白樺学園、東日本国際大昌平に1-2で甲子園初戦敗退 9回のビデオ検証でセーフに変更し勝ち越し打

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第108回全国高校野球選手権(夏の甲子園)1回戦、北北海道代表の白樺学園が福島代表の東日本国際大昌平に1-2で敗れた。9回二死一、二塁の場面で、白樺学園投手の牽制球の判定がビデオ検証でアウトからセーフに覆り、大会史上初の判定変更となった。直後の適時打で東日大昌平が勝ち越し、初出場初勝利を挙げている。
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9回、大会史上初の判定変更
試合は1回、東日大昌平が三塁手のエラーをついて1点を先制した。白樺学園は「6番・投手」で先発した村端勇心が、6回に自ら適時打を放って1-1の同点に追いついている。
勝負は9回表に動いた。二死一、二塁の場面で、白樺学園の2番手投手・後藤健(2年)が二塁へ牽制球を投げ、二塁走者は一度アウトと判定された。ここで東日大昌平がリクエスト(ビデオ判定)を要求。今大会3度目となる検証の結果、判定は覆ってセーフとなった。これが大会史上初めての判定変更だったという。
取り消された一死をやり直す形で二死一、二塁から試合が再開されると、直後に2番・入ケ町隼仁外野手(3年)が左前へ適時打を放ち、東日大昌平が2-1と勝ち越した。
完投の照沼投手、聖光学院撃破を経て甲子園へ
東日大昌平は、投手・照沼佑崇(3年)が141球を投げ切る完投でこの1点差を守り切った。9回を投げて許した失点はこの1点のみだった。福島大会決勝では前年覇者の聖光学院を破っての甲子園出場で、大会でも背番号1を背負う。最速148キロの直球に、縦横のスライダーを持ち味とする。
いわき市を拠点とする東日大昌平にとって、夏の甲子園は初出場での初勝利となった。いわき地区の学校の夏の勝利は、1975年の磐城以来51年ぶりだという。
白樺学園、2年ぶり5度目の出場も初戦敗退
北海道釧路市の白樺学園(北北海道)は7月20日の北北海道大会決勝でクラーク記念国際高校に7-3で快勝し、2年ぶり5度目の甲子園出場を決めていた。地区大会は全6試合で50得点をあげる打線が持ち味で、メンバーは2年生中心のチームだった。
6回に村端の適時打で追いついたものの、9回の1点を守り切れず敗退。甲子園通算成績は1勝5敗となった。
試合後、亀田直紀監督(39)はビデオ検証について「甲子園でやるなら、できれば地方大会でも」と提言した。地方大会では導入されていない制度だけに不慣れな部分があったといい、判定を待つ間に選手の集中を保つ難しさにも触れている。
リクエスト制度、判定が覆ったのは大会で初めて
高校野球では近年、ビデオ判定によるリクエスト制度が導入されている。今大会でもすでに複数回の検証が行われていたが、実際に判定が覆ったのは今回が初めてだった。1球の判定が、そのまま白樺学園の夏を終わらせる結果につながった。
2年生中心のチームで、地区大会では持ち前の打線が爆発した白樺学園。甲子園でも1点差の接戦を演じただけに、ナインにとっては悔しさの残る初戦敗退となった。
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[文/構成 by スポーツライター 高瀬翔吾]


































































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