侍ジャパン、アジアプロ野球チャンピオンシップのメンバー28選手を発表 西武から最多5人

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野球日本代表・侍ジャパンは10月7日、11月12日に東京ドームで開幕する「ラグザス アジアプロ野球チャンピオンシップ2026」の出場予定選手28人を発表した。内訳は投手13人、捕手3人、内野手7人、外野手5人。球団別では西武が最多の5人を送り込み、井口資仁監督の初陣を若手中心の顔ぶれで迎える。
投手13人・野手15人、井口監督の初陣メンバー
発表は10月7日、東京都内で行われた。侍ジャパンの新ユニホーム発表と同じ場で、井口監督と侍ジャパン強化委員会委員長を務める日本野球機構(NPB)の中村勝彦事務局長が登壇し、28人を発表した。
井口監督にとっては、7月25日の就任発表後、最初の公式大会になる。大会は2017年に始まり、2026年で3回目。日本は過去2大会をいずれも制しており、3連覇がかかる。
出場予定選手は次のとおり。背番号は侍ジャパンでの番号で、年齢は10月8日時点。オーバーエイジ枠の3人には(OA)を付けた。
投手(13人)
| 背番号 | 氏名 | 所属 | 年齢 |
|---|---|---|---|
| 11 | 吉田聖弥 | 中日 | 24 |
| 12 | 竹丸和幸 | 巨人 | 24 |
| 14 | 石田裕太郎 | DeNA | 24 |
| 16 | 武内夏暉 | 西武 | 25 |
| 19 | 髙橋宏斗 | 中日 | 24 |
| 21 | 金丸夢斗 | 中日 | 23 |
| 22 | 髙太一 | 広島 | 25 |
| 26 | 鈴木豪太 | ソフトバンク | 23 |
| 28 | 松本健吾 | ヤクルト | 27 |
| 45 | 九谷瑠 | 楽天 | 26 |
| 47 | 森田駿哉 | 巨人 | 29 |
| 52 | 篠原響 | 西武 | 20 |
| 56 | 中森俊介 | ロッテ | 24 |
捕手(3人)
| 背番号 | 氏名 | 所属 | 年齢 |
|---|---|---|---|
| 5 | 松尾汐恩 | DeNA | 22 |
| 7 | 小島大河 | 西武 | 22 |
| 33 | 進藤勇也 | 日本ハム | 24 |
内野手(7人)
| 背番号 | 氏名 | 所属 | 年齢 |
|---|---|---|---|
| 1 | 宗山塁 | 楽天 | 23 |
| 8 | 渡部聖弥 | 西武 | 24 |
| 10 | 佐々木泰 | 広島 | 23 |
| 25 | 庄子雄大 | ソフトバンク | 24 |
| 31 | 正木智也(OA) | ソフトバンク | 26 |
| 51 | 山口航輝(OA) | ロッテ | 26 |
| 54 | 山縣秀 | 日本ハム | 24 |
外野手(5人)
| 背番号 | 氏名 | 所属 | 年齢 |
|---|---|---|---|
| 4 | 度会隆輝 | DeNA | 24 |
| 6 | 西川史礁 | ロッテ | 23 |
| 44 | 佐々木俊輔 | 巨人 | 26 |
| 63 | 長谷川信哉 | 西武 | 24 |
| 69 | 辰見鴻之介(OA) | 広島 | 25 |
最年少は西武の篠原響(20)で、最年長は巨人の森田駿哉(29)。20歳から29歳まで、9歳の幅がある。
西武5人が最多、阪神とオリックスはゼロ
球団別に数えると、西武の5人が頭一つ抜ける。投手の武内夏暉と篠原響、捕手の小島大河、内野手の渡部聖弥、外野手の長谷川信哉と、投手・捕手・内野・外野の全ポジションから名前が挙がった。
| 球団 | 人数 | 選出選手 |
|---|---|---|
| 西武 | 5 | 武内夏暉、篠原響、小島大河、渡部聖弥、長谷川信哉 |
| 中日 | 3 | 吉田聖弥、髙橋宏斗、金丸夢斗 |
| 巨人 | 3 | 竹丸和幸、森田駿哉、佐々木俊輔 |
| DeNA | 3 | 石田裕太郎、松尾汐恩、度会隆輝 |
| 広島 | 3 | 髙太一、佐々木泰、辰見鴻之介 |
| ソフトバンク | 3 | 鈴木豪太、庄子雄大、正木智也 |
| ロッテ | 3 | 中森俊介、山口航輝、西川史礁 |
| 楽天 | 2 | 九谷瑠、宗山塁 |
| 日本ハム | 2 | 進藤勇也、山縣秀 |
| ヤクルト | 1 | 松本健吾 |
| 阪神 | 0 | ― |
| オリックス | 0 | ― |
3人を出したのは中日、巨人、DeNA、広島、ソフトバンク、ロッテの6球団。12球団のうち10球団から選ばれ、阪神とオリックスからの選出はなかった。
中日は投手3人がそろって選ばれた。吉田聖弥、髙橋宏斗、金丸夢斗と、投手陣13人のうち2割強を中日勢が占める。
出場資格は「24歳以下か入団3年目まで」、OAは正木・山口・辰見
この大会には独自の出場資格がある。選手登録は28人で、条件は「24歳以下」か「入団3年目まで」のどちらか。これに加え、29歳以下の選手を3人までオーバーエイジ枠で選べる。トップチームの主力をそのまま集める大会とは性格が異なり、アジアの若手有望株に国際経験を積ませる場として位置づけられている。
