松嶋尚美さん、実母の死去をインスタで報告 約4年7か月の同居介護を経て見送る

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
タレントの松嶋尚美さん(54)が7月20日、自身のインスタグラムを更新し、実母の死去を報告した。2021年12月から東京の自宅で同居し、4年7か月にわたり母を介護してきたという。「家族みんなで一緒に看取れました」とつづり、大阪での葬儀と初七日を終えたことも明かしている。
母の死去を報告「家族みんなで看取れました」
松嶋さんは7月20日、自身のインスタグラム(@nahomimatsushima)を更新し、実母が亡くなったことを明らかにした。投稿では「母が息を引き取りました。家族みんなで一緒に看取れました」とつづり、母の手を握る写真を添えている。
具体的な死去の日付や死因への言及はない。投稿時点ではすでに大阪での葬儀と初七日を終え、母の遺骨とともに東京へ戻ったことも報告した。初七日は、故人が亡くなってから7日目に営む法要で、葬儀と合わせて営まれることも多い。オリコンニュースやスポニチアネックスが同日中に速報し、翌21日には日刊スポーツやテレビ朝日系(ANN)も後追いで報じるなど、複数の媒体が大きく取り上げている。
子どもの卒業式や日常の一コマを明るく報告することが多かったインスタグラムでの発信だが、今回は一転して母との別れを伝える内容になった。
同居のきっかけは妹の病気だった
松嶋さんはこれまでも情報番組や雑誌の取材で、仕事や子育てをしながら母の介護に当たっている様子を明かしてきた。もともと大阪で暮らしていた母は、地元では松嶋さんの妹が介護を担っていたそうだ。母と離れて暮らしていた期間は30年近くにおよんでいたとされる。
妹の体調悪化がきっかけとなり、母は東京の松嶋さん宅に身を寄せることになった。2021年12月4日、母は正式に東京へ引っ越している。今回の投稿でも「母は2021.12.4に東京に引越し、その日から私の家族は5人になりました」と振り返った。子育てと仕事、介護を同時に担う「ダブルケアラー」としての日々が、そこから始まっている。情報番組でもその苦労を率直に語ってきた松嶋さんだ。
同居4年7か月で知った母の素顔
「まさか50歳をすぎて母と一緒の生活が始まるなんて夢みたい」。松嶋さんは投稿でそうつづり、同居を機に初めて知った母の一面にも触れている。両利きだったこと、チョコレートアレルギーがあったこと、そして自分を産んだのは35歳ではなく34歳だったこと。「昔の人は数え年で言うことに気づいた」と、年齢が食い違っていた理由も添えた。数え年は生まれた年を1歳とし、以降は元日のたびに1歳を加える日本の伝統的な数え方で、母の世代にはなじみが深い。長年離れて暮らしていた母娘だからこそ気づけたエピソードが並ぶ。
「4年と7か月、短い間だったけど、優しく強い母を何度も感じることができました」。色々な場所に一緒に出かけられたと振り返る一方、「後悔もあります。もっとたくさんの時間を一緒に過ごしたかったです」とも記した。手放しの明るさではなく、感謝と後悔がないまぜになった率直な言葉が並ぶ。
投稿の後半では、支えてくれた人たちの名前を一人ひとり挙げて感謝を伝えている。ケアマネジャーをはじめ、通っていた「なごやか参宮橋」、「クローバー参宮橋」と「クローバー広尾」のスタッフ、かかりつけの「おいかわ先生」、入院先だった東京逓信病院の関係者、そして友人や仕事仲間まで名前は多岐にわたった。「たくさんの皆さんのお陰で母は楽しい人生だったと思います」とつづり、「インスタを通じて母との生活を応援してくれてありがとう」とフォロワーへの感謝も添えている。長いお礼の一つひとつに、4年7か月の暮らしを支えた人の多さが表れていた。
投稿に2万件超の「いいね」
投稿には公開から1日足らずで2万件を超える「いいね」が集まり(7月21日午後時点)、転載先の複数のニュースサイトにもコメントが寄せられた。介護と仕事、子育てを両立してきた松嶋さんの発信に、同じ立場の人たちから共感する反応が広がっている。
松嶋さんはかつて、お笑いコンビ「オセロ」のメンバーとして活動していたタレントだ。コンビ名は、相方の中島知子さんとの肌の色の対比をオセロゲームになぞらえたもので、松嶋さんは「オセロの白い方」と呼ばれていた。2013年のコンビ解散後は、バラエティ番組を中心にタレント活動を続けている。最近は自身の介護体験をたびたび発信しており、今回の報告にも当事者としての実感がにじんだ。
遺骨とともに東京へ「また母の話を」
投稿の最後は「大阪での葬儀と初七日を終え、母の遺骨と共に東京に帰ってます。これからも一緒に過ごせます」という言葉で締めくくられている。
そのうえで「またどこかで母の話をできたらいいなぁ〜」ともつづった松嶋さん。悲しみのなかにも、母と過ごした4年7か月を穏やかな筆致で振り返る投稿となった。仕事と子育て、介護を重ねながら過ごした歳月の重みが、静かな言葉の端々ににじんでいる。大阪から東京へ戻った母との暮らしは幕を下ろしたが、松嶋さんの言葉のなかで、母との時間はこれからも生き続けていく。家族の日々をたびたび発信してきた松嶋さんにとって、今回の投稿もその延長線上にある記録となった。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]



































































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