゼルスのピッチに立つ日が待たれる。セルティックで一度は欧州の頂点に近づいたストライカーが、太平洋を渡った先でどんなゴールを積み重ねていくのか。吉田、山根という気心の知れた日本代表経験者に囲まれた新天地で、古巣で見せた得点感覚を取り戻せるか、今後の動向に注目が集まる。
[文/構成 by スポーツライター 久遠(KUON)]



































































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