井口監督がオーバーエイジ枠で選んだのは、ソフトバンクの正木智也、ロッテの山口航輝、広島の辰見鴻之介の3人だった。
正木と山口について、井口監督は会見で「今年の活躍も素晴らしかったですし、年齢的にも若い選手をどんどん引っ張っていって欲しいです」と期待を口にした。チームの兄貴分として、若手を引っ張る役割を託した形だ。
辰見の選考理由はやや異なる。井口監督は「コーチも含めてのミーティングの中で、いろんな勝ちパターンを作りたいということで、辰見選手の足が必要になるということで選考させていただきました」と明かした。代走の切り札として、1点を取りにいく場面での起用を見込んだ人選だ。
首脳陣は9月29日までに固まっている。ヘッド兼打撃コーチに田口壮、投手コーチに大塚晶文と倉野信次、バッテリーコーチに村田善則、内野守備走塁コーチに本多雄一、外野守備走塁コーチに河田雄祐が就き、監督を含めて7人体制で臨む。
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井口監督「このチームでエースになることは間違いありません」
期待する選手を問われた井口監督は「全員に期待しています」と前置きした。そのうえで、投手陣では中日の髙橋宏斗(24)の名前を挙げる。
髙橋はWBCに2回、プレミア12に1回出場した経験を持つ。トップチームの国際大会を知る右腕について、井口監督は「このチームでエースになることは間違いありません」と言い切った。
髙橋と同じ中日の金丸夢斗(23)も、2026年3月のWBCで代表入りした左腕だ。WBCを経験した2人が先発の軸になれば、短期決戦の投手起用に計算が立つ。
井口監督はメンバー選考について、24歳以下が中心のカテゴリーであることから、次世代の侍ジャパンを背負っていく選手を選んだと説明した。そのうえで、特にオーバーエイジの3人は来年(2027年)のプレミア12に必要な選手だとも語っている。2027年のプレミア12は、2028年ロサンゼルス五輪の予選を兼ねる大会だ。
同じ会見では、オフィシャルサプライヤー契約を結んだニューバランスが手がける新ユニホームも披露された。新ユニホームに袖を通して登壇した井口監督は「ユニホームに込められたコンセプトや思いを聞いて身の引き締まる思いですし、生地も柔らかくて選手もパフォーマンスしやすい素材だと思います」と感想を語った。トップチームは11月の大会から、この新ユニホームを着用する。
関連記事:侍ジャパン、新ユニフォーム発表 ニューバランスと契約、ホームのテーマは「道」で帽子は「SJ」
11月12日に台湾戦で開幕、前回2023年は延長サヨナラで連覇
大会は11月12日から15日までの4日間、東京ドームで行われる。参加は日本、韓国、チャイニーズ・タイペイ、オーストラリアの4チーム。主催はNPBと韓国野球委員会(KBO)、中華職業棒球大聯盟(CPBL)、オーストラリア野球連盟(BA)の4団体だ。
予選は総当たりの3試合で、上位2チームが決勝へ進む。日本の日程は次のとおり。
| 日付 | 開始時刻 | 対戦 |
|---|---|---|
| 11月12日(木) | 19:00 | 日本 vs チャイニーズ・タイペイ |
| 11月13日(金) | 19:00 | 日本 vs 韓国 |
| 11月14日(土) | 12:00 | 日本 vs オーストラリア |
| 11月15日(日) | 11:00 | 3位決定戦 |
| 11月15日(日) | 19:00 | 決勝 |
日本は全試合で一塁側ベンチに入る。試合規定(予定)では、9回を終えて同点ならタイブレーク(無死一、二塁から開始)を採り、全試合でDH制を使う。ピッチクロックも導入される。規定は主催4団体の協議を経て最終決定する。
本番前には宮崎で事前合宿を張る。期間は11月3日から9日までで、会場はひなたサンマリンスタジアム宮崎。7日と8日には練習試合を組む予定だ。各チームの最終的な登録メンバーは、10月中旬に大会側から発表される。
前回2023年大会は、井端弘和監督の初陣だった。日本は予選3試合を全勝で勝ち上がり、11月19日の決勝で韓国と再戦。2-2のまま延長10回のタイブレークに入り、表に1点を勝ち越されたものの、その裏に坂倉将吾の犠飛で追いつき、門脇誠が三遊間を破るサヨナラ打を放った。スコアは4-3。4戦全勝で、2017年の第1回大会に続く連覇となった。
3年前は井端監督、今回は井口監督。新監督の最初の大会という巡り合わせは前回と同じだ。11月12日の台湾戦から、新しい侍ジャパンの戦いが始まる。
[文/構成 by スポーツライター 高瀬翔吾]









































































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