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侍ジャパン、7日のロッテとの練習試合スタメン発表 1番正木・2番宗山、先発は金丸夢斗

侍ジャパン、7日のロッテとの練習試合スタメン発表 1番正木・2番宗山、先発は金丸夢斗

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侍ジャパンは11月6日、宮崎秋季キャンプ中に行う7日のロッテとの練習試合の先発メンバーを発表した。1番・一塁に日本シリーズMVPの正木智也(ソフトバンク)、2番・遊撃に宗山塁(楽天)が入り、4番は指名打者の山口航輝(ロッテ)。先発マウンドには中日の金丸夢斗が上がる。井口資仁監督が率いる新チームにとって、初めての実戦となる。

1番正木、2番宗山、4番山口 発表された打順

オーダーは6日の練習終了後、侍ジャパンが公式に発表した。報道の予想ではなく、チームが出したスタメンだ。試合は11月7日(土)13時開始予定で、会場はキャンプ地のひなたサンマリンスタジアム宮崎(宮崎市熊野)。

打順守備選手所属
1番一塁手正木智也ソフトバンク
2番遊撃手宗山塁楽天
3番左翼手西川史礁ロッテ
4番指名打者山口航輝ロッテ
5番三塁手渡部聖弥西武
6番右翼手度会隆輝DeNA
7番中堅手長谷川信哉西武
8番捕手松尾汐恩DeNA
9番二塁手庄子雄大ソフトバンク
先発投手-金丸夢斗中日

1番・正木と4番・山口は、キャンプ初日の11月3日に井口監督が起用方針を明かしていた。その間の2番と3番に入ったのが宗山と西川で、2人は2023年の日米大学野球選手権大会で大学日本代表としてプレーし、2024年には大学生のままトップチームに選ばれて欧州代表戦にも出ている。

3番・西川と4番・山口は、ふだん所属するロッテを相手に打席へ立つ。井口監督自身も2018年から2022年までロッテの監督を務めた。山口は11月3日、ロッテで監督と選手として過ごした日々について「4年間一緒にやらせていただきましたし、初めての代表にも選んでいただき嬉しいです。勝って恩返しをしたいです」と話している。

投手は金丸のあと、武内夏暉(西武)、石田裕太郎(DeNA)、竹丸和幸(巨人)と先発組がつなぎ、最終回を鈴木豪太(ソフトバンク)が締める予定だ。井口監督は「髙橋宏斗(中日)以外の先発4人と最終回に鈴木豪太(ソフトバンク)が投げます」と明言した。各投手2イニング前後を投げる計画で、エース格の髙橋宏は8日の広島戦に登板する予定と報じられている。

試合は入場無料で、練習試合の日はスタンドが10時に開く。天候などで予定が変わる場合がある。

井口ジャパンの初陣、ノーサインで選手の判断を見る

井口監督は6日の取材で、ロッテ戦ではサインをほとんど出さない考えを示した。走者が自分で次の塁を狙い、相手に足でプレッシャーをかける野球を目指しており、選手が状況をどう読んで動くかを確かめる場にする。国際大会で使うピッチコム(サインを伝える電子機器)やピッチクロックへの対応も、この試合で試す項目に入る。

キャンプでは6日にピッチコムを使った連係練習を行い、野手がブルペンに入って投手の球を打席から見る練習もあった。5日に正木と九谷瑠(楽天)、6日に佐々木俊輔(巨人)が27歳の誕生日を迎え、6日の練習前には井口監督からケーキが渡された。

キャンプは11月3日から9日まで。7日にロッテ、8日に広島と練習試合を行い、9日の練習で打ち上げる。

目標は11月12日開幕のアジアプロ野球チャンピオンシップ

この練習試合は、11月12日から15日まで東京ドームで開かれる「ラグザス アジアプロ野球チャンピオンシップ2026」に向けた調整だ。3回目となる大会には日本、韓国、チャイニーズ・タイペイ、オーストラリアの4チームが出場し、出場選手は「24歳以下」または「入団3年目まで」が条件で、29歳以下のオーバーエイジ枠は3人まで認められる。

侍ジャパンは10月7日に出場28選手を発表した。正木と山口、辰見鴻之介(広島)の3人がオーバーエイジ枠で、28人中23人はトップチームに初めて呼ばれた選手だという。井口監督は11月3日の初ミーティングで、チームの先にある目標を2028年のロサンゼルス五輪での金メダルとし、出場権がかかる2027年のプレミア12に向けて「ここにいる選手が1人でも多く招集されてほしい」と選手に伝えた。

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日本の1次リーグは3試合ある。

日時対戦テレビ・配信
11月12日(木)19:00チャイニーズ・タイペイ-日本Prime Video
11月13日(金)19:00日本-韓国テレビ朝日系列(一部地域を除く)、Prime Video
11月14日(土)12:00オーストラリア-日本テレビ朝日系列、BS朝日(リレー)、Prime Video

3位決定戦と決勝は11月15日(日)に行われ、日本が出場する場合はTBSテレビ系列が地上波で中継する。Prime Videoは日本戦以外の3位決定戦と決勝も配信する。

関連記事:アジアプロ野球チャンピオンシップ2026配信の解説陣発表 黒田博樹・高津臣吾・上原浩治ら

1番正木は日本シリーズMVP、宗山はけがから戻った2年目

1番を任された正木は、1999年11月5日生まれの27歳。慶應義塾高等学校から慶應義塾大学へ進み、2021年のドラフト2位でソフトバンクに入った。1軍での出場は2024年の80試合が最多だったが、プロ5年目の今季は101試合に出場し、打率.274、28本塁打、59打点。DeNAとの日本シリーズでは第3戦の延長10回にサヨナラ本塁打を放ち、ソフトバンクの4連勝での日本一に貢献して最高殊勲選手賞(MVP)に選ばれた。

その正木は6日、「ここまでやってきたことを出すだけです。自分らしい長打力と思いきりの良さを出していきたいです」と語っている。

2番の宗山は、広陵高等学校から明治大学を経て2024年のドラフト1位で楽天に入団した。ドラフトでは5球団が1位で重なり、楽天が交渉権を引き当てている。1年目の2025年は122試合で打率.260。2年目の今季は3月20日のオープン戦でヘッドスライディングをした際に左手を痛め、左手関節軟骨(TFCC)損傷と診断された。開幕から2軍で調整を続け、今季初めて1軍に登録されたのは7月3日だった。

出遅れを取り返すように、68試合で打率.278、8本塁打、27打点を残した。本塁打は1年目の3本を上回る。宗山は「状況によってはチームバッティングをしたいです」と話し、大学代表で一緒だった選手との再会に「僕たちの世代から盛り上げていければと思います」と意気込んだ。

先発の金丸はWBC経験の左腕、今季は160回超え

先発の金丸は2003年2月1日生まれの23歳。神戸市立神港橘高等学校から関西大学に進み、2024年のドラフト1位で中日に入団した。今年3月のWBCにも選ばれた左腕で、プロ2年目の今季は25試合に登板して5勝12敗、防御率2.91。投球回は160回2/3に達し、146個の三振を奪った。1年目の2025年は15試合で2勝6敗、防御率2.61。2年目は負けが先行した一方、投球回を96回2/3から大きく伸ばし、プロ初の完投も1度記録した。

今季最後の登板は9月25日のヤクルト戦で、実戦は約1か月半ぶり。4日には宮崎合宿で初めてブルペンに入り、65球を投げた。本人は「順調に調整ができています」と仕上がりを語り、登板に向けて「勝ちにこだわって、1つになって戦えるよう自分の投球をしていきたいです」と話した。まずは制球と、ピッチコム、ピッチクロックへの慣れを確かめる考えだ。

本番の初戦、12日のチャイニーズ・タイペイ戦の先発候補にも名前が挙がる。宮崎での2イニングは、その足場づくりとなる。

[文/構成 by スポーツ担当ライター 高瀬翔吾]

寄稿者

高瀬翔吾
Webメディアでスポーツ、エンタメ、時事ニュースなど、累計数千本の記事制作に携わってきたスポーツ系ライター。野球分野では、プロ野球の試合結果や選手の記録をはじめ、MLB、高校野球、ドラフト、移籍、契約更改などの記事を継続的に担当。数字や公式記録を基に情報を整理する記事を得意としており、結果を伝えるだけでなく、その記録が持つ意味や、選手・球団を取り巻く背景までわかりやすく解説することを心がけている。主な執筆分野は、プロ野球、MLB、高校野球、侍ジャパン、ドラフト、移籍情報。

